WordPressでアンケートフォームを作成する方法【プラグイン5選と実装手順】

「WordPressでアンケートを作りたいけど、どうすればいいの?」「プラグインがたくさんあって選べない…」そんな悩みを抱えていませんか?

実は、WordPressなら専用プラグインを使うことで、プログラミング知識がなくても簡単にアンケートフォームを作成できます。顧客満足度調査やイベント参加者アンケート、商品改善のための意見収集など、ビジネスに役立つアンケートが誰でも実装可能です。

この記事では、おすすめプラグイン5選の比較から具体的な実装手順まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。この記事を読めば、あなたのサイトに最適なアンケートフォームが今日から使えるようになります。


WordPressアンケートフォームとは?できることと活用シーン

WordPressアンケートフォームとは、WordPress上で動作する調査・投票機能のことです。専用プラグインを使うことで、コーディング不要でプロフェッショナルなアンケートを作成できます。

アンケートフォームで実現できる機能

WordPressのアンケートフォームでは、以下の機能が実現できます。

主な機能一覧
  • 選択式・記述式の質問設定:ラジオボタン、チェックボックス、ドロップダウン、自由記述欄など多様な質問形式に対応
  • 集計結果の自動グラフ化:回答データを円グラフや棒グラフで自動的に可視化し、分析を効率化
  • 回答データのCSVエクスポート:収集したデータをExcelやGoogleスプレッドシートで管理可能
  • 条件分岐機能:回答内容に応じて次の質問を変更する高度な設計
  • 期間限定設定:アンケートの開始日・終了日を指定して自動公開・非公開
  • スパム対策:reCAPTCHA機能で不正回答を防止

これらの機能により、企業の本格的な市場調査から個人サイトの簡単な投票まで、幅広いニーズに対応できます。特に集計の自動化により、手作業での集計作業が不要になり、業務効率が大幅に向上します。

ビジネスでの活用例

アンケートフォームは、さまざまなビジネスシーンで活用できます。

代表的な活用シーン
  • 顧客満足度調査:商品やサービスの満足度を5段階評価で収集し、改善点を特定
  • イベント参加者アンケート:セミナーやワークショップ後の感想収集、次回企画への反映
  • 商品・サービスの改善提案収集:ユーザーの要望や不満点を自由記述で収集し、開発に活用
  • 従業員エンゲージメント調査:社内の満足度や働きやすさを匿名で調査
  • キャンペーン応募フォーム:プレゼント企画の応募と同時に顧客データを収集

例えば、ECサイト運営者なら購入後アンケートで商品改善のヒントを得られますし、コンサルタントならクライアントの課題をヒアリングするツールとして活用できます。データに基づいた意思決定が可能になるため、ビジネスの成長に直結します。


WordPressアンケート作成の3つの方法を比較

WordPressでアンケートを作成する方法は大きく3つあります。それぞれの特徴を理解して、目的に合った方法を選びましょう。

方法1:専用プラグインを使う(推奨)

最も推奨される方法は、WordPress専用のアンケートプラグインを使用することです。

メリット
  • プログラミング知識不要で誰でも簡単に作成可能
  • ドラッグ&ドロップで直感的に質問項目を追加
  • デザインテンプレートが豊富でプロフェッショナルな見た目
  • 自動集計・グラフ化機能で分析が効率的
  • WordPressとの完全統合でサイトデザインに自然に溶け込む
デメリット
  • プラグインの選定に時間がかかる場合がある
  • 高度な機能は有料版が必要なケースも
  • プラグインの更新管理が必要

初心者から上級者まで、最もバランスが取れた方法です。後述するWPFormsやWP-Pollsなどを使えば、インストール後10分程度でアンケートを公開できます。

方法2:Googleフォームを埋め込む

Googleフォームを作成し、WordPressに埋め込む方法もあります。

メリット
  • 完全無料で制限なく使用可能
  • Googleアカウントがあればすぐに開始できる
  • Googleドライブで回答データを自動保存・管理
  • スプレッドシートと連携して高度な分析が可能
  • プラグインのインストール不要
デメリット
  • デザインのカスタマイズに制限がある
  • サイトデザインとの統一感が出しにくい
  • Googleのブランディングが表示される
  • iframe埋め込みのためSEO効果が限定的

コストを抑えたい場合や、既にGoogleワークスペースを活用している場合におすすめです。ただし、サイトの世界観を重視する場合は専用プラグインの方が適しています。

方法3:自作(コーディング)

PHPとJavaScriptでアンケートシステムを自作する方法です。

メリット
  • 完全カスタマイズが可能で独自仕様を実装できる
  • データベース設計を自由に行える
  • プラグインへの依存がなくサイト軽量化
  • セキュリティを自社基準で管理できる
デメリット
  • PHP、JavaScript、MySQLの専門知識が必須
  • 開発に数週間から数ヶ月かかる場合がある
  • セキュリティ対策を自分で実装する必要がある
  • メンテナンスコストが高い

エンジニアリングリソースが豊富な企業や、既存システムとの連携が必要な特殊なケース以外は、プラグインの使用を強く推奨します。


おすすめWordPressアンケートプラグイン5選【機能・料金比較表付き】

実際に使えるおすすめプラグイン5つを、特徴・料金・向いているユーザーとともに詳しく解説します。

WPForms – 初心者に最もおすすめ

WPFormsは、600万以上のサイトで使用されている最も人気のあるフォームプラグインです。

特徴と強み: WPFormsの最大の強みは、直感的なドラッグ&ドロップエディターです。コーディング知識がなくても、マウス操作だけで複雑なアンケートを作成できます。日本語にも完全対応しており、管理画面もわかりやすく設計されています。

Survey & Pollsアドオンの機能:

  • リアルタイムの回答モニタリング
  • 美しいグラフレポート(円グラフ・棒グラフ)
  • 個別回答の詳細確認機能
  • Likertスケール(5段階評価)対応
  • Net Promoter Score(NPS)測定

料金プラン:

  • 無料版:基本的なフォーム作成機能
  • Proプラン:年間約$199.50〜(Survey & Polls含む)
  • Businessプラン:年間約$299.50〜(複数サイトで使用可能)

向いているユーザー: WordPressを始めたばかりの初心者から、本格的な市場調査を行いたい企業まで幅広く対応できます。特に「簡単さ」と「機能性」のバランスを求める方に最適です。

WP-Polls – シンプルで手軽な投票機能

WP-Pollsは、シンプルな投票・アンケート機能に特化したプラグインです。

特徴と強み: 軽量で動作が速く、サイトのパフォーマンスに影響を与えません。設定画面がシンプルで、初めてでも迷わず使えます。単一選択・複数選択の両方に対応しており、ブログやニュースサイトの簡易投票に最適です。

複数回答・期間設定の方法:

  • 管理画面から「Allow Multiple Answers」を有効化
  • 開始日時・終了日時を設定して自動公開・非公開
  • 投票結果の公開/非公開を選択可能
  • IPアドレスベースの重複投票防止機能

料金プラン: 完全無料で使用できます。有料版はなく、すべての機能が無料で提供されています。

向いているユーザー: ブログ記事内に簡単な投票を設置したい方、コストをかけずに読者の意見を収集したい個人ブロガーに最適です。複雑な集計は不要で、シンプルに「どちらが好き?」といった投票を行いたい場合におすすめです。

Contact Form 7 – 既存ユーザーにおすすめ

Contact Form 7は、日本で最も使われているお問い合わせフォームプラグインです。

特徴と強み: 既にContact Form 7を使っている場合、追加のプラグインなしでアンケート機能を拡張できます。フォーム生成用のタグをテキストで記述する方式なので、カスタマイズの自由度が非常に高いです。

アンケート用拡張方法:

  • チェックボックス・ラジオボタン・ドロップダウンメニューを組み合わせ
  • 条件分岐表示には「Conditional Fields」プラグインを追加
  • 「Flamingo」プラグインで回答データをWordPress内に保存
  • メール送信機能でリアルタイムに回答を受信

料金プラン: 完全無料です。有料の拡張プラグインもありますが、基本機能はすべて無料で使えます。

向いているユーザー: 既にContact Form 7を使用していて、新しいプラグインを増やしたくない方に最適です。ある程度の技術知識があり、コードを触ることに抵抗がない中級者向けです。

Quiz And Survey Master – 高度な分岐質問に対応

Quiz And Survey Masterは、クイズとアンケートの両方に対応した多機能プラグインです。

特徴と強み: 条件分岐やロジックジャンプ機能が充実しており、回答内容によって次の質問を変えるような複雑なアンケートを作成できます。パーソナリティ診断や適性テストなど、エンターテインメント性のあるコンテンツも制作可能です。

クイズ機能との連携:

  • 正解・不正解の判定機能
  • スコア計算と結果ページの自動生成
  • タイマー機能で制限時間を設定
  • 証明書の自動発行(有料版)
  • リードキャプチャー機能で見込み顧客情報を収集

料金プラン:

  • 無料版:基本的なアンケート・クイズ作成
  • Proプラン:年間約$129〜(高度な分岐・証明書発行など)

向いているユーザー: 教育サイトや研修プログラムを提供する企業、マーケティングファネルの一部として診断コンテンツを活用したい方におすすめです。

YOP Poll – 無料で始めたい方向け

YOP Pollは、完全無料で使える投票・アンケートプラグインです。

特徴と強み: 無料版でも多くの機能が使えるコストパフォーマンスの高さが魅力です。投票結果をリアルタイムで表示できるため、読者のエンゲージメントを高める効果があります。

基本的な集計機能:

  • 投票結果の棒グラフ表示
  • パーセンテージ自動計算
  • 総投票数の表示
  • 回答者のIPアドレス・Cookie管理で重複防止

料金プラン:

  • 無料版:基本機能がすべて利用可能
  • Proプラン:年間約$29〜(より高度なデザインカスタマイズ)

向いているユーザー: 予算をかけずにアンケート機能を試してみたい方、個人ブログやスタートアップ企業に最適です。まずは無料で始めて、必要に応じて有料プランにアップグレードできます。

プラグイン比較表(一覧)

プラグイン名使いやすさ料金集計機能日本語対応おすすめ度
WPForms 無料〜$199.50/年グラフ・CSV
WP-Polls 完全無料基本集計
Contact Form 7 完全無料プラグイン追加で対応
Quiz And Survey Master 無料〜$129/年詳細レポート
YOP Poll 無料〜$29/年基本集計
選び方のポイント
  • 初心者で多機能を求める → WPForms
  • シンプルで無料 → WP-Polls
  • 既存フォーム活用 → Contact Form 7
  • 高度な条件分岐 → Quiz And Survey Master
  • コスト重視 → YOP Poll

WPFormsでアンケートフォームを作成する手順

最も人気のあるWPFormsを使った具体的な実装手順を、初心者の方でもわかるように解説します。

ステップ1:WPFormsのインストールと有効化

まずはプラグインをインストールしましょう。

WordPressダッシュボードからの導入方法:

  1. WordPressにログインし、左メニューから「プラグイン」→「新規追加」をクリック
  2. 検索ボックスに「WPForms」と入力
  3. 「WPForms Lite」が表示されたら「今すぐインストール」をクリック
  4. インストール完了後、「有効化」ボタンをクリック

Survey & Pollsアドオンの追加: アンケート機能を使うには、有料版の「Survey & Polls」アドオンが必要です。WPFormsの公式サイトからProライセンス以上を購入し、管理画面の「WPForms」→「Addons」から「Survey & Polls」を有効化します。無料版でも基本的なフォームは作成できますが、グラフレポートなどの高度な機能には有料版が必要です。

ステップ2:新規アンケートフォームの作成

プラグインの準備ができたら、実際にアンケートを作成します。

テンプレート選択の方法:

  1. 左メニューから「WPForms」→「新規追加」をクリック
  2. テンプレート一覧から「Survey Form」または「Poll Form」を選択
  3. フォーム名を入力(例:「2025年顧客満足度調査」)
  4. 「フォームを作成」ボタンをクリック

ドラッグ&ドロップでの質問項目追加: 左側のフィールド一覧から、追加したい項目を中央のキャンバスにドラッグ&ドロップします。利用できる主な項目:

  • Likert Scale:5段階評価(満足度調査に最適)
  • Multiple Choice:単一選択(ラジオボタン)
  • Checkboxes:複数選択可能
  • Rating:星評価(1〜5つ星)
  • Paragraph Text:自由記述欄

項目を追加後、右側のパネルで質問文を編集します。

ステップ3:質問項目の設定とカスタマイズ

各質問項目を詳細に設定していきます。

単一選択・複数選択・記述式の設定:

  • 単一選択:Multiple Choiceフィールドを使用し、選択肢を「選択肢1」「選択肢2」のように追加
  • 複数選択:Checkboxesフィールドで複数回答を許可
  • 記述式:Paragraph Textフィールドで長文回答欄を設置

必須項目・条件分岐の設定方法: 各フィールドをクリックし、右パネルで以下を設定:

  • 「Required」チェックボックスをONにすると必須項目に
  • 「Conditional Logic」をONにすると、特定の回答があった場合のみ次の質問を表示できる
    • 例:「商品を購入した」と回答した人にのみ「満足度」を質問

デザインのカスタマイズ: 「Settings」→「Styling」から、フォーム全体のデザインを調整できます。ボタンの色、フォントサイズ、フィールドの幅などをカスタマイズして、サイトデザインに統一感を持たせましょう。

ステップ4:アンケートフォームの埋め込み

作成したアンケートをサイトに表示させます。

固定ページ・投稿への挿入方法:

  1. 埋め込みたいページまたは投稿を開く
  2. ブロックエディタで「+」ボタンをクリック
  3. 「WPForms」ブロックを検索して追加
  4. ドロップダウンから作成したアンケートフォームを選択

ショートコード・ブロックエディタの使い方: クラシックエディタを使用している場合は、ショートコードで埋め込みます。WPFormsの編集画面右上に表示される[wpforms id="123"]のようなコードをコピーし、表示したい場所にペーストするだけです。ウィジェットエリアやサイドバーにも同様に設置できます。

ステップ5:回答結果の確認と集計

アンケートが公開されたら、回答を確認・分析します。

ダッシュボードでの回答確認: 左メニュー「WPForms」→「Entries」から、すべての回答を一覧表示できます。個別の回答をクリックすると詳細が確認でき、必要に応じて印刷やPDF保存も可能です。

グラフ・レポート機能の活用: 「WPForms」→「Analytics」→「Survey Reporting」で、回答データを自動的にグラフ化します。円グラフや棒グラフで視覚的に傾向を把握でき、経営会議や報告資料にそのまま使えます。期間指定での集計や、質問別の詳細分析も可能です。

CSVエクスポートの方法: 「Entries」画面上部の「Export」ボタンをクリックし、CSV形式でダウンロードします。ExcelやGoogleスプレッドシートで開いて、さらに詳細な分析やクロス集計を行えます。顧客管理システムへのインポートも簡単です。


WP-Pollsでシンプルな投票機能を実装する方法

シンプルな投票機能だけが必要な場合は、WP-Pollsがおすすめです。

インストールと基本設定

WP-Pollsのインストール手順は他のプラグインと同様です。WordPress管理画面から「プラグイン」→「新規追加」で「WP-Polls」を検索してインストール・有効化します。

有効化後、左メニューに「Polls」という項目が追加されます。ここから投票の作成・管理・設定を行います。基本設定では、投票結果の表示方法(パーセンテージ・票数)や、重複投票の防止方法(Cookie・IPアドレス)を選択できます。

投票項目の作成と公開

「Polls」→「Add Poll」から新しい投票を作成します。

投票の作成手順:

  1. 投票の質問文を入力(例:「あなたの好きなWordPressテーマは?」)
  2. 選択肢を追加(例:「Lightning」「Cocoon」「SWELL」など)
  3. 開始日時・終了日時を設定(任意)
  4. 「Add Poll」ボタンをクリックして保存

作成した投票は、ショートコード[poll id="1"]をページや投稿に貼り付けることで表示できます。サイドバーウィジェットにも設置可能で、すべてのページに投票を表示することもできます。

投票結果の表示カスタマイズ

投票結果の見せ方を工夫することで、ユーザーエンゲージメントが向上します。

「Polls」→「Poll Options」から、以下の設定が可能です:

  • 投票前に現在の結果を表示するか非表示にするか
  • 投票後に結果を即座に表示するか
  • 結果表示のスタイル(棒グラフ・数値のみ)
  • 投票ボタンのテキストカスタマイズ

CSSを編集できる方は、wp-polls.cssファイルをカスタマイズして、サイトデザインに完全にマッチさせることも可能です。


Googleフォームを埋め込む方法【コード不要】

コストをかけずにアンケートを実施したい場合は、Googleフォームの埋め込みが有効です。

Googleフォームでアンケート作成

まずはGoogleフォームでアンケートを作成します。

  1. Googleフォーム(https://forms.google.com)にアクセス
  2. 「空白」または「テンプレート」から新規フォームを作成
  3. 質問を追加(記述式・選択式・チェックボックスなど)
  4. 必須回答の設定や質問の並び順を調整
  5. デザインテーマで色やフォントをカスタマイズ

Googleフォームの利点は、回答が自動的にGoogleスプレッドシートに保存され、リアルタイムで集計グラフが生成されることです。

WordPressへの埋め込み手順(iframe・プラグイン)

作成したGoogleフォームをWordPressに埋め込む方法は2つあります。

方法1:iframeで直接埋め込み

  1. Googleフォーム編集画面右上の「送信」ボタンをクリック
  2. 「< >」(埋め込みHTML)タブを選択
  3. 表示されたiframeコードをコピー
  4. WordPressの投稿/ページでカスタムHTMLブロックを追加
  5. コピーしたiframeコードを貼り付け

方法2:プラグインを使用 「Google Forms」プラグインをインストールすると、ショートコードで簡単に埋め込めます。フォームIDを指定するだけで、レスポンシブ対応の綺麗な表示が可能です。

レスポンシブ対応の調整方法

iframeで埋め込んだGoogleフォームは、デフォルトでは固定サイズのため、スマホで見づらい場合があります。

レスポンシブ対応のための調整:

.google-form-container {
  position: relative;
  padding-bottom: 100%; /* 高さの調整 */
  height: 0;
  overflow: hidden;
}
.google-form-container iframe {
  position: absolute;
  top: 0;
  left: 0;
  width: 100% !important;
  height: 100% !important;
}

このCSSコードを追加CSSやテーマファイルに記述することで、どの画面サイズでも最適に表示されるようになります。


アンケート回答率を上げる5つのコツ

せっかく作成したアンケートも、回答してもらえなければ意味がありません。回答率を高めるための実践的なテクニックを紹介します。

質問数は最小限に(5〜10問が目安)

質問数が多すぎると、回答者が途中で離脱してしまいます。

最適な質問数の目安:

  • 簡易アンケート:3〜5問(所要時間1〜2分)
  • 標準的なアンケート:6〜10問(所要時間3〜5分)
  • 詳細調査:11〜15問まで(所要時間5〜10分)

データによると、質問数が10問を超えると回答率が約30%低下します。本当に必要な情報だけを厳選し、「あったらいいな」程度の質問は削除しましょう。冒頭に「所要時間:約3分」と明記することで、回答者に心理的な安心感を与えられます。

選択肢はシンプルで分かりやすく

複雑な選択肢や曖昧な表現は、回答者を混乱させます。

良い選択肢の作り方:

  • 具体的な表現:「やや満足」より「満足度4/5」
  • 選択肢数は5〜7個まで:多すぎると選びにくい
  • 相互排他的:重複しない明確な選択肢
  • 「その他」欄の設置:想定外の回答を拾う

悪い例:「あなたは当社の製品やサービス、カスタマーサポートなどを総合的に判断して満足していますか?」 良い例:「当社の製品に満足していますか?」「カスタマーサポートの対応に満足していますか?」(質問を分割)

1つの質問には1つのテーマだけを含めるのが鉄則です。

回答のインセンティブ設定

回答者にメリットを提供することで、回答率が飛躍的に向上します。

効果的なインセンティブ例:

  • 抽選でプレゼント:Amazonギフト券、自社商品など
  • 全員に割引クーポン:次回購入時に使える10%オフクーポン
  • 限定コンテンツの提供:ホワイトペーパー、調査レポートのダウンロード
  • チャリティ寄付:回答1件につき○円を寄付

インセンティブを設定する場合は、アンケート冒頭で明確に提示します。「ご回答いただいた方の中から抽選で10名様にAmazonギフト券3,000円分をプレゼント!」のように具体的に記載しましょう。ただし、景品表示法に注意が必要です。

プライバシーポリシーの明示

個人情報の取り扱いについて明確にすることで、回答者の不安を解消できます。

記載すべき内容:

  • 収集する情報の種類(氏名、メールアドレスなど)
  • 情報の利用目的(商品改善、マーケティングなど)
  • 第三者提供の有無
  • 情報管理の責任者
  • 匿名性の保証(該当する場合)

アンケートフォームの末尾または別ページに、プライバシーポリシーへのリンクを設置します。「ご回答いただいた情報は、サービス改善のみに使用し、第三者に提供することはありません」といった簡潔な説明を追加するだけでも、信頼感が大きく向上します。

サンキューページで感謝を伝える

回答完了後の体験も重要です。

効果的なサンキューページの要素:

  • 感謝のメッセージ:「貴重なご意見をありがとうございました」
  • 次のアクション誘導:関連記事へのリンク、SNSフォローボタン
  • 結果の共有予定:「集計結果は○月に公開予定です」
  • 問い合わせ先:追加の意見を送れる窓口

WPFormsの場合、「Settings」→「Confirmation」から、回答後に表示するメッセージやリダイレクト先URLを設定できます。単なる「送信完了」ではなく、回答者との関係を深めるチャンスとして活用しましょう。ここでメールマガジン登録を促すのも効果的です。


よくある質問(FAQ)

WordPressアンケートフォームに関する、よくある質問とその回答をまとめました。

WordPressアンケートは無料で作成できますか?

はい、完全無料で作成できます。

WP-Polls、YOP Poll、Contact Form 7などのプラグインを使えば、費用をかけずにアンケートフォームを実装できます。無料版でも基本的な質問設定、回答の収集、簡易的な集計機能が利用可能です。

ただし、以下のような高度な機能を使いたい場合は有料版が必要になります:

  • 詳細なグラフレポート機能(円グラフ・棒グラフの自動生成)
  • 条件分岐ロジック(回答内容によって次の質問を変える)
  • 回答数無制限(無料版は月間数十件までの制限がある場合も)
  • 優先的なサポート対応

まずは無料版で試してみて、必要性を感じたら有料プランにアップグレードするのがおすすめです。WPFormsの有料版は年間約$199.50からで、ビジネス用途には十分な機能が揃っています。

回答数に制限はありますか?

プラグインや料金プランによって異なります。

無料プラグインの場合:

  • WP-Polls、YOP Poll:回答数無制限
  • WPForms Lite:エントリー保存数に制限がある場合あり(プラグイン設定で確認可能)

有料プラグインの場合:

  • WPForms Pro:プランによって年間1万〜10万エントリーなど
  • Quiz And Survey Master:プランによって異なる

回答数制限がある場合でも、古いデータを定期的にCSVエクスポートして削除することで、継続的に使用できます。大規模なアンケート(数千〜数万件の回答を想定)の場合は、事前にプラグインの仕様を確認するか、外部のアンケートサービス(SurveyMonkey、Typeformなど)との連携も検討しましょう。

データベースの容量制限にも注意が必要です。共有サーバーの場合、データベース容量が1GB程度に制限されていることもあるため、レンタルサーバーの仕様も確認してください。

匿名アンケートは作成できますか?

はい、完全匿名のアンケートを作成できます。

匿名アンケートを実現する方法は2つあります:

方法1:個人情報項目を設けない 氏名、メールアドレス、電話番号などの入力欄を一切設けず、質問のみで構成します。この場合、回答者を特定する情報は一切収集されません。

方法2:IPアドレス記録を無効化 デフォルトでは回答者のIPアドレスが記録される場合があります。WPFormsの場合、「Settings」→「Privacy」から「Disable storing entry information (IP Address and User Agent)」を有効にすることで、完全匿名化できます。

匿名アンケートのメリット:

  • 回答率が向上(個人情報提供への抵抗感が減る)
  • 率直な意見が集まりやすい
  • GDPR等のプライバシー規制への対応が容易

ただし、重複回答の防止が難しくなるため、Cookieベースの制限を設けるか、1回答につき1つのユニークコードを発行する方法も検討しましょう。

スマホからでも回答できますか?

はい、主要なアンケートプラグインはすべてスマホ対応しています。

WPForms、WP-Polls、Quiz And Survey Masterなどの主要プラグインは、レスポンシブデザインに標準対応しており、スマートフォン、タブレット、PCのどのデバイスからでも快適に回答できます。

スマホ対応の特徴:

  • 画面サイズに自動調整:入力フィールドやボタンが画面幅に合わせて最適化
  • タッチ操作に最適化:ボタンやチェックボックスが指で押しやすいサイズ
  • キーボード自動表示:メールアドレス入力時は@キーボード、電話番号入力時はテンキーが表示
  • スクロール最適化:長いアンケートでもスムーズにスクロール可能

実際のデータでは、アンケート回答の50〜70%がモバイルデバイスからです。フォーム作成後は必ずスマホで実際にテストし、入力しやすさや表示の崩れがないかを確認しましょう。特に選択肢が多い質問は、スマホでは縦に長くなりすぎないよう注意が必要です。


まとめ:目的に合わせてプラグインを選ぼう

WordPressでアンケートフォームを作成する方法について、プラグインの選び方から具体的な実装手順、回答率を上げるコツまで解説してきました。

最適なプラグインの選び方:

  • 初心者で多機能を求める方WPForms(ドラッグ&ドロップで簡単、グラフレポート充実)
  • シンプルで無料を重視する方WP-Polls / YOP Poll(軽量でサイトに負荷をかけない)
  • 既存フォームを活用したい方Contact Form 7(すでに使用中なら追加コストなし)
  • 高度な分岐・クイズ機能が必要な方Quiz And Survey Master(条件分岐やスコア計算に対応)

アンケートフォームは、単なる意見収集ツールではなく、顧客理解を深め、ビジネスを成長させるための重要な資産です。この記事で紹介した手順に沿って実装すれば、今日からあなたのサイトでもプロフェッショナルなアンケートを運用できます。

次のステップ:

  1. 自分の目的に合ったプラグインを1つ選ぶ
  2. まずは無料版でテストアンケートを作成してみる
  3. 実際に回答してユーザー体験を確認する
  4. 必要に応じて有料版へのアップグレードを検討する

まずは小規模なアンケートから始めて、回答を収集する喜びを体験してください。顧客の生の声は、あなたのビジネスを次のレベルへ導く貴重な情報源となるはずです。

今すぐWordPress管理画面を開いて、最初のアンケートフォームを作成してみましょう!