WordPressでお問い合わせフォームを設置したいけれど、プラグインの数が多すぎてどれを選べばいいか分からない。そんな悩みを抱えていませんか。
実は、フォームプラグインの選択を間違えると、スパム対策が不十分だったり、必要な機能が使えなかったり、後から別のプラグインへの移行に手間がかかったりと、さまざまな問題が発生します。
この記事では、WordPressフォームプラグインの主要10選を徹底比較し、あなたの目的に最適なプラグインを見つけるお手伝いをします。無料プラグインから高機能な有料プラグインまで、実際の使用感や機能を詳しく解説しますので、この記事を読めば自信を持ってプラグインを選択できるようになります。
フォーム選びで失敗したくない方は、ぜひ最後までお読みください。
WordPressフォームプラグインは、お問い合わせフォームやアンケート、申込みフォームなどをコードを書かずに簡単に作成できる拡張機能です。プラグインをインストールするだけで、訪問者とのコミュニケーション手段を確保し、ビジネスチャンスを逃さない体制が整います。
フォームプラグインを導入することで、メールアドレスをスパムボットから保護できる、自動返信で顧客満足度を向上できる、フォームデータを一元管理できるなど、多くのメリットがあります。特にビジネス用途では、リード獲得や顧客管理の起点となる重要なツールです。
しかし、数多くのプラグインから最適なものを選ぶには、いくつかの重要なポイントを理解しておく必要があります。
フォームプラグインを選ぶ際の重要な5つのポイント
フォームプラグインを選ぶ際には、以下の5つのポイントを重視することで、後悔しない選択ができます。
1. 日本語対応の有無
日本語に対応しているプラグインは、設定画面やマニュアルが日本語で提供されているため、初心者でも迷わず使えます。特に日本製のプラグインは、日本のビジネス習慣に合った機能が搭載されていることが多く、確認画面の設置や自動返信メールの日本語表示がスムーズです。海外製プラグインの場合、日本語フォントの表示や文字化け対策が必要になるケースもあるため、事前に確認しましょう。
2. カスタマイズ性と拡張性
ビジネスが成長するにつれて、フォームに求める機能も変化します。最初はシンプルなお問い合わせフォームで十分でも、後から条件分岐や計算フィールド、決済機能などが必要になることがあります。アドオンや拡張機能が豊富なプラグインを選んでおけば、プラグインを乗り換えることなく機能を追加できます。また、デザインのカスタマイズ性も重要で、サイトの雰囲気に合わせたフォームを作成できるかどうかを確認しましょう。
3. 確認画面・自動返信機能
日本では、フォーム送信前に入力内容を確認する画面を設けるのが一般的です。確認画面がないと、ユーザーが誤送信に不安を感じ、離脱率が高まる可能性があります。また、自動返信メール機能は、ユーザーに安心感を与え、企業の信頼性を高める重要な要素です。これらの機能が標準装備されているか、簡単に設定できるかをチェックしましょう。
4. 料金体系(無料/有料)
無料プラグインでも基本的な機能は十分使えますが、有料プラグインはより高度な機能やサポート体制が充実しています。予算と必要な機能を天秤にかけ、コストパフォーマンスの良いプラグインを選びましょう。有料プランの場合、年間ライセンスか永続ライセンスか、サイト数の制限はあるかなども確認が必要です。
5. サポート体制とアップデート頻度
WordPressのバージョンアップに対応していないプラグインは、セキュリティリスクが高まります。定期的にアップデートされているプラグインを選び、問題が発生したときに迅速にサポートを受けられる体制があるかを確認しましょう。日本語でのサポートが受けられるかどうかも、特に初心者にとっては重要なポイントです。
無料版と有料版の違いを理解する
無料版プラグインは、基本的なお問い合わせフォーム作成には十分な機能を備えています。名前、メールアドレス、メッセージ欄などのシンプルなフィールドでフォームを作成でき、小規模なサイトや個人ブログには最適です。
一方、有料版は条件分岐ロジック、マルチステップフォーム、決済連携、詳細な分析機能、優先サポートなど、ビジネスに必要な高度な機能が利用できます。特にリード獲得や顧客管理を重視する企業サイトでは、有料版の投資対効果は高いと言えます。
無料版から始めて、必要に応じて有料版にアップグレードするという段階的なアプローチも有効です。ほとんどのプラグインは、無料版から有料版へのデータ移行がスムーズにできるよう設計されています。
機能・料金・日本語対応の総合比較表
主要なWordPressフォームプラグインの機能と特徴を一覧表にまとめました。この表を参考に、あなたのニーズに最も合うプラグインを見つけてください。
| プラグイン名 | 確認画面 | 自動返信 | 日本語対応 | 料金 | カスタマイズ性 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Contact Form 7 | ×(拡張で可) | ○ | ◎ | 無料 | 高 | 日本製・世界的シェア・拡張豊富 |
| WPForms | ○ | ○ | ○ | $49.50~/年<br>(無料版あり) | 高 | 初心者向け・ドラッグ&ドロップ・2000+テンプレート |
| Snow Monkey Forms | ○ | ○ | ◎ | 無料 | 中 | 日本製・ブロックエディタ完全対応 |
| Ninja Forms | ○ | ○ | ○ | $99~/年<br>(無料版あり) | 中 | モジュール式・直感的UI |
| Jetpack Forms | ○ | ○ | ○ | 無料 | 中 | WordPress公式・安定性重視 |
| Gravity Forms | ○ | ○ | △ | $59~/年 | 非常に高 | 開発者向け・40+アドオン・高機能 |
| Formidable Forms | ○ | ○ | △ | $39.50~/年<br>(無料版あり) | 非常に高 | 最高レベルのカスタマイズ・計算フィールド |
| Visual Form Builder | ○ | ○ | × | $29~/年 | 中 | デザイン性重視・ビジュアル編集 |
| HubSpot Forms | ○ | ○ | ○ | 無料<br>(有料$30~/月) | 高 | CRM連携・マーケティング統合 |
| MW WP Form | ○ | ○ | ◎ | 無料 | 高 | 日本製・開発終了アナウンス済み |
比較表の見方
- ◎:完全対応・非常に優れている
- ○:対応・優れている
- △:部分的に対応・やや劣る
- ×:非対応・不十分
用途別おすすめプラグイン早見表
あなたの目的に応じて、最適なプラグインを素早く見つけられる早見表です。
- 第1位:WPForms(ドラッグ&ドロップで直感的)
- 第2位:Snow Monkey Forms(日本語で安心)
- 第3位:Jetpack Forms(シンプルで軽量)
- 第1位:Snow Monkey Forms(日本製・確認画面標準)
- 第2位:Contact Form 7(日本語ドキュメント豊富)
- 第3位:MW WP Form(※開発終了に注意)
- 第1位:Formidable Forms(計算・条件分岐に強い)
- 第2位:Gravity Forms(アドオン豊富)
- 第3位:WPForms(バランスの良い機能)
- 第1位:Contact Form 7(拡張プラグイン併用)
- 第2位:Snow Monkey Forms(確認画面・自動返信標準)
- 第3位:WPForms Lite(基本機能充実)
- 第1位:HubSpot Forms(CRM一体型)
- 第2位:WPForms(400+連携サービス)
- 第3位:Gravity Forms(CRM連携アドオン)
無料でも十分な機能を持つフォームプラグインを厳選しました。コストをかけずに本格的なフォームを設置したい方におすすめです。
Contact Form 7【定番・拡張性抜群】
Contact Form 7は、日本人開発者によって作られた世界的に最も人気のあるフォームプラグインです。600万以上のサイトで使用されており、その信頼性と拡張性の高さから、多くのWeb制作者に選ばれています。
基本機能と特徴
シンプルなショートコード方式でフォームを作成し、どのページにも簡単に設置できます。スパム対策のreCAPTCHA統合、Akismetとの連携、複数のフォーム作成、CSSでのデザインカスタマイズなどが可能です。HTMLやCSSの知識があれば、完全に自由なデザインのフォームを作成できます。
メリット・デメリット
メリットは、完全無料で使える、日本語ドキュメントが充実している、拡張プラグインが豊富、軽量で動作が速い、自由度の高いカスタマイズが可能な点です。
デメリットは、確認画面が標準で非対応(別プラグインが必要)、ドラッグ&ドロップ機能がない、初心者には設定がやや難しい、データベース保存機能が標準でない点です。
- HTMLやCSSの基礎知識がある方
- 無料で高機能なフォームを作りたい方
- 拡張性を重視する方
- 日本語サポートを求める方
設定方法の概要
プラグインをインストール・有効化後、「お問い合わせ」メニューから「新規追加」を選択します。フォームタグ(テキスト、メール、送信ボタンなど)を追加し、メール設定で送信先や件名を設定します。生成されたショートコードを固定ページや投稿に貼り付けることで、フォームが表示されます。
Snow Monkey Forms【日本製・ブロックエディタ対応】
Snow Monkey Formsは、MW WP Formの開発者によって作られた新しい日本製フォームプラグインです。ブロックエディタに完全対応しており、WordPressの標準エディタを使い慣れている方には非常に使いやすい設計になっています。
基本機能と特徴
ブロックエディタの直感的なインターフェースで、見たままの編集が可能です。確認画面機能が標準装備されており、日本のビジネス習慣に適しています。自動返信メール設定、スパム対策(reCAPTCHA)、レスポンシブデザイン対応など、必要な機能がすべて揃っています。
メリット・デメリット
メリットは、完全無料、日本製で日本語完全対応、確認画面が標準で使える、ブロックエディタで直感的に編集可能、送信完了画面をカスタマイズできる点です。
デメリットは、ブロックエディタ必須(クラシックエディタ不可)、拡張機能が少ない、歴史が浅く情報がやや少ない、高度なカスタマイズには限界がある点です。
- ブロックエディタを使い慣れている方
- 日本製で安心して使いたい方
- 確認画面が必須の方
- シンプルで使いやすいフォームを求める方
設定方法の概要
プラグイン有効化後、固定ページや投稿の編集画面でブロックを追加し、「Snow Monkey Forms」を選択します。フォーム項目(テキスト、メール、テキストエリアなど)をブロックとして追加し、各ブロックの設定で必須項目やラベルを設定します。確認画面を使用する設定をオンにし、自動返信メールを設定すれば完成です。
Jetpack Contact Form【WordPress公式・安定性重視】
Jetpack Contact Formは、Automattic社(WordPressの開発元)が提供するJetpackプラグインに含まれるフォーム機能です。WordPress公式の安定性と信頼性を重視する方に適しています。
基本機能と特徴
Jetpackの多機能パッケージの一部として提供され、ブロックエディタに対応しています。シンプルなフォームブロックを追加するだけで、お問い合わせフォームを設置できます。Akismetによる強力なスパム対策が標準で組み込まれており、迷惑メール対策は万全です。
メリット・デメリット
メリットは、完全無料、WordPress公式の信頼性、Akismetスパム対策が強力、ブロックエディタ対応、Jetpackの他機能も利用可能な点です。
デメリットは、Jetpack全体をインストールする必要がある、専用フォームプラグインと比較すると機能が限定的、カスタマイズ性がやや低い、Jetpackの他機能を使わない場合は不要な負荷になる点です。
- WordPress公式の安定性を求める方
- すでにJetpackを使用している方
- シンプルなフォームで十分な方
- 強力なスパム対策を重視する方
その他の無料プラグイン比較
上記3つ以外にも、検討価値のある無料プラグインがあります。
WPForms Lite
WPFormsの無料版で、ドラッグ&ドロップの使いやすさはそのままに、基本的なフォーム作成機能を提供します。有料版へのアップグレードがスムーズなので、将来的に機能拡張を考えている方におすすめです。
HubSpot Forms(基本無料)
CRM機能と連携した無料フォームで、リード管理を重視する企業に最適です。フォーム送信者の情報を自動的にCRMに保存し、マーケティング活用が可能になります。
Formidable Forms Lite
高機能なFormidable Formsの無料版で、基本的なフォーム作成が可能です。有料版の計算フィールドや条件分岐などの高度な機能を将来的に使う予定がある方に適しています。
ビジネス用途や高度な機能が必要な場合は、有料プラグインの導入を検討しましょう。投資に見合う充実した機能とサポートが得られます。
WPForms【世界シェアNo.1・初心者向け】
WPFormsは、世界で600万以上のサイトに導入されている最も人気の高いフォームプラグインです。初心者でも簡単に使えるドラッグ&ドロップインターフェースと、豊富な機能のバランスが優れています。
基本機能と特徴
2000以上の事前構築済みテンプレート、ドラッグ&ドロップフォームビルダー、条件付きロジック、決済連携(Stripe、PayPal)、アンケート・投票機能、AIフォームビルダー、400以上のサービスとの連携、ファイルアップロード機能などが利用できます。
料金プラン詳細
- Basic:$49.50/年(1サイト)
- Plus:$99.50/年(3サイト)
- Pro:$199.50/年(5サイト)
- Elite:$299.50/年(無制限サイト)
メリット・デメリット
メリットは、初心者でも直感的に使える、豊富なテンプレートで時間節約、強力な連携機能、優れたドキュメントとサポート、AIフォーム生成機能、アンケート・投票レポートが見やすい点です。
デメリットは、無料版は機能制限あり、高度な機能は上位プラン必要、Gravity Formsと比較すると開発者向け機能はやや少ない点です。
- 初心者から中級者
- 多機能だが使いやすいプラグインを求める方
- アンケートや投票機能を重視する方
- 決済フォームを作成したい方
Gravity Forms【高機能・開発者向け】
Gravity Formsは、開発者やWeb制作会社に長年愛用されている、最も成熟したプラグインの一つです。40以上の公式アドオンと豊富なサードパーティ拡張機能により、あらゆるカスタムソリューションを構築できます。
基本機能と特徴
高度な条件付きロジック、マルチページフォーム、ユーザー登録フォーム、投稿送信フォーム、アンケート・クイズ・投票機能、決済連携、40以上の公式アドオン、APIによる拡張性などがあります。
料金プラン詳細
- Basic:$59/年(1サイト)
- Pro:$159/年(3サイト)
- Elite:$259/年(無制限サイト)
メリット・デメリット
メリットは、長い歴史と活発なコミュニティ、豊富なアドオンとサードパーティ拡張、高度にカスタマイズ可能、開発者フレンドリー、優れたサポートとドキュメント、エージェンシーに最適な点です。
デメリットは、無料版がない、初心者には学習曲線が急、高度な機能には複数アドオンが必要、WPFormsと比較すると設定がやや複雑な点です。
- 開発者やWeb制作会社
- 複雑なカスタムフォームを作成したい方
- アドオンによる拡張性を重視する方
- 長期的に信頼できるプラグインを求める方
Formidable Forms【最高レベルのカスタマイズ性】
Formidable Formsは、フォームを使ったアプリケーション構築に特化した、最も高度なプラグインです。ディレクトリ、求人掲示板、不動産リスト、計算機など、単なるフォームを超えたソリューションを作成できます。
基本機能と特徴
Views機能(フォーム送信をフロントエンド表示)、高度な計算フィールド、複雑な条件分岐、データ可視化とレポート、ユーザー投稿管理、CRM・メール連携、開発者向けフック・フィルターなどが利用できます。
料金プラン詳細
- Starter:$39.50/年(1サイト)
- Business:$99.50/年(3サイト)
- Professional:$199.50/年(無制限サイト)
メリット・デメリット
メリットは、最高レベルのカスタマイズ性、計算フィールドが非常に強力、Views機能で検索可能なディレクトリ作成、開発者フレンドリー、クイズ・アンケートに対応、フォーム駆動型アプリを構築可能な点です。
デメリットは、初心者には難易度が高い、設定に時間がかかる、シンプルなフォームには過剰、無料版は機能が非常に限定的な点です。
- 開発者や上級ユーザー
- 計算フィールドや条件分岐を多用する方
- フォームデータをフロントエンドで表示したい方
- 不動産、求人などのディレクトリサイト運営者
Ninja Forms【モジュール式で柔軟】
Ninja Formsは、モジュール式のアーキテクチャを採用し、必要な機能だけを追加できる柔軟性が特徴です。直感的なインターフェースとNotionライクな編集体験が評価されています。
基本機能と特徴
ドラッグ&ドロップビルダー、モジュール式アドオンシステム、条件付きロジック、マルチステップフォーム、決済連携、レイアウト柔軟性などがあります。
料金プラン詳細
- Starter:$99/年(1サイト)
- Pro:$199/年(5サイト)
- Agency:$499/年(無制限サイト)
メリット・デメリット
メリットは、直感的で使いやすいUI、必要な機能だけ追加できる、フォーム編集画面が見やすい、レイアウトの自由度が高い点です。
デメリットは、日本語対応が不十分、他プラグインと比較してやや高価、拡張機能が有料アドオン、情報が英語中心な点です。
- 直感的なUIを重視する方
- 必要な機能だけ選びたい方
- NotionやTrelloなどのツールに慣れている方
Visual Form Builder【デザイン性重視】
Visual Form Builderは、その名の通りビジュアル面に特化したフォームプラグインです。デザイン性の高いフォームを簡単に作成したい方に適しています。
基本機能と特徴
ビジュアルエディタ、デザインテンプレート、CSSカスタマイズ、レスポンシブデザイン、基本的なフィールドタイプなどが用意されています。
料金プラン詳細
- Personal:$29/年(1サイト)
- Business:$99/年(5サイト)
メリット・デメリット
メリットは、デザイン性が高い、比較的低価格、ビジュアル編集が直感的な点です。
デメリットは、高度な機能は少ない、日本語対応なし、拡張性が他と比較して低い、情報が少ない点です。
- デザイン重視の方
- シンプルなフォームで十分な方
- コストを抑えたい方
その他の有料プラグイン
HubSpot Forms(有料プラン)
無料でも使えますが、有料プラン($30~/月)では、高度なマーケティングオートメーション、詳細な分析、セールスCRM機能などが利用でき、本格的なリード管理が可能になります。
Typeform
美しいUI/UXで知られる対話型フォームサービスです。WordPressに埋め込んで使用でき、ユーザーエンゲージメントを高めたい方に最適です。
あなたの具体的なニーズに合わせて、最適なプラグインを選ぶためのガイドです。
初心者・シンプルなお問い合わせフォームを作りたい
初めてフォームを設置する方や、技術的な知識に自信がない方には、直感的に使えるプラグインがおすすめです。
おすすめ:Contact Form 7、Jetpack Forms
Contact Form 7は日本語情報が豊富で、困ったときに解決策を見つけやすいのが最大の利点です。基本的なテンプレートをコピーして少し修正するだけで、十分使えるフォームが作成できます。
Jetpack Formsは、ブロックエディタで直感的に操作でき、WordPress公式の安心感があります。設定項目が少なくシンプルなので、迷わず設置できます。
選び方のポイント
無料で始めたい場合はContact Form 7、ブロックエディタに慣れている場合はJetpack Forms、少しお金をかけても使いやすさ重視ならWPForms Liteがおすすめです。
日本語サポート・安心して使いたい
日本語での情報収集やサポートを重視する方には、日本製プラグインまたは日本語ドキュメントが充実したプラグインを選びましょう。
おすすめ:Snow Monkey Forms、Contact Form 7
Snow Monkey Formsは日本人開発者による日本製プラグインで、日本のビジネス習慣に合わせた機能が標準装備されています。確認画面の設置も簡単で、日本語での問い合わせにも対応しています。
Contact Form 7も日本人開発者による作品で、日本語のチュートリアルや解説記事が非常に豊富です。困ったときに日本語で検索すれば、ほぼ確実に解決策が見つかります。
選び方のポイント
ブロックエディタ環境ならSnow Monkey Forms、クラシックエディタやカスタマイズ性重視ならContact Form 7を選びましょう。
確認画面・自動返信メールが必須
日本のビジネスでは、フォーム送信前の確認画面と自動返信メールは必須機能です。
おすすめ:WPForms、Snow Monkey Forms
WPFormsは確認画面機能が標準装備されており、設定も非常に簡単です。自動返信メールも詳細にカスタマイズでき、HTMLメールやプレーンテキストメールを選べます。
Snow Monkey Formsは、確認画面を使用する設定をワンクリックでオンにできます。送信完了画面もブロックエディタで自由にカスタマイズでき、ユーザー体験を向上させられます。
選び方のポイント
有料でも多機能を求めるならWPForms、無料で日本語環境重視ならSnow Monkey Formsが最適です。
複雑な条件分岐・計算フィールドが必要
見積もりフォーム、ローン計算、料金シミュレーションなど、複雑なロジックが必要な場合は、高度な機能を持つプラグインが必要です。
おすすめ:Formidable Forms、Gravity Forms
Formidable Formsは、計算フィールドの柔軟性が群を抜いています。複数のフィールドを組み合わせた複雑な計算式を設定でき、条件に応じて計算方法を変えることも可能です。
Gravity Formsも強力な条件分岐機能を持ち、ユーザーの選択に応じてフォームの表示内容を動的に変更できます。住宅ローン計算や見積もりフォームなどの複雑なユースケースに対応できます。
選び方のポイント
計算フィールド重視ならFormidable Forms、アドオンの豊富さならGravity Formsを選びましょう。
コストを抑えて高機能を実現したい
予算は限られているが、できるだけ多くの機能を使いたい方向けの選択肢です。
おすすめプラン比較
WPForms Basic($49.50/年)は、1サイトで基本的な高機能を網羅しており、コストパフォーマンスが最も高いプランです。
Formidable Forms Starter($39.50/年)は、最も低価格でありながら、Views機能など独自の強みを持っています。
Gravity Forms Basic($59/年)は、歴史とコミュニティの強みがあり、サードパーティ拡張機能も豊富です。
無料プラグイン+拡張の組み合わせ(Contact Form 7 + 確認画面プラグイン + データベース保存プラグイン)でも、工夫次第で多機能を実現できます。
選び方のポイント
総合的な使いやすさならWPForms、計算・データベース重視ならFormidable Forms、拡張性重視ならGravity Forms、完全無料ならContact Form 7を選びましょう。
フォームプラグインを導入する際には、いくつかの重要な注意点があります。事前に対策しておくことで、トラブルを未然に防げます。
セキュリティ対策は万全か?スパム対策の設定
フォームは外部からの攻撃やスパムの標的になりやすいため、セキュリティ対策は必須です。
適切なスパム対策を施さないと、大量のスパムメールに悩まされ、本当の問い合わせを見逃してしまう可能性があります。reCAPTCHAやhCaptchaなどのボット対策ツールを必ず導入しましょう。Google reCAPTCHA v3は、ユーザーに追加の操作を求めずにバックグラウンドでボット判定を行うため、ユーザー体験を損ねません。
Akismetプラグインとの連携も効果的です。Akismetは、WordPressに最適化されたスパムフィルタリングサービスで、機械学習により高精度でスパムを検出します。
また、Honeypotフィールド(ボット用の隠しフィールド)を設置することで、シンプルながら効果的なスパム対策ができます。ボットは見えないフィールドにも入力してしまうため、その送信をブロックできます。
ページ速度への影響を最小限にする方法
フォームプラグインは、JavaScriptやCSSファイルを読み込むため、ページの表示速度に影響を与える可能性があります。
表示速度の低下は、ユーザー体験を悪化させ、SEOにも悪影響を及ぼします。まず、フォームが設置されているページでのみプラグインのスクリプトを読み込むよう設定しましょう。多くのプラグインには、この機能が標準で備わっています。
不要なアドオンや機能は無効化し、必要最小限の構成で運用することも重要です。また、キャッシュプラグインを適切に設定することで、静的なフォーム要素をキャッシュし、読み込み速度を改善できます。
CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)の利用も効果的です。プラグインのスクリプトやスタイルシートをCDN経由で配信することで、読み込み速度が向上します。
定期的にPageSpeed InsightsやGTmetrixなどのツールで速度を計測し、パフォーマンスをモニタリングしましょう。
他プラグインとの競合を避ける
WordPressでは、プラグイン同士が干渉し合い、予期しない動作を引き起こすことがあります。
特にJavaScriptライブラリを使用するプラグイン同士は競合しやすい傾向があります。新しいフォームプラグインを導入する際は、必ずテスト環境で動作確認を行いましょう。本番環境にいきなり適用すると、サイト全体が動作しなくなるリスクがあります。
競合が発生した場合は、プラグインの読み込み順序を変更する、片方のプラグインのスクリプト読み込みを調整する、軽量な代替プラグインを検討するなどの対策があります。
また、テーマとの相性も確認が必要です。特にページビルダー系のテーマを使用している場合、フォームプラグインとの統合に問題が生じることがあります。
データのバックアップと移行方法
フォームから送信されたデータは貴重な資産であり、適切に管理・保護する必要があります。
定期的なバックアップを自動化し、データ損失のリスクを最小限に抑えましょう。多くのフォームプラグインは、送信データをCSVファイルとしてエクスポートできる機能を持っています。月に一度はエクスポートして保管することをおすすめします。
WordPressのデータベースバックアップも忘れずに行いましょう。UpdraftPlusやBackWPupなどのバックアッププラグインを使えば、自動でデータベースを含むサイト全体のバックアップが取れます。
プラグインを別のものに移行する場合は、データ移行ツールがあるか事前に確認しましょう。WPFormsやFormidable Formsには、Contact Form 7からのインポート機能が用意されています。
GDPR(EU一般データ保護規則)への対応も重要です。個人データの保存期間を設定し、不要になったデータは自動削除する仕組みを整えましょう。
- Contact Form 7に確認画面を追加できる?
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結論から言うと、Contact Form 7には標準で確認画面機能がありませんが、拡張プラグインを使用することで簡単に追加できます。
最も人気のある方法は、「Contact Form 7 add confirm」という無料プラグインを併用することです。このプラグインをインストールすると、フォームに確認画面のステップを追加でき、ユーザーは送信前に入力内容を確認できるようになります。
設定方法は簡単で、Contact Form 7のフォーム編集画面で、確認画面用のボタンタグを追加するだけです。送信ボタンの前に確認ボタンを配置し、確認画面から戻るボタンと送信ボタンを設定します。
別の方法として、JavaScriptを使って独自の確認画面を実装することもできますが、プログラミングの知識が必要になります。初心者の方は、プラグインを使う方法が最も確実で簡単です。
日本のビジネス環境では確認画面がほぼ必須なので、Contact Form 7を使用する場合は、この拡張プラグインの導入を強く推奨します。
- 無料プラグインで十分なケースとは?
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無料プラグインで十分対応できるケースは、意外と多くあります。具体的には、以下のような場合です。
シンプルなお問い合わせフォームのみが必要な個人ブログや小規模サイト、月間の問い合わせ件数が少ない(月10件未満)サイト、高度な条件分岐や計算機能が不要な場合、決済機能やCRM連携が必要ない場合などです。
Contact Form 7やSnow Monkey Formsなどの無料プラグインでも、名前・メールアドレス・件名・メッセージという基本的なフォームは十分に作成できます。スパム対策のreCAPTCHAも無料で利用でき、自動返信メール機能も搭載されています。
ただし、ビジネスが成長し、以下のようなニーズが出てきたら、有料プラグインへの移行を検討すべきタイミングです。フォーム送信データを詳しく分析したい、複数ステップのフォームを作成したい、決済機能を組み込みたい、条件付きロジックで動的なフォームを作りたい、充実したサポートが必要になった、などです。
最初は無料で始めて、必要に応じて有料版にアップグレードするという段階的なアプローチが、最もリスクが少なく経済的です。
- フォームのデザインをカスタマイズする方法
-
フォームのデザインをカスタマイズする方法は、プラグインによって異なりますが、主に以下の3つのアプローチがあります。
1. プラグイン標準のデザイン設定を使う方法
WPFormsやNinja Formsなどは、管理画面からフォームのスタイルを調整できる機能があります。フィールドの幅、ボタンの色、フォントサイズなどを、CSSの知識なしで変更できます。これが最も簡単な方法で、初心者におすすめです。
2. カスタムCSSを追加する方法
より細かいデザイン調整が必要な場合は、カスタムCSSを記述します。WordPressの「外観」→「カスタマイズ」→「追加CSS」に、フォーム用のCSSコードを追加することで、色・サイズ・余白・ボーダーなど、あらゆる要素をカスタマイズできます。
基本的なCSSの知識があれば、ブラウザの開発者ツール(F12キー)を使ってフォームの要素を検証し、適切なセレクタを見つけてスタイルを上書きできます。
3. テーマのフォームスタイルを利用する方法
使用しているWordPressテーマによっては、フォーム専用のスタイルが用意されていることがあります。テーマのドキュメントを確認し、フォーム用のCSSクラスが提供されている場合は、それを利用することでテーマとの統一感のあるデザインを実現できます。
レスポンシブデザイン(スマホ対応)も忘れずに確認しましょう。カスタムCSSを追加した場合は、必ずスマートフォンでの表示を確認し、問題があれば メディアクエリを使って調整します。
- スマホ対応(レスポンシブ)は標準装備?
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現代のフォームプラグインのほとんどは、レスポンシブデザインに標準対応しています。
WPForms、Gravity Forms、Formidable Forms、Ninja Forms、Snow Monkey Formsなど、主要なプラグインはすべて、追加設定なしでスマートフォンやタブレットに最適化されたフォームを表示します。
レスポンシブ対応の仕組みは、フォームのHTMLとCSSが、デバイスの画面サイズに応じて自動的に調整されるように設計されているためです。具体的には、スマホではフォームフィールドが縦に並び、タップしやすいボタンサイズになり、入力欄が画面幅に合わせて調整されます。
ただし、カスタムCSSでデザインを大幅に変更した場合や、古いテーマを使用している場合は、レスポンシブ表示が崩れることがあります。その場合は、ブラウザの開発者ツールでスマホ表示をエミュレートし、問題箇所を特定してメディアクエリで修正しましょう。
テスト方法としては、実際のスマートフォンでフォームを表示して操作してみる、Chrome DevToolsのデバイスモードで各種画面サイズを確認する、BrowserStackなどのクロスブラウザテストツールを使う、などがあります。
特にフォームは、コンバージョンに直結する重要な要素なので、スマホでの使いやすさは必ず確認しましょう。
- フォーム送信データはどこに保存される?
-
フォーム送信データの保存場所と方法は、使用するプラグインによって大きく異なります。
1. メールのみで受信(データベース保存なし)
Contact Form 7(標準設定)やJetpack Formsは、デフォルトではフォーム送信内容をメールで送信するのみで、WordPressのデータベースには保存されません。メリットは、データベースの容量を圧迫しない、GDPRなどの個人情報管理がシンプルになる点です。デメリットは、メールを削除すると復元できない、後から検索・集計が困難な点です。
2. WordPressデータベースに保存
WPForms、Gravity Forms、Formidable Forms、Snow Monkey Formsは、フォーム送信データをWordPressのデータベースに保存します。管理画面から過去の送信内容を確認でき、検索・フィルタリング・エクスポートが可能です。データをCSVファイルとしてダウンロードし、Excelで分析することもできます。
3. 外部サービスと連携
HubSpot Formsは、HubSpotのCRMにデータを保存します。メールマーケティングツール(Mailchimp、ConvertKitなど)と連携すれば、フォーム送信者を自動的にメールリストに追加できます。Googleスプレッドシートと連携し、リアルタイムでデータを同期することも可能です。
4. 外部データベースやAPIに送信
高度な用途では、ZapierやUncanny Automatorなどの自動化ツールを使い、フォームデータを外部システムに送信することもできます。
データ保存に関する注意点として、個人情報を含むデータは適切に管理し、GDPR等の法規制に対応する必要があります。定期的にバックアップを取り、データ損失に備えましょう。不要になったデータは定期的に削除し、データベースの肥大化を防ぎます。
ケース別最終チェックリスト
あなたに最適なフォームプラグインを見つけるための最終チェックリストです。
- WPForms:ドラッグ&ドロップで直感的、豊富なテンプレート
- Snow Monkey Forms:日本製でブロックエディタ対応
- Jetpack Forms:シンプルで軽量、WordPress公式
- Contact Form 7:拡張性抜群、日本語情報豊富
- Snow Monkey Forms:確認画面・自動返信標準装備
- WPForms Lite:基本機能充実、有料版への移行がスムーズ
- Formidable Forms:計算フィールド・条件分岐が最強
- Gravity Forms:アドオン豊富、開発者フレンドリー
- WPForms Pro:バランスの良い高機能
- Snow Monkey Forms:完全日本製
- Contact Form 7:日本人開発、日本語情報が最も豊富
- WPForms:日本語対応、充実したドキュメント
- HubSpot Forms:CRM連携が最強
- WPForms Pro:メールマーケティング連携が豊富
- Gravity Forms:ビジネスワークフローに対応
- WPForms Basic($49.50/年):1サイトで十分な機能
- Formidable Forms Starter($39.50/年):最安で高機能
- Contact Form 7(無料):完全無料で基本機能は十分
迷ったらこれ!編集部のイチオシ3選
最終的にどれを選ぶか迷っている方に、編集部が自信を持っておすすめする3つのプラグインをご紹介します。
1位:WPForms(総合力No.1)
初心者から上級者まで幅広く対応でき、使いやすさと機能性のバランスが最も優れています。無料版から始められ、必要に応じて有料版にアップグレードできる柔軟性も魅力です。2000以上のテンプレート、AIフォームビルダー、400以上のサービス連携など、投資する価値のある機能が揃っています。
2位:Contact Form 7(無料No.1)
完全無料でありながら、基本的な機能はすべて揃っており、日本語情報が最も豊富なため、困ったときに解決策を見つけやすいのが最大の強みです。拡張プラグインも豊富で、カスタマイズ性は無限大。HTMLやCSSの知識があれば、完全に自由なフォームを作成できます。コストを一切かけずに本格的なフォームを運用したい方に最適です。
3位:Snow Monkey Forms(日本製No.1)
日本製ならではの安心感と、日本のビジネス習慣に合った機能が魅力です。確認画面が標準装備で、ブロックエディタに完全対応しているため、WordPressの標準機能に慣れている方なら迷わず使えます。完全無料でありながら、必要十分な機能を備えているため、日本語環境で安心して使いたい方に強くおすすめします。
最終的な選び方のアドバイス
まずは無料版やトライアルで実際に触ってみることが最も重要です。管理画面の使いやすさや、フォーム作成の流れを体験することで、自分に合ったプラグインが見つかります。
ビジネスの成長に合わせてアップグレードできるプラグインを選ぶことで、長期的なコストと手間を削減できます。完璧なプラグインは存在しないので、あなたの優先順位(使いやすさ・機能・コスト・サポートなど)を明確にし、その基準で選びましょう。
この記事が、あなたに最適なWordPressフォームプラグイン選びのお役に立てば幸いです。フォームは訪問者とのコミュニケーションの入り口であり、ビジネス成功の鍵となる重要な要素です。ぜひ、あなたのサイトに最適なプラグインを見つけて、効果的なフォームを設置してください。

