WordPressでお問い合わせフォームを作成している方の中には、「MW WP Formが開発終了したけど、このまま使い続けて大丈夫なのか」「代わりのプラグインはどれを選べばいいのか」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
MW WP Formは2023年9月に開発終了が発表され、新規採用は推奨されていません。このまま使い続けると、WordPressのバージョンアップに対応できずセキュリティリスクが高まる可能性があります。
しかし、適切な代替プラグインに移行すれば、これまで以上に安全で使いやすいフォーム環境を構築できます。この記事では、MW WP Formの代替として最適なプラグインの比較から、具体的な移行手順まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
早めの対応で、安心してWebサイトを運営できる環境を整えましょう。
MW WP Formは2023年9月にキタジマタカシ氏によって開発終了が発表されました。現在は株式会社Webの相談所がメンテナンスを引き継いでいますが、新機能の追加や積極的な開発は行われていません。
2024年のサポート終了の経緯
MW WP Formは長年にわたりWordPressユーザーから高い支持を得てきた問い合わせフォームプラグインです。しかし、開発者の判断により今後の新規開発を終了することが決定されました。現在は必要最低限の脆弱性対応とメンテナンスのみが提供されている状態です。公式からも「新規受託制作等でMW WP Formを採用することはお控えいただきますようお願いいたします」というアナウンスが出されており、既存ユーザーにも他のツールへの移行が推奨されています。開発終了の背景には、WordPressのブロックエディタへの対応や、最新のセキュリティ基準への継続的な対応の難しさがあると考えられます。
既存サイトへの影響と対応の必要性
現在MW WP Formを使用しているサイトは、すぐに使えなくなるわけではありません。しかし、WordPressの新しいバージョンがリリースされた際に互換性の問題が発生する可能性があります。特にPHPのバージョンアップやWordPressのメジャーアップデートのタイミングでは、フォームが正常に動作しなくなるリスクが高まります。実際に「WordPress 6.3以降でMW WP Formが動かなくなった」という報告も一部で見られます。フォームは問い合わせ窓口や資料請求など、ビジネスに直結する重要な機能です。突然使えなくなってから慌てて対応するよりも、計画的に代替プラグインへの移行を進めることをおすすめします。
セキュリティリスクと更新の重要性
開発が終了したプラグインを使い続ける最大のリスクは、セキュリティ上の脆弱性への対応が遅れることです。フォームは個人情報を扱うことが多いため、セキュリティ対策が不十分だと情報漏洩のリスクが高まります。WordPressやPHPの新しいバージョンで発見されたセキュリティホールに対して、MW WP Formが適切に対応できない可能性があります。また、スパム対策やSQLインジェクション対策など、最新のセキュリティ脅威に対する防御機能も更新されません。現在メンテナンスを引き継いでいる企業も、いつまで対応を続けるかは不透明です。情報セキュリティの観点からも、積極的に開発が続いている代替プラグインへの移行を検討すべきタイミングと言えます。
MW WP Formから代替プラグインへの移行を検討すべき理由は、互換性・セキュリティ・将来性の3つの観点から明確です。早めの対応が、Webサイトの安定運用につながります。
WordPress最新版との互換性問題
WordPressは年に数回メジャーアップデートが行われ、機能や仕様が継続的に改善されています。しかし、開発が終了したMW WP Formは、これらの新しいバージョンでの動作確認や対応が行われていません。WordPress 6.3以降のブロックエディタへの完全対応や、WordPress 6.5で導入された新しいフォーム関連APIとの互換性は保証されていない状態です。特にWordPressのコアファイルに大きな変更があった場合、フォームの送信機能やバリデーション機能が正常に動作しなくなる可能性があります。サーバー側のPHPバージョンを8.2以上にアップデートした際にも、予期せぬエラーが発生するリスクがあります。これらの互換性問題は、ある日突然フォームが使えなくなるという事態を招く可能性があります。
セキュリティアップデートの停止
セキュリティアップデートが提供されないことは、Webサイト運営における最大のリスクです。WordPressのプラグインは常に新しいセキュリティ脅威にさらされており、定期的なアップデートによって保護されています。MW WP Formは最低限のメンテナンスのみが提供されているため、新たに発見された脆弱性への対応が遅れたり、対応されない可能性があります。フォームを通じてスパムメールの大量送信や、データベースへの不正アクセス、個人情報の漏洩などのリスクが高まります。特にクレジットカード情報や住所などの重要な個人情報を扱うフォームの場合、セキュリティ対策が不十分だと法的な責任問題にも発展しかねません。GDPR(一般データ保護規則)や個人情報保護法への対応という観点からも、積極的に更新されているプラグインの使用が求められます。
今後のトラブル発生リスク
開発が終了したプラグインを使い続けることで、様々なトラブルのリスクが蓄積されていきます。WordPressやPHPのアップデート時にフォームが突然動作しなくなる、スパムメールが大量に届くようになる、フォームのデザインが崩れる、送信されたはずのメールが届かないなど、予期せぬ問題が発生する可能性があります。トラブルが発生した際に、公式のサポートフォーラムでの情報が少なくなり、解決に時間がかかることも考えられます。また、他のプラグインとの競合が発生した場合の対処も困難になります。問い合わせフォームは顧客との重要な接点であり、機会損失に直結します。営業時間外に問い合わせフォームが使えなくなり、翌朝気づくというケースも考えられます。こうしたリスクを回避するためにも、早期の移行対応が推奨されます。
MW WP Formの代替として、Contact Form 7とSnow Monkey Formsが特に推奨されます。それぞれの特徴を理解して、自社のニーズに合ったプラグインを選びましょう。
Contact Form 7の特徴とメリット
Contact Form 7はWordPressで最も利用されている問い合わせフォームプラグインです。世界中で500万以上のサイトで使用されており、日本人開発者による日本語サポートも充実しています。
基本機能と使いやすさ
Contact Form 7の最大の魅力は、シンプルな操作性と初心者でも扱いやすい設計です。HTMLやCSSの知識がなくても、管理画面から基本的な問い合わせフォームを作成できます。フォームタグはプルダウンメニューから選択するだけで自動生成されるため、コードを一から書く必要がありません。テキストボックス、メールアドレス欄、テキストエリア、ラジオボタン、チェックボックス、ファイルアップロードなど、一般的なフォーム要素はすべて標準で用意されています。設定画面もシンプルで、メール送信先やメール本文のテンプレートも直感的に設定できます。動作も軽快で、サイトの表示速度に影響を与えにくい点も評価されています。
拡張プラグインの豊富さ
Contact Form 7の大きな強みは、機能を拡張する数多くのプラグインが用意されていることです。例えば、フォームの送信データをデータベースに保存する「Flamingo」、スパム対策を強化する「reCAPTCHA」、送信データをCSVでエクスポートできる「Contact Form 7 Database Addon」などがあります。確認画面を追加したい場合は「Multi-Step Forms」、条件分岐を設定したい場合は「Conditional Fields for Contact Form 7」など、ニーズに応じて必要な機能だけを追加できます。これらの拡張プラグインも多くが無料で提供されており、コストを抑えながら高機能なフォームを構築できます。Google Analytics連携やCRM連携なども可能で、マーケティング施策との統合もスムーズです。
カスタマイズの柔軟性
Contact Form 7はカスタマイズ性の高さでも知られています。CSSを使ってデザインを自由に変更でき、サイトのデザインに完全に合わせたフォームを作成できます。フォームタグにクラス名やID名を自由に設定できるため、詳細なスタイリングが可能です。また、functions.phpを編集することで、送信前のバリデーションルールのカスタマイズや、メール本文の動的な変更、外部APIとの連携なども実現できます。JavaScriptとの組み合わせで、入力内容に応じて表示項目を変更するなどの高度な制御も可能です。開発者向けのフックやフィルターも豊富に用意されており、エンジニアの方であれば思い通りのカスタマイズができます。
導入時の注意点(確認画面・サンクスページ)
Contact Form 7を導入する際の注意点は、標準機能では確認画面とサンクスページが用意されていないことです。MW WP Formでは標準で確認画面が実装されていましたが、Contact Form 7では別途プラグインを追加する必要があります。確認画面を実装するには「Multi-Step Forms」などの拡張プラグインをインストールします。ただし、プラグインの組み合わせやサーバー環境によっては、正常に動作しないケースも報告されています。導入前に必ずテスト環境で動作確認を行いましょう。サンクスページについては、送信完了後に別のページにリダイレクトする設定をfunctions.phpに記述するか、専用のプラグインを利用します。確認画面やサンクスページが必須でない場合は、この問題を気にする必要はありません。近年はUX(ユーザー体験)の観点から、確認画面なしのワンステップフォームも増えています。
Snow Monkey Formsの特徴とメリット
Snow Monkey FormsはMW WP Formの開発者が関わっている新しい問い合わせフォームプラグインです。ブロックエディタ完全対応で、現代的なWordPress環境に最適化されています。
MW WP Form開発者が関与する安心感
Snow Monkey Formsの開発には、MW WP Formを開発したキタジマタカシ氏も関わっています。そのため、MW WP Formユーザーが求める機能や使い勝手を理解した上で設計されており、移行がスムーズです。日本製のプラグインであり、日本語ドキュメントが充実している点も大きなメリットです。問い合わせや不具合報告への対応も日本語で行えるため、英語が苦手な方でも安心して利用できます。開発者コミュニティも日本国内に形成されており、情報交換がしやすい環境が整っています。MW WP Formで実現していた機能の多くが、Snow Monkey Formsでも実現可能です。開発者が同じということで、設計思想や操作感も似ており、学習コストが低い点も評価できます。
ブロックエディタ対応の現代的な設計
Snow Monkey FormsはWordPress 5.0から標準搭載されたブロックエディタ(Gutenberg)に完全対応しています。フォームの各項目をブロックとして視覚的に配置していくため、コードを書かずに直感的にフォームを作成できます。ブロックをドラッグ&ドロップで並び替えたり、プレビューを見ながらリアルタイムで調整できるのが大きな特徴です。デザインについても、デフォルトでシンプルで美しいスタイルが適用されているため、CSSの知識がなくても見栄えの良いフォームが完成します。ブロックエディタの利点を活かして、フォームの上下にテキストや画像を自由に配置することも簡単です。WordPress標準の編集方法に沿っているため、他のページ作成と同じ感覚で扱える点も初心者に優しい設計と言えます。
標準機能での確認画面・サンクスページ対応
Snow Monkey Formsの大きなアドバンテージは、確認画面と完了画面が標準機能として実装されていることです。追加のプラグインを導入する必要がなく、設定画面から簡単に有効化できます。確認画面では入力内容を一覧表示し、ユーザーに送信前の最終確認を促すことができます。完了画面では送信完了のメッセージを表示でき、次のアクションへの誘導も設定可能です。ただし、MW WP Formのようにそれぞれ独立したURLが割り当てられるわけではなく、同一ページ内で画面が切り替わる仕様になっています。Google Analyticsでコンバージョンを計測したい場合は、「完了メッセージが表示されたタイミング」という条件でタグを発火させる設定が必要です。GTM(Googleタグマネージャー)を使えば、この設定も比較的簡単に実装できます。
必要な動作環境(WordPress 6.3以上)
Snow Monkey Formsを使用するには、WordPress 6.3以上が必要です。これは、ブロックエディタの最新機能を活用するための要件です。PHP 7.4以上も推奨されており、古いサーバー環境では動作しない可能性があります。また、クラシックエディタを使用している場合は、Snow Monkey Formsを利用できません。ブロックエディタへの移行が必須となります。サイト全体をブロックエディタに移行することに抵抗がある場合は、フォームページだけブロックエディタを使用することも可能です。動作環境の確認は、プラグインをインストールする前に必ず行いましょう。WordPressのバージョンが古い場合は、まずWordPress本体のアップデートから始める必要があります。その際は、必ずバックアップを取ってから作業を進めてください。Snow Monkey Formsは今後のWordPressの進化に合わせて継続的に開発される予定のため、長期的な視点で見ると投資価値の高い選択肢です。
その他の選択肢
WordPressプラグイン以外にも、問い合わせフォームを実現する方法があります。要件や運用体制に応じて、最適な選択肢を検討しましょう。
PHPベースのメールフォーム(TransmitMailなど)
WordPressプラグインにこだわらず、PHPで直接メールフォームを実装する方法もあります。代表的なツールとして「TransmitMail」があります。これはスタンドアロンのPHPスクリプトで、WordPress本体に依存せずに動作します。WordPressのアップデートの影響を受けないため、長期的な安定性が高いのが特徴です。カスタマイズの自由度も非常に高く、独自のバリデーションロジックや、データベースへの保存、外部APIとの連携なども思いのままに実装できます。CSV出力や動的なフィールド生成、複雑な条件分岐など、高度な要件がある場合に適しています。ただし、PHPの知識が必要で、セキュリティ対策も自分で実装しなければならないため、技術的なハードルは高めです。開発リソースがある企業や、特殊な要件を持つプロジェクトに向いています。
外部フォームサービスの活用
Googleフォーム、formrun、HubSpot、Typeformなどの外部フォームサービスを利用する方法もあります。これらのサービスは、WordPressとは独立してフォームを作成し、埋め込みコードやリンクでWebサイトに設置します。サーバー側の処理やセキュリティ対策はサービス提供者が管理してくれるため、運用負担が大幅に軽減されます。送信データの管理画面も用意されており、CSVダウンロードやCRM連携などの機能も充実しています。デザイン性に優れたフォームを簡単に作成できるサービスも多く、ユーザー体験の向上にも貢献します。一方で、月額料金が発生するサービスが多く、送信数に応じて費用が変動する場合もあります。また、外部サービスのデザインとサイト全体のデザインに統一感を持たせるのが難しいケースもあります。運用コストと機能のバランスを考えて選択しましょう。
各プラグインの機能を一覧で比較することで、自社のニーズに最適な選択肢が見えてきます。以下の比較表を参考に、優先順位をつけて検討しましょう。
| 項目 | MW WP Form | Contact Form 7 | Snow Monkey Forms | PHPフォーム | 外部サービス |
|---|---|---|---|---|---|
| 確認画面 | 標準対応 | 拡張プラグイン必要 | 標準対応 | カスタム実装 | サービスによる |
| サンクスページ | 標準対応 | カスタマイズ必要 | 標準対応(同一ページ内) | カスタム実装 | 標準対応 |
| カスタマイズ性 | 高い | 非常に高い | 中程度 | 最高 | サービスによる |
| 日本語対応 | 完全対応 | 完全対応 | 完全対応 | 自己実装 | サービスによる |
| 料金 | 無料 | 無料 | 無料 | 開発コスト | 無料〜有料 |
| ブロックエディタ対応 | 非対応 | 一部対応 | 完全対応 | N/A | N/A |
| 開発状況 | 終了 | 継続中 | 継続中 | 自己管理 | サービスによる |
| 拡張性 | 中程度 | 非常に高い | 中程度 | 最高 | 制限あり |
| 初心者向け | ○ | ○ | ◎ | × | ◎ |
| セキュリティ更新 | 最低限 | 継続中 | 継続中 | 自己責任 | サービス側 |
| スパム対策 | 標準機能 | reCAPTCHA追加 | 標準機能 | カスタム実装 | 標準機能 |
| データ保存 | データベース | 拡張プラグイン必要 | 非対応 | カスタム実装 | クラウド保存 |
| WordPress依存 | 完全依存 | 完全依存 | 完全依存 | 独立 | 独立 |
| サポート | 限定的 | コミュニティ | 日本語サポート | なし | サービスによる |
確認画面の実装方法
確認画面は、ユーザーが入力した内容を送信前に確認できる画面です。MW WP FormとSnow Monkey Formsは標準で確認画面機能を搭載しています。Contact Form 7の場合は「Multi-Step Forms」などの拡張プラグインを導入することで実現できますが、環境によっては動作が不安定になることもあります。PHPフォームの場合は、セッションを使って入力データを保持し、確認画面と送信処理を分けてコーディングします。外部フォームサービスでは、サービスによって確認画面の有無が異なります。BtoB向けのフォームや重要な申し込みフォームでは確認画面があると安心感を与えられますが、近年のUXトレンドでは確認画面を省略するワンステップフォームも増えています。
サンクスページの設定
サンクスページ(送信完了ページ)は、フォーム送信後にユーザーに表示される画面です。MW WP Formでは独立したURLを持つサンクスページを設定できました。Snow Monkey Formsも標準で完了画面を表示できますが、同一ページ内での切り替えとなります。Contact Form 7では、functions.phpにリダイレクト処理を追加するか、専用プラグインを使用します。サンクスページは単なる「送信完了しました」というメッセージだけでなく、次のアクションへの誘導や関連コンテンツへのリンクを配置することで、CVR(コンバージョン率)の向上につながります。Google Analyticsでの計測設定も、独立したURLがあると簡単に設定できます。
カスタマイズ性
カスタマイズ性は、フォームのデザインや機能を自由に変更できる度合いを示します。Contact Form 7は拡張プラグインが豊富で、functions.phpを使った高度なカスタマイズにも対応しているため、カスタマイズ性が非常に高いです。PHPフォームは制限がないため、技術があればどんなカスタマイズも可能です。Snow Monkey Formsはブロックエディタベースのため、ビジュアル的な調整は簡単ですが、コードレベルでの細かいカスタマイズはやや制限があります。外部フォームサービスは、サービスが提供する範囲内でのカスタマイズに限られます。
日本語対応状況
日本語対応は、管理画面の表示言語だけでなく、ドキュメントやサポートの充実度も含みます。MW WP Form、Contact Form 7、Snow Monkey Formsはすべて日本人開発者による日本製プラグインで、完全な日本語対応です。エラーメッセージやバリデーションメッセージも日本語で設定でき、日本のビジネス習慣に合わせた設計になっています。海外製のプラグインやサービスの場合、日本語の翻訳ファイルが用意されていても、細かいニュアンスが伝わりにくいことがあります。日本国内での利用を前提とする場合は、日本製のツールを選ぶことで、運用がスムーズになります。
料金(無料/有料)
WordPress用のプラグインは基本的に無料で利用できます。MW WP Form、Contact Form 7、Snow Monkey Formsはすべて無料です。ただし、Contact Form 7で高度な機能を追加する場合は、一部の拡張プラグインが有料になることがあります。外部フォームサービスは、基本プランは無料でも、送信数の増加や高度な機能を使う場合に有料プランへのアップグレードが必要になります。formrunは月額3,000円〜、HubSpotは無料プランもありますが機能制限があります。PHPフォームは無料ですが、開発にエンジニアの工数がかかるため、人件費を考慮する必要があります。長期的なコストを見積もって選択しましょう。
フォームに求める機能や運用体制によって、最適なプラグインは異なります。自社の状況に合わせて選択しましょう。
シンプルなフォームで十分な場合
お問い合わせ内容を受け取るだけのシンプルなフォームであれば、Contact Form 7が最適です。名前、メールアドレス、問い合わせ内容の3項目程度であれば、10分程度で設置できます。
Contact Form 7がおすすめのケース
Contact Form 7は、以下のようなケースに特におすすめです。確認画面が不要なワンステップフォーム、項目数が10個以下のシンプルなフォーム、デザインを細かくカスタマイズしたいフォーム、将来的に機能拡張する可能性があるフォーム、スパム対策としてreCAPTCHAを導入したいフォーム、複数のフォームを設置する予定があるサイトです。特に、Webサイト制作会社やフリーランスのエンジニアにとっては、柔軟性が高く案件ごとのカスタマイズがしやすいため、標準的な選択肢となっています。世界中で使われているため、インターネット上に情報が豊富にあり、困ったときに解決策を見つけやすいのも大きなメリットです。
最小限の設定で導入する方法
Contact Form 7を最短で導入する手順を紹介します。まず、WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」を選び、「Contact Form 7」を検索してインストール・有効化します。次に「お問い合わせ」→「新規追加」でフォームを作成します。フォームタブには、デフォルトで基本的な項目が用意されているので、そのまま使っても問題ありません。メールタブで送信先のメールアドレスを設定します。これで最低限の設定は完了です。設定画面に表示されているショートコードをコピーして、固定ページに貼り付ければフォームが表示されます。デザインはCSSで調整できますが、最初はデフォルトのままでも十分機能します。所要時間は慣れていれば5分程度です。
確認画面が必須の場合
BtoB向けのお問い合わせフォームや、申し込みフォームなど、ユーザーに確認画面でチェックしてもらいたい場合は、標準で確認画面を実装できるプラグインを選びましょう。
Snow Monkey Formsの優位性
確認画面が必須の要件がある場合、Snow Monkey Formsが最も手軽な選択肢です。追加のプラグインを導入する必要がなく、ブロック設定から「確認画面を表示」にチェックを入れるだけで確認画面が有効になります。確認画面では入力内容が見やすく一覧表示され、「戻る」ボタンで修正も簡単です。Contact Form 7でも拡張プラグインを使えば確認画面を実装できますが、プラグインの相性問題や設定の複雑さを考えると、Snow Monkey Formsの方がシンプルで確実です。また、ブロックエディタでフォームを作成するため、視覚的にわかりやすく、非エンジニアのスタッフでも編集しやすいのが特徴です。MW WP Formからの移行組にとっても、確認画面の動作が似ているため違和感なく移行できます。
ユーザー体験を重視した選択
確認画面の有無は、ユーザー体験に大きく影響します。重要な情報を送信するフォームでは、確認画面があることでユーザーに安心感を与えられます。特に、金額や日時、個人情報など、間違えると困る情報を扱う場合は確認画面が推奨されます。一方で、簡単な問い合わせフォームの場合、確認画面があることでかえって離脱率が高まる可能性もあります。Googleのユーザビリティ調査では、フォームのステップ数が増えるほど完了率が下がる傾向が報告されています。自社のフォームがどちらのタイプかを見極めて、確認画面の必要性を判断しましょう。A/Bテストを実施して、確認画面ありとなしでコンバージョン率を比較するのも有効です。
高度なカスタマイズが必要な場合
標準的なフォームでは実現できない複雑な要件がある場合は、カスタマイズ前提のツール選択が必要です。
PHPフォームやカスタム開発の検討
複数ステップにわたるウィザード形式のフォーム、入力内容に応じて動的に項目が変化するフォーム、決済システムとの連携、会員データベースとの連動、複雑な計算処理を含むフォームなど、高度な要件がある場合は、WordPressプラグインの枠を超えたカスタム開発が適しています。PHPで一から開発すれば、どんな複雑な要件でも実現可能です。ただし、セキュリティ対策や保守運用も自分で行う必要があるため、社内にエンジニアがいるか、信頼できる開発会社と契約していることが前提となります。開発コストは数十万円から数百万円規模になることもありますが、ビジネスの根幹となるシステムであれば投資価値はあります。
外部APIとの連携が必要なケース
フォームから送信されたデータを、Salesforce、HubSpot、kintoneなどのCRMシステムに自動で連携したい場合や、Slack、Chatworkなどのチャットツールに通知を飛ばしたい場合は、API連携機能が必要です。Contact Form 7は、Zapier経由で様々な外部サービスと連携できます。また、functions.phpでWebhookを設定することで、任意のAPIにデータを送信することも可能です。外部フォームサービスの中には、標準で主要なCRMとの連携機能を持つものもあります。HubSpotのフォームは、HubSpot CRMとネイティブに連携します。formrunもSalesforceやkintoneとの連携が可能です。API連携を前提とする場合は、連携先のサービスのAPI仕様を確認し、実現可能なツールを選定しましょう。
実際の移行作業をスムーズに進めるために、準備から完了まで段階的に進めていきましょう。慌てずに一つずつ確認しながら作業することが重要です。
事前準備と確認事項
移行作業を始める前に、現状の把握とバックアップが不可欠です。準備を怠ると、万が一のトラブル時に復旧できなくなる可能性があります。
現在のフォーム設定のバックアップ
まず、MW WP Formの設定内容を記録しておきましょう。管理画面のフォーム編集画面をスクリーンショットで保存するのが最も簡単です。フォームタグ、バリデーションルール、URL設定、自動返信メール設定、管理者宛メール設定のすべてを記録します。特にメール本文のテンプレートは、そのまま新しいプラグインに移植できるよう、テキストファイルにコピーしておくことをおすすめします。また、WordPressのバックアッププラグイン(UpdraftPlusなど)を使って、サイト全体のバックアップも取得しておきましょう。データベースとファイルの両方をバックアップすることで、何か問題が起きても元の状態に戻せます。
送信データの保存状況確認
MW WP Formで送信されたデータがデータベースに保存されている場合、そのデータをエクスポートしておく必要があります。MW WP Formの管理画面から、過去の送信データをCSV形式でダウンロードできます。必要に応じて、ExcelやGoogleスプレッドシートで保存しておきましょう。データ保存機能を使っていない場合でも、メールで受信した過去の問い合わせ内容は、念のためアーカイブしておくことをおすすめします。移行後にデータが必要になった際、元のプラグインを無効化してしまうとアクセスできなくなる可能性があります。
テスト環境の構築
本番環境でいきなり移行作業を行うのはリスクが高いため、テスト環境を用意しましょう。最も簡単な方法は、ローカル環境にWordPressをインストールして、本番サイトのデータを複製することです。Local by FlywheelやXAMPPなどのツールを使えば、簡単にローカル環境を構築できます。レンタルサーバーによっては、ステージング環境を提供しているサービスもあります。エックスサーバーやConoHa WINGなどでは、ワンクリックでステージング環境を作成できます。テスト環境で移行作業を一通り実施し、問題がないことを確認してから本番環境で作業を行いましょう。
Contact Form 7への移行方法
Contact Form 7への移行は、フォームを一から作り直す必要がありますが、手順自体は比較的シンプルです。
プラグインのインストールと有効化
WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」を選択し、検索窓に「Contact Form 7」と入力します。検索結果に表示されたContact Form 7の「今すぐインストール」をクリックし、インストールが完了したら「有効化」をクリックします。これで管理画面のサイドバーに「お問い合わせ」というメニューが追加されます。この時点ではまだMW WP Formも有効なままにしておきます。両方のプラグインが同時に有効でも特に問題はありません。新しいフォームが完成して動作確認が取れてから、MW WP Formを無効化します。
フォーム設定の再構築
「お問い合わせ」→「新規追加」でフォームを作成します。MW WP Formで使っていたフォーム項目を、Contact Form 7の記法で書き直します。例えば、MW WP Formで「[mwform_text name=”お名前”]」と書いていた部分は、Contact Form 7では「[text* your-name]」のように記述します。必須項目には「*」を付けます。フォームタグジェネレーターを使えば、各項目のコードを自動生成できます。メールアドレスの確認欄(2回入力)を設定したい場合は、Confirmationタイプのフィールドを使用します。ラジオボタン、チェックボックス、セレクトボックスなども同様に設定し直します。
メール設定の移行
メールタブで、送信先メールアドレスや件名、メール本文を設定します。MW WP Formでバックアップしておいたメール設定を参考に、同じ内容を設定します。Contact Form 7では「[your-name]」のような形式で、フォームで入力された値を埋め込めます。自動返信メールを設定する場合は、「メール (2)」のチェックボックスを有効にして、ユーザーのメールアドレス宛に送信するよう設定します。メール本文には「お問い合わせありがとうございます」などの挨拶文を記載します。設定が完了したら、ショートコードをコピーして、固定ページに貼り付けます。
確認画面・サンクスページの実装
Contact Form 7で確認画面を実装する場合は、「Multi-Step Forms」などの拡張プラグインをインストールします。プラグインの設定画面で、どのフォームに確認画面を追加するかを選択し、確認画面の表示設定を行います。ただし、環境によってはうまく動作しないこともあるため、必ずテストしてください。サンクスページを別URLに設定したい場合は、functions.phpに以下のようなコードを追加します。「add_action( ‘wp_footer’, ‘redirect_to_thanks_page’ );」などのリダイレクト処理を記述します。または「Redirection for Contact Form 7」などの専用プラグインを使う方法もあります。
Snow Monkey Formsへの移行方法
Snow Monkey Formsはブロックエディタで直感的にフォームを作成できるため、コードの知識がなくても移行しやすいのが特徴です。
動作環境の確認
Snow Monkey Formsを導入する前に、WordPress 6.3以上であることを確認します。管理画面の「ダッシュボード」→「更新」でWordPressのバージョンを確認できます。6.3未満の場合は、まずWordPressをアップデートする必要があります。アップデート前には必ずバックアップを取得してください。また、PHPバージョンも7.4以上が推奨されます。サーバーの管理画面またはホスティング会社のコントロールパネルでPHPバージョンを確認できます。クラシックエディタを使用している場合は、フォームページだけブロックエディタに切り替えることも可能ですが、サイト全体をブロックエディタに移行することを検討してもよいでしょう。
プラグインのインストール
「プラグイン」→「新規追加」から「Snow Monkey Forms」を検索し、インストール・有効化します。有効化すると、固定ページや投稿の編集画面で「Snow Monkey Forms」のブロックが使えるようになります。専用の管理画面はなく、すべてブロックエディタ上で操作します。新しい固定ページを作成するか、既存のフォームページを編集します。ページ内でブロックを追加する際に「Snow Monkey Forms」カテゴリから必要なフォーム要素を選択します。テキスト入力、メールアドレス、テキストエリア、ラジオボタン、チェックボックスなど、必要な項目をドラッグ&ドロップで配置していきます。
ブロックエディタでのフォーム作成
各フォーム要素をブロックとして追加し、右サイドバーの設定パネルで項目名やプレースホルダー、必須設定などを行います。視覚的に確認しながら作業できるため、完成形をイメージしやすいです。すべての項目を配置したら、「送信ボタン」ブロックを追加します。次に「Snow Monkey Forms 設定」ブロックを追加して、メール送信先や件名、メール本文を設定します。ここでMW WP Formでバックアップしていたメール設定を参照しながら入力します。確認画面を有効にするには、設定ブロックの「確認画面を表示」にチェックを入れます。完了画面のメッセージも同じ設定ブロックで指定できます。
動作テストとトラブルシューティング
フォームの設定が完了したら、実際にテスト送信を行います。すべての項目に入力して送信し、メールが正しく届くか確認します。自動返信メールも設定している場合は、それも届くか確認しましょう。確認画面が正しく表示されるか、バリデーションエラーが適切に表示されるか、必須項目が空欄の場合にエラーになるか、メールアドレスの形式チェックが機能するかなど、様々なパターンでテストします。スマートフォンでの表示や動作も必ず確認してください。問題があれば、設定を見直して再度テストします。すべてのテストが問題なく完了したら、MW WP Formを無効化して完全に移行完了です。
フォームの移行が完了したら、本番公開前に徹底的なテストを実施しましょう。見落としがあると、顧客からの重要な問い合わせを逃すことになります。
フォーム送信テスト
実際に各項目に値を入力して送信ボタンをクリックし、正常に送信できることを確認します。正常系のテストとして、すべての項目を正しく入力して送信します。異常系のテストとして、必須項目を空欄にして送信できないことを確認します。メールアドレス欄に不正な形式(例: abc@com)を入力してエラーが表示されることを確認します。文字数制限がある項目では、上限を超えた文字列を入力してエラーになるか確認します。半角カナや特殊文字、絵文字などが含まれる場合の動作も確認しましょう。確認画面がある場合は、確認画面で「戻る」ボタンを押して入力内容が保持されているか確認します。複数回送信ボタンを連打して、二重送信の防止が機能しているかも確認します。
メール受信の確認
送信したフォームのデータが、管理者宛メールとして正しく届くか確認します。メールの件名が設定通りになっているか、本文に入力内容が正しく埋め込まれているか、送信元メールアドレスが適切に設定されているか、CCやBCCの設定が機能しているかを確認します。自動返信メールを設定している場合は、ユーザー(送信者)のメールアドレスにも正しくメールが届くか確認します。メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダに振り分けられていないか確認してください。サーバーのメール送信設定に問題がある可能性もあります。WP Mail SMTPなどのプラグインを使うと、メール送信の信頼性が向上します。
バリデーション機能の検証
各項目のバリデーション(入力値の検証)が正しく機能しているか確認します。必須項目が空欄の場合にエラーメッセージが表示されるか、メールアドレス形式のチェックが機能しているか、電話番号や郵便番号などの形式チェックがあれば正しく動作するか、文字数制限(最小文字数、最大文字数)が機能しているか、数値のみを入力すべき項目に文字列を入力した場合にエラーになるか、ファイルアップロードがある場合はファイル形式や容量制限が機能しているかを確認します。エラーメッセージの日本語表現が自然で、ユーザーにとってわかりやすいかもチェックします。エラー時に該当項目がハイライトされるなど、ユーザビリティも考慮されているか確認しましょう。
スマートフォン表示の確認
近年はスマートフォンからのアクセスが大半を占めるため、モバイル環境でのテストは必須です。iPhoneとAndroidの両方で確認することが理想的です。フォームの各項目が画面幅に収まっているか、入力しやすいフィールドサイズになっているか、ボタンが指で押しやすいサイズか、スクロールがスムーズか、入力欄をタップした際にキーボードが適切に表示されるか、メールアドレス入力時は@キーが表示されるか、電話番号入力時は数字キーボードが表示されるか、確認画面や完了画面もモバイルで見やすいかを確認します。実機がなければ、Google Chromeのデベロッパーツールでモバイル表示をシミュレートできますが、可能であれば実機でのテストを推奨します。
MW WP Formの移行に関して、多くの方が疑問に思うポイントをQ&A形式でまとめました。移行前の不安を解消し、スムーズな移行を実現しましょう。
- MW WP Formのデータは移行できる?
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MW WP Formで保存されていた送信データを、新しいプラグインに直接移行することは基本的にできません。データベースの構造が異なるためです。ただし、過去の送信データ自体は、CSV形式でエクスポートして保存することが可能です。MW WP Formの管理画面から、送信データ一覧ページにアクセスし、CSVダウンロード機能を使ってデータをエクスポートしましょう。エクスポートしたCSVファイルは、ExcelやGoogleスプレッドシートで管理できます。新しいプラグインに移行後は、そちらのデータ保存機能(拡張プラグインが必要な場合もあります)を使って、今後の送信データを蓄積していくことになります。Contact Form 7の場合は「Flamingo」プラグイン、Snow Monkey Formsの場合は標準ではデータ保存機能がないため、外部のフォーム管理サービスとの連携を検討する必要があります。重要なデータは必ず移行前にバックアップを取得してください。
- 複数のフォームを使っている場合は?
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サイト内で複数のフォーム(問い合わせフォーム、資料請求フォーム、採用応募フォームなど)を使用している場合でも、移行は可能です。Contact Form 7もSnow Monkey Formsも、複数のフォームを作成して管理できます。移行の際は、すべてのフォームを一度に移行するのではなく、1つずつ順番に移行することをおすすめします。まず、最もシンプルなフォームから移行を始めて、手順に慣れてから複雑なフォームに取り組むとスムーズです。各フォームにはショートコードが割り当てられるため、固定ページに埋め込んでいるショートコードを新しいものに置き換える必要があります。置き換え漏れがないよう、使用中のフォーム一覧をリストアップしてから作業を進めましょう。テーマやテンプレートファイルに直接ショートコードが記述されている場合もあるため、念のためファイルを検索してください。
- プラグイン変更でSEOに影響は?
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フォームプラグインの変更自体は、SEOに直接的な悪影響を与えることはありません。Googleなどの検索エンジンは、フォームの実装方法(どのプラグインを使っているか)を評価の対象にしていないためです。ただし、移行作業でページのURLが変わってしまう場合は注意が必要です。例えば、MW WP Formで設定していた確認画面や完了画面に独立したURLがあり、それらが検索エンジンにインデックスされていた場合、移行後にURLが変わると404エラーが発生します。その場合は、301リダイレクトを設定して、旧URLから新URLに転送する必要があります。また、ページの読み込み速度が大幅に遅くなるとSEOに影響する可能性があるため、移行後はPageSpeed InsightsなどでWebサイトの速度を確認することをおすすめします。適切に移行作業を行えば、SEO面での問題はほぼ発生しません。
- 無料プラグインで十分?有料版は必要?
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多くの場合、無料プラグインで十分な機能を実現できます。Contact Form 7とSnow Monkey Formsはどちらも無料で、基本的な問い合わせフォームに必要な機能はすべて揃っています。有料プラグインや有料の拡張機能が必要になるのは、以下のようなケースです。高度な条件分岐(入力内容に応じて次の質問が変わる)、決済機能との連携、複雑な計算処理(見積もり自動計算など)、詳細なアクセス解析やコンバージョン追跡、マルチステップウィザード形式のフォーム、顧客管理システム(CRM)との自動連携などです。一般的な企業サイトの問い合わせフォームや採用応募フォームであれば、無料プラグインで問題ありません。まずは無料プラグインで運用を始めて、必要に応じて有料の拡張機能を追加していくアプローチが賢明です。費用対効果を考えながら、本当に必要な機能だけに投資しましょう。
MW WP Formの開発終了は、より良いフォーム環境を構築するチャンスでもあります。この記事の内容を踏まえて、最適な移行先を選択しましょう。
状況別のおすすめプラグイン
それぞれの状況に応じたおすすめプラグインをまとめます。
シンプルな問い合わせフォームが欲しい方 → Contact Form 7が最適です。設定が簡単で、拡張性も高く、世界中で使われている実績があります。
確認画面が必須の方 → Snow Monkey Formsをおすすめします。追加プラグインなしで確認画面を実装でき、ブロックエディタで直感的に作成できます。
デザインを細かくカスタマイズしたい方 → Contact Form 7が柔軟です。CSSで自由にスタイリングでき、HTML構造も変更可能です。
初心者でコードを書きたくない方 → Snow Monkey Formsが使いやすいです。ビジュアルエディタで完結し、コードの知識がなくても作成できます。
複雑な要件がある方 → PHPフォームのカスタム開発や、外部フォームサービス(formrun、HubSpotなど)の利用を検討してください。
コストを最小限に抑えたい方 → Contact Form 7またはSnow Monkey Formsの無料版で十分です。
早めの移行対応を推奨する理由
MW WP Formの移行は、できるだけ早く対応することを強くおすすめします。理由は以下の通りです。
セキュリティリスクの増大 時間が経つほど、脆弱性が発見されるリスクが高まります。開発が終了したプラグインは、新しい脅威に対応できません。
互換性問題の発生 WordPress本体やPHPのバージョンアップのたびに、MW WP Formが動かなくなる可能性があります。突然フォームが使えなくなってから慌てるよりも、計画的に移行しましょう。
情報の鮮度 現時点では移行に関する情報がインターネット上に豊富にありますが、時間が経つと情報が減り、トラブル時の解決が困難になります。
余裕を持った対応 急いで移行すると、テストが不十分になり、ミスが発生しやすくなります。時間に余裕があるうちに、丁寧に移行作業を進めましょう。
ビジネス機会の損失回避 フォームが使えなくなると、問い合わせや申し込みを取りこぼすことになります。売上や顧客獲得に直結する部分なので、リスクを最小化することが重要です。
今後のWordPress環境での安定運用に向けて
フォームプラグインの選定は、長期的な視点で考えることが大切です。2025年以降も安定して運用できるよう、以下のポイントを押さえておきましょう。
継続的に開発されているプラグインを選ぶ 最終更新日が古いプラグインは避け、定期的にアップデートされているものを選びましょう。
コミュニティが活発なプラグインを選ぶ 利用者が多く、フォーラムやブログで情報交換が活発に行われているプラグインは、トラブル時の解決が容易です。
バックアップ体制を整える フォームだけでなく、サイト全体の定期的なバックアップを取得する習慣をつけましょう。
定期的なテストを実施する 年に数回、フォームの動作テストを実施して、問題がないか確認しましょう。WordPressやプラグインをアップデートした後は必ずテストしてください。
複数の連絡手段を用意する フォーム以外にも、電話番号やメールアドレスを明記しておくことで、万が一フォームが使えなくなった場合の保険になります。
MW WP Formからの移行は、一時的には手間がかかりますが、長期的にはWebサイトの安定性とセキュリティ向上につながります。この記事を参考に、自社に最適なフォーム環境を構築してください。移行作業に不安がある場合は、Web制作会社に依頼することも検討しましょう。安全で快適なWebサイト運営を実現してください。

