ワードプレスでコーポレートサイトを制作する際、「どのプラグインを導入すべきか分からない」「プラグインを入れすぎてサイトが重くなった」といった悩みを抱えていませんか。
企業サイトでは、セキュリティ対策やSEO最適化、問い合わせフォームの設置など、さまざまな機能が必要です。しかし、プラグインの選定を誤ると、サイト速度の低下やセキュリティリスクにつながる可能性があります。
本記事では、コーポレートサイトに必須のプラグイン15選を目的別に厳選し、導入手順から運用のポイントまで詳しく解説します。この記事を読めば、適切なプラグインを選び、安全で効率的な企業サイト運営が実現できます。
企業サイトにおけるプラグインは、ワードプレスの機能を拡張し、サイトの価値を高める重要な役割を担っています。プラグインを適切に選定することで、セキュリティの強化、SEO対策、業務効率化など、企業サイトに必要な機能を簡単に実装できます。
プラグイン選定で押さえるべき3つのポイントは、セキュリティ、速度、機能性です。セキュリティでは、不正アクセスやマルウェアからサイトを守るプラグインが必須です。速度面では、画像最適化やキャッシュ機能により、ユーザー体験を向上させます。機能性では、問い合わせフォームやSEO対策など、ビジネス目的に沿った機能を提供するプラグインを選びます。
プラグイン導入の注意点として、入れすぎによる弊害があります。プラグインを多数導入すると、サイトの表示速度が低下し、プラグイン同士の競合によるエラーが発生するリスクが高まります。また、セキュリティホールが増える可能性もあります。企業サイトでは、必要最低限のプラグインに絞り、定期的にメンテナンスすることが重要です。推奨される導入数の目安は10~15個程度です。
企業サイトの基盤となる基本プラグインは、サイトの安全性と運用効率を左右する重要な要素です。ここでは、どんな業種の企業サイトでも必須となる5つのプラグインを紹介します。
WP Multibyte Patch – 日本語サイトの文字化け対策に必須
結論:日本語のコーポレートサイトでは、WP Multibyte Patchの導入が必須です。
ワードプレスは元々英語圏で開発されたシステムのため、日本語環境では文字化けやメール送信の不具合が発生することがあります。WP Multibyte Patchは、これらの問題を解決する日本語対応プラグインです。
導入が必要な理由
- 日本語の文字化けを防止し、サイト上で正しく日本語が表示されます
- 問い合わせフォームからのメール送信時の文字化けを防ぎます
- 全角スペースや検索機能の日本語対応を最適化します
- ファイル名の日本語表記によるトラブルを回避します
設定方法と注意点
- ワードプレスの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」を選択
- 検索ボックスに「WP Multibyte Patch」と入力
- プラグインを見つけたら「今すぐインストール」をクリック
- インストール後、「有効化」をクリックすれば設定完了
このプラグインは有効化するだけで自動的に機能し、特別な設定は不要です。ただし、定期的にアップデートを確認し、最新版を保つことが重要です。
BackWPup – 企業サイトのデータを守る自動バックアップ
結論:BackWPupを導入すれば、企業サイトのデータを自動でバックアップし、万が一のトラブルに備えられます。
企業サイトでは、顧客情報や重要なコンテンツが日々蓄積されます。サーバー障害やハッキング、操作ミスなどでデータが失われると、ビジネスに大きな損害を与えます。BackWPupは、定期的に自動でバックアップを取得し、データを安全に保管できるプラグインです。
バックアップの重要性
- サーバートラブルや誤操作によるデータ損失を防ぎます
- ハッキングやマルウェア感染からの復旧が可能になります
- ワードプレスやプラグインの更新前にバックアップを取ることで、不具合発生時に素早く復元できます
推奨設定(頻度・保存先)
| 項目 | 推奨設定 | 理由 |
|---|---|---|
| バックアップ頻度 | 週1回以上 | 定期的な更新がある場合は毎日推奨 |
| 保存先 | 外部ストレージ(Dropbox、Google Drive等) | サーバーと別の場所に保存することでリスク分散 |
| 保存世代数 | 3~5世代 | ストレージ容量と復元の柔軟性のバランス |
代替プラグイン比較(UpdraftPlus等) UpdraftPlusは、BackWPupと並んで人気のバックアッププラグインです。UpdraftPlusは管理画面から直接復元できる点が便利ですが、無料版では一部機能が制限されます。BackWPupは完全無料で基本機能が充実しているため、コストを抑えたい企業に適しています。
SiteGuard WP PluginとWordfence Security – 不正アクセスから企業サイトを守る
結論:企業サイトのセキュリティ対策には、SiteGuard WP PluginまたはWordfence Securityの導入が必須です。
企業サイトは、個人情報や機密情報を扱うため、サイバー攻撃の標的になりやすい傾向があります。セキュリティプラグインを導入することで、不正アクセスやマルウェア感染のリスクを大幅に低減できます。
企業サイトに求められるセキュリティレベル
- ログイン画面への総当たり攻撃(ブルートフォースアタック)の防止
- 管理画面へのアクセス制限(IP制限やログイン回数制限)
- マルウェアスキャンによる不正ファイルの検出
- ファイアウォール機能による不正なアクセスのブロック
各プラグインの特徴と選び方
| プラグイン | 特徴 | 適している企業 |
|---|---|---|
| SiteGuard WP Plugin | 日本語対応、設定が簡単 | 初心者、日本企業向け |
| Wordfence Security | 高機能、詳細な分析機能 | セキュリティ重視、中級者以上 |
SiteGuard WP Pluginは日本製で管理画面が日本語のため、初心者でも設定しやすいのが特徴です。一方、Wordfence Securityは、リアルタイムのファイアウォールや詳細なセキュリティレポートなど、より高度な機能を提供します。
基本設定手順
- プラグインをインストール・有効化
- ログインページのURL変更(推奨)
- ログイン試行回数の制限を設定
- 画像認証(CAPTCHA)の有効化
- 定期的なマルウェアスキャンの実施
これらの設定により、企業サイトのセキュリティレベルが大幅に向上します。
企業サイトの集客力を高めるには、SEO対策が欠かせません。検索エンジンで上位表示されることで、潜在顧客との接点が増え、問い合わせや売上の向上につながります。ここでは、SEO対策に必須のプラグイン4選を紹介します。
Google XML Sitemaps – 検索エンジンにサイト構造を正確に伝える
結論:Google XML Sitemapsを導入すれば、検索エンジンにサイト構造を正確に伝え、ページのインデックスを促進できます。
XMLサイトマップは、サイト内の全ページの情報を検索エンジンに伝えるファイルです。特に新しく公開したページや更新したページを、検索エンジンに素早く認識してもらうために重要です。
XMLサイトマップの役割
- サイト内の全ページURLを一覧化し、検索エンジンのクローラーに提供します
- ページの優先度や更新頻度を伝え、効率的なクロールを促します
- 新規ページや更新ページを素早くインデックスさせます
設定方法とSearch Console連携
- Google XML Sitemapsをインストール・有効化
- 管理画面の「設定」→「XML-Sitemap」で基本設定を確認
- 自動生成されたサイトマップURL(例: https://example.com/sitemap.xml)をコピー
- Google Search Consoleにログインし、サイトマップURLを登録
サイトマップを登録後、Search Consoleでインデックス状況を定期的に確認し、問題があれば早期に対処することが重要です。
All in One SEO Pack – メタ情報からSNS連携まで一括管理
結論:All in One SEO Packを使えば、タイトルタグやメタディスクリプション、SNS連携など、SEOに必要な設定を一元管理できます。
All in One SEO Packは、初心者から上級者まで幅広く利用されている総合SEOプラグインです。メタ情報の設定からソーシャルメディアの最適化まで、SEO対策に必要な機能が一通り揃っています。
企業サイトで設定すべき項目
- タイトルタグとメタディスクリプションの最適化
- OGPタグの設定(FacebookやTwitterでのシェア時の表示最適化)
- XMLサイトマップの自動生成
- noindexやnofollowの設定
- パンくずリストの構造化データ対応
Yoast SEOとの比較
| 項目 | All in One SEO Pack | Yoast SEO |
|---|---|---|
| 操作性 | シンプル | 高機能だが複雑 |
| 日本語対応 | 一部英語表記 | 日本語対応 |
| SNS連携 | 充実 | 充実 |
| 無料版機能 | 豊富 | 基本機能のみ |
All in One SEO Packはシンプルな設定画面で初心者にも使いやすく、Yoast SEOはより詳細な分析とアドバイス機能が充実しています。企業サイトの規模や運用体制に合わせて選択しましょう。
H3:Site Kit by Google – アナリティクスとサーチコンソールを一元管理
結論:Site Kit by Googleを導入すれば、ワードプレスの管理画面からGoogle AnalyticsとSearch Consoleのデータを確認できます。
Site Kit by Googleは、Google公式のワードプレスプラグインです。Google Analytics、Search Console、AdSense、PageSpeed Insightsなど、複数のGoogleツールをワードプレス上で一元管理できます。
導入メリット
- 管理画面を切り替えることなく、サイトのパフォーマンスを確認できます
- 各ページのアクセス数や検索キーワードを個別に確認できます
- 複雑なタグ設置作業が不要になり、設定ミスを防げます
- ワードプレスの各ページ編集画面でリアルタイムデータが確認できます
企業サイトで見るべき指標
- セッション数とユーザー数:サイトへの訪問状況を把握
- 直帰率と平均滞在時間:コンテンツの質を評価
- 検索クエリと平均掲載順位:SEO施策の効果測定
- ページ速度スコア:ユーザー体験の改善ポイントを特定
Site Kitを活用することで、データに基づいた戦略的なサイト運営が可能になります。
サイトの表示速度は、ユーザー体験とSEO評価の両面で重要な要素です。特に画像ファイルはサイトの読み込み速度を左右する大きな要因となります。ここでは、画像最適化に効果的なプラグインを3つ紹介します。
EWWW Image Optimizer – アップロード時に自動で画像を最適化
結論:EWWW Image Optimizerを導入すれば、画像を自動で圧縮・最適化し、サイトの表示速度を向上できます。
EWWW Image Optimizerは、アップロードした画像を自動的に圧縮し、ファイルサイズを削減するプラグインです。既にアップロード済みの画像も一括で最適化できるため、既存サイトの改善にも有効です。
画像最適化がSEOに与える影響
- ページの読み込み速度が向上し、ユーザー体験が改善されます
- Googleのコアウェブバイタル(LCP、FID、CLS)のスコアが向上します
- 直帰率が低下し、サイト全体のSEO評価が高まります
- モバイルユーザーの通信量削減につながります
WebP変換の設定方法
- EWWW Image Optimizerをインストール・有効化
- 設定画面の「基本」タブで「遅延読み込み」を有効化
- 「WebP」タブでWebP変換を有効化
- 既存画像を一括最適化する場合は、「メディア」→「一括最適化」を実行
WebP形式は、JPEGやPNGと比較して約25~35%ファイルサイズが小さくなるため、大幅な速度改善が期待できます。
Converter for Media – WebP形式で表示速度を大幅改善
結論:Converter for Mediaは、既存の画像を自動的にWebP形式に変換し、サイトの表示速度を劇的に改善します。
Converter for Mediaは、JPEGやPNG画像を次世代画像フォーマットであるWebPに変換するプラグインです。ブラウザがWebPに対応していない場合は、自動的に元の画像形式にフォールバックする仕組みを持っています。
EWWW Image Optimizerとの違い
| 項目 | EWWW Image Optimizer | Converter for Media |
|---|---|---|
| 主な機能 | 画像圧縮とWebP変換 | WebP変換に特化 |
| 処理方法 | アップロード時に圧縮 | 既存画像を一括変換 |
| サーバー負荷 | 低い | やや高い |
| 設定の簡単さ | 多機能で複雑 | シンプルで初心者向け |
EWWW Image Optimizerは多機能で細かな設定が可能ですが、Converter for MediaはWebP変換に特化しており、設定がシンプルで初心者にも扱いやすいのが特徴です。
企業サイトでの推奨設定
- 変換品質:85~90%(画質とファイルサイズのバランスが最適)
- 変換対象:すべてのJPEG、PNG画像
- 古い画像の削除:ストレージ容量に余裕がなければ有効化
この設定により、画質を保ちながら最大限のファイルサイズ削減が実現できます。
問い合わせフォームは、企業サイトにとって顧客との重要な接点です。適切なフォームプラグインを選ぶことで、問い合わせ率の向上と業務効率化が実現できます。
Contact Form 7 – シンプルで拡張性の高いフォーム作成
結論:Contact Form 7は、無料で高機能な問い合わせフォームを簡単に作成できる、国内シェアNo.1のプラグインです。
Contact Form 7は、国内で最も利用されているフォームプラグインです。シンプルな操作性と高い拡張性が特徴で、基本的な問い合わせフォームから複雑な入力項目まで対応できます。
基本的なフォームの作り方
- Contact Form 7をインストール・有効化
- 管理画面の「お問い合わせ」→「新規追加」を選択
- フォームテンプレートを編集(名前、メールアドレス、件名、本文など)
- メール設定で、送信先アドレスや件名を設定
- 生成されたショートコードを、固定ページや投稿に貼り付け
スパム対策(reCAPTCHA連携) Contact Form 7単体ではスパム対策機能が弱いため、Googleのre CAPTCHAとの連携が推奨されます。設定手順は以下の通りです。
- GoogleのreCAPTCHAサイトでAPIキーを取得
- Contact Form 7の「インテグレーション」タブでAPIキーを登録
- フォームにreCAPTCHAタグを追加
これにより、スパムメールを大幅に削減できます。
WPForms – ドラッグ&ドロップで簡単フォーム作成
結論:WPFormsは、ドラッグ&ドロップの直感的な操作で、初心者でも高機能なフォームを簡単に作成できます。
WPFormsは、ビジュアルエディタを使って直感的にフォームを作成できるプラグインです。事前に用意されたテンプレートも豊富で、問い合わせフォームだけでなく、アンケートや申し込みフォームも簡単に作成できます。
Contact Form 7との違い
- 操作方法:WPFormsはドラッグ&ドロップで視覚的に操作可能。Contact Form 7はテキストベース
- デザイン:WPFormsは美しいデザインテンプレートが豊富
- スパム対策:WPFormsには標準でスパム対策機能が搭載
- エントリー管理:WPFormsは管理画面で送信データを確認可能(Contact Form 7は別途プラグインが必要)
有料版と無料版の機能比較
| 機能 | 無料版 | 有料版 |
|---|---|---|
| 基本的なフォーム作成 | ○ | ○ |
| ドラッグ&ドロップ操作 | ○ | ○ |
| スパム対策 | ○ | ○ |
| 決済機能連携 | × | ○ |
| ファイルアップロード | × | ○ |
| 条件分岐 | × | ○ |
無料版でも基本的な問い合わせフォームは十分に作成できますが、より高度な機能が必要な場合は有料版の検討をおすすめします。
Snow Monkey Forms – 国産プラグインで安心の日本語サポート
結論:Snow Monkey Formsは、日本製プラグインならではの細やかな配慮と充実したサポートが特徴です。
Snow Monkey Formsは、国産ワードプレステーマ「Snow Monkey」の開発元が提供するフォームプラグインです。日本の商習慣やビジネスマナーに配慮した設計で、企業サイトに最適な機能を備えています。
企業サイト向けの高度な機能
- 郵便番号から住所を自動入力する機能
- 入力内容の確認画面を表示する機能
- プライバシーポリシーへの同意チェック機能
- 送信完了後のサンクスページへのリダイレクト
- 管理画面での送信データ管理機能
他プラグインとの使い分け
- Contact Form 7:無料で高機能、カスタマイズの自由度が高い。開発知識がある企業向け
- WPForms:直感的な操作性、海外製。ビジュアル重視の企業向け
- Snow Monkey Forms:日本製で日本語サポート充実。国内企業で安心感を重視する場合に最適
Snow Monkey Formsは有料プラグインですが、日本語での丁寧なサポートが受けられるため、初心者や社内にエンジニアがいない企業に特におすすめです。
企業サイトの運用では、日々の更新作業やメンテナンスの効率化が重要です。ここでは、運用負担を軽減し、サイトの品質を保つために役立つプラグインを紹介します。
Broken Link Checker – リンク切れを自動検出して通知
結論:Broken Link Checkerを導入すれば、サイト内のリンク切れを自動で検出し、すぐに修正できます。
Broken Link Checkerは、サイト内の全リンクを定期的にチェックし、リンク切れを発見すると管理者にメールで通知するプラグインです。リンク切れはユーザー体験を損ない、SEO評価にも悪影響を与えるため、早期発見・修正が重要です。
企業サイトでリンク切れが与える影響
- ユーザーが目的の情報にたどり着けず、信頼性が低下します
- 検索エンジンのクローラーがサイトを正しく巡回できず、SEO評価が下がります
- 外部サイトへのリンク切れは、ビジネスパートナーとの関係にも影響します
設定と運用方法
- Broken Link Checkerをインストール・有効化
- 設定画面でチェック頻度を設定(推奨:72時間ごと)
- 通知先メールアドレスを設定
- リンク切れが検出されたら、管理画面の「ツール」→「リンクエラー」で確認
- 「URLを編集」または「リンク解除」で修正
定期的にリンクエラーを確認し、修正することで、サイトの品質を高く保てます。
Akismet – コメント・フォームのスパム対策
結論:Akismetは、コメントや問い合わせフォームに届くスパムを自動で判別し、ブロックするプラグインです。
Akismetは、ワードプレスに標準でインストールされているスパム対策プラグインです。AI技術を使ってスパムコメントやメッセージを自動判別し、管理者の手間を大幅に削減します。
企業サイトでの必要性 企業サイトでは、コメント機能を無効にしている場合も多いですが、問い合わせフォームがある場合はスパム対策が必須です。スパムメールが大量に届くと、重要な問い合わせを見落とすリスクがあります。
API取得と設定手順
- Akismetを有効化
- Akismet.comでアカウントを作成(無料版は非営利サイト向け、企業サイトは有料版推奨)
- APIキーを取得
- ワードプレスの管理画面でAPIキーを入力
- 設定画面で、スパム判定の厳格さやコメント表示方法を設定
Akismetを導入することで、スパムメールの手動削除作業から解放され、本来の業務に集中できます。
企業サイトの目的や業種によって、必要となるプラグインは異なります。ここでは、特定の目的に応じて追加すべきプラグインを紹介します。
採用サイト機能を追加したい場合
結論:採用活動を強化したい企業には、求人情報管理プラグインの導入がおすすめです。
採用サイト機能を追加することで、求人情報の管理や応募者とのコミュニケーションを効率化できます。
求人情報管理プラグイン
- WP Job Manager:求人情報の投稿・管理ができるプラグイン。求人検索機能も実装可能
- Simple Job Board:シンプルな操作で求人ページを作成できるプラグイン
応募フォーム連携 Contact Form 7やWPFormsを使って、採用応募フォームを作成します。履歴書や職務経歴書のファイルアップロード機能を追加することで、応募者情報を一元管理できます。
多言語対応が必要な場合
結論:海外展開や外国人顧客向けのサイトには、多言語化プラグインが必須です。
グローバルに事業展開する企業や、外国人顧客をターゲットとする企業では、多言語対応が重要です。
WPML、Polylangの比較
| 項目 | WPML | Polylang |
|---|---|---|
| 価格 | 有料(年間約$39~) | 無料版あり |
| 対応言語数 | 無制限 | 無制限 |
| 翻訳管理 | 高機能 | シンプル |
| SEO対策 | 自動でhreflangタグ生成 | 手動設定が必要 |
企業サイトでの多言語化の注意点
- URL構造を決める(サブディレクトリ型、サブドメイン型など)
- 各言語ページのSEO対策を個別に実施
- 翻訳の品質管理体制を整える
- 画像内のテキストも多言語化を検討
多言語化には継続的な翻訳・更新作業が必要なため、運用体制を整えてから導入することが重要です。
会員制コンテンツを作りたい場合
結論:会員限定コンテンツを提供したい企業には、会員管理プラグインが必要です。
BtoB企業や教育サービス、オンラインサロンなど、会員向けに限定コンテンツを提供する場合は、会員管理プラグインを導入します。
会員管理プラグインの選び方
- MemberPress:高機能で決済機能も充実。本格的な会員サイトに最適
- Ultimate Member:無料で基本的な会員登録・ログイン機能を実装可能
- Restrict Content Pro:コンテンツごとにアクセス制限を細かく設定可能
会員サイトでは、セキュリティ対策とバックアップが特に重要です。個人情報を扱うため、前述のセキュリティプラグインとバックアッププラグインの導入を必ず行いましょう。
プラグインは便利な機能を提供しますが、使い方を誤るとサイトに悪影響を及ぼします。ここでは、プラグインを安全に運用するためのベストプラクティスを紹介します。
プラグインの入れすぎによるリスク
結論:プラグインの導入数は10~15個程度に抑え、必要最低限の機能に絞ることが重要です。
プラグインを多数導入すると、サイトの表示速度が低下し、セキュリティリスクが高まります。また、プラグイン同士の競合によるエラーも発生しやすくなります。
サイト速度への影響 プラグインが増えると、ページ読み込み時に処理するコードが増加し、表示速度が遅くなります。1秒の遅延で、コンバージョン率が7%低下するという調査結果もあり、ビジネスに直接影響します。
セキュリティリスク プラグインが増えるほど、脆弱性が発見されるリスクも高まります。特に、長期間更新されていないプラグインはセキュリティホールになりやすいため注意が必要です。
推奨導入数の目安
- 小規模企業サイト:8~12個
- 中規模企業サイト:10~15個
- 大規模企業サイト:15~20個
機能が重複するプラグインは避け、1つのプラグインで複数の機能をカバーできるものを選ぶことが重要です。
プラグイン選定の基準
結論:信頼性の高いプラグインを選ぶには、更新頻度、利用者数、レビュー評価の3つを確認しましょう。
ワードプレスの公式ディレクトリには60,000以上のプラグインが登録されていますが、すべてが安全で高品質とは限りません。
更新頻度の確認方法 プラグインの詳細ページで「最終更新」の日付を確認します。最終更新が1年以上前のプラグインは、現在のワードプレスバージョンに対応していない可能性があります。理想は3ヶ月以内に更新されているプラグインです。
利用者数とレビューの見方
- 有効インストール数:10万件以上が理想
- 評価:星4つ以上が目安
- レビュー内容:最新のレビューで致命的なバグ報告がないか確認
信頼できる開発元の見分け方
- 公式企業が開発しているか(例:Google公式のSite Kit)
- 開発者の実績や他のプラグインの評価が高いか
- サポート対応が充実しているか
これらの基準を満たすプラグインを選ぶことで、トラブルのリスクを最小限に抑えられます。
定期メンテナンスの重要性
結論:プラグインの定期的な更新とバックアップは、サイトの安全性を保つために必須です。
プラグインのメンテナンスを怠ると、セキュリティリスクが高まり、最悪の場合サイトが乗っ取られる可能性もあります。
プラグイン更新のタイミング
- セキュリティアップデート:即座に更新(通知が来たらすぐに対応)
- 機能追加のアップデート:バックアップを取ってからテスト環境で検証後に更新
- マイナーアップデート:1週間以内に更新
バックアップを取ってから更新する手順
- BackWPupで手動バックアップを実行
- バックアップの完了を確認
- テスト環境がある場合は、先にテスト環境で更新をテスト
- 本番環境でプラグインを更新
- サイトの動作確認(フォーム送信、ページ表示など)
- 問題があれば、バックアップから復元
定期的なメンテナンススケジュールを設定し、月に1回は全プラグインの更新状況とセキュリティ設定を見直すことをおすすめします。
企業サイトに最適なプラグインを目的別に紹介してきました。最後に、重要なポイントをまとめます。
最低限導入すべき必須プラグイン一覧
- WP Multibyte Patch(日本語対応)
- BackWPup(バックアップ)
- SiteGuard WP PluginまたはWordfence Security(セキュリティ)
- Google XML Sitemaps(SEO)
- EWWW Image Optimizer(画像最適化)
- Contact Form 7またはWPForms(問い合わせフォーム)
目的別プラグイン選定フローチャート
- 日本語サイトを運営する → WP Multibyte Patch
- データ保護が心配 → BackWPup
- セキュリティを強化したい → SiteGuard WP Plugin
- 検索順位を上げたい → Google XML Sitemaps + All in One SEO
- サイトを高速化したい → EWWW Image Optimizer + Converter for Media
- 問い合わせを受け付けたい → Contact Form 7 / WPForms / Snow Monkey Forms
- 採用を強化したい → WP Job Manager
- 多言語化したい → WPML / Polylang
- 会員サイトを作りたい → MemberPress / Ultimate Member
次のステップ(テーマ選びや初期設定) プラグインの導入が完了したら、次は以下のステップに進みましょう。
- 企業サイトに適したテーマの選定とインストール
- Google AnalyticsとSearch Consoleの設定
- パーマリンク設定とSSL化の確認
- 固定ページの作成(会社概要、事業案内、お問い合わせなど)
- コンテンツの追加と公開
本記事で紹介したプラグインを適切に導入・運用することで、安全で高機能な企業サイトを実現できます。定期的なメンテナンスを忘れずに、効果的なサイト運営を行いましょう。
- プラグインは何個まで入れてもいいですか?
-
プラグインの推奨数は10~15個程度です。
プラグインの導入数に厳密なルールはありませんが、多すぎるとサイト速度の低下やセキュリティリスクの増加につながります。小規模な企業サイトであれば8~12個、中規模サイトで10~15個、大規模サイトでも20個以内に抑えるのが理想です。
重要なのは、数よりも「必要性」と「品質」です。同じ機能のプラグインを複数導入するのは避け、信頼性の高いプラグインを厳選しましょう。また、使用していないプラグインは必ず無効化・削除することで、サイトのパフォーマンスを最適に保てます。
プラグイン数を最小限に抑えるコツ
- 多機能なプラグインを優先的に選ぶ
- テーマに標準搭載されている機能を活用する
- 定期的にプラグインの見直しを行い、不要なものは削除する
- 同じ機能のプラグインが複数ある場合は、より高機能なもの1つに統合する
- 無料プラグインと有料プラグインはどちらを選ぶべきですか?
-
A:基本的には無料プラグインで十分ですが、ビジネスニーズに応じて有料版も検討しましょう。
ワードプレスの無料プラグインは、基本機能が充実しており、多くの企業サイトでは無料版だけで十分に運営できます。しかし、以下のような場合は有料プラグインの導入を検討する価値があります。
有料プラグインを検討すべきケース
- 高度なセキュリティ機能が必要な場合
- 決済機能や会員管理機能が必要な場合
- 日本語サポートが必要な場合
- ビジネスの成長に合わせて機能拡張したい場合
まずは無料版で試用し、機能不足を感じたら有料版にアップグレードする方法がリスクも少なくおすすめです。
- プラグインが原因でサイトにエラーが出たらどうすれば良いですか?
-
A:プラグインを無効化してエラーの原因を特定し、バックアップから復元するか、代替プラグインを検討しましょう。
プラグインが原因のエラーは、プラグイン同士の競合やワードプレス本体との互換性問題で発生することが多いです。以下の手順で対処しましょう。
エラー発生時の対処手順
- 管理画面にアクセスできる場合
- 最後にインストール・更新したプラグインを無効化
- エラーが解消されるか確認
- 解消されない場合は、全プラグインを一時無効化して原因を特定
- 管理画面にアクセスできない場合(サイトが真っ白になるなど)
- FTPソフトでサーバーに接続
/wp-content/plugins/フォルダ内の該当プラグインフォルダ名を変更(例:plugin-name → plugin-name-old)- サイトの復旧を確認
- 上記で解決しない場合
- バックアッププラグイン(BackWPup)からサイトを復元
- 復旧後、問題のあったプラグインを再検討
エラーを未然に防ぐための予防策
- 必ずバックアップを取ってからプラグインを更新・インストールする
- テスト環境で動作確認してから本番環境に適用する
- 定期的にワードプレス本体とプラグインを最新版に保つ
- 長期間更新されていないプラグインは使用を避ける
- 管理画面にアクセスできる場合
- プラグインの更新通知が来たら、すぐに更新すべきですか?
-
A:セキュリティアップデートはすぐに更新し、機能追加の更新はバックアップ後にテストしてから更新しましょう。
プラグインの更新には、セキュリティの脆弱性を修正する重要な更新と、新機能を追加するマイナーな更新があります。更新内容によって対応のタイミングを変えることが重要です。
- セキュリティプラグインは複数入れても大丈夫ですか?
-
A:セキュリティプラグインは1つに絞り、複数導入は避けるべきです。
セキュリティプラグインを複数導入すると、機能が競合してサイトが正常に動作しなくなる可能性があります。また、サイトの表示速度も大幅に低下します。
セキュリティプラグインの重複で起こる問題
- ログイン画面にアクセスできなくなる
- 管理画面の動作が極端に遅くなる
- ファイアウォール機能が重複して誤検知が増える
- サーバーリソースを過度に消費する
推奨される構成 1つの高品質なセキュリティプラグイン(SiteGuard WP PluginまたはWordfence Security)を導入し、以下の機能を確実に設定します。
- ログインセキュリティ強化(画像認証、ログイン試行回数制限)
- ファイアウォール機能
- マルウェアスキャン
- 不正ファイル改ざん検知
セキュリティプラグイン以外で、バックアッププラグインやSSL化プラグインなど、異なる役割のプラグインと組み合わせることは問題ありません。

