「Contact Form 7の確認画面が表示されない」「スパム対策が不十分で困っている」そんな悩みを抱えていませんか?
長年愛用されてきたContact Form 7ですが、確認画面の実装には追加プラグインが必要で、その多くは開発が終了しています。また、コーディング知識がないと細かいカスタマイズが難しいという課題もあります。
本記事では、Contact Form 7の代替として優れた7つのプラグインを徹底比較し、あなたのニーズに最適な選択肢をご紹介します。初心者でも使いやすいドラッグ&ドロップ式から、高機能な条件分岐対応まで、それぞれの特徴と選び方を詳しく解説します。
この記事を読めば、もう迷うことなく最適なフォームプラグインを選び、ユーザー満足度の高い問い合わせフォームを実装できます。
Contact Form 7は500万以上のアクティブインストールを誇る人気プラグインですが、現在では乗り換えを検討すべき明確な理由があります。
Contact Form 7の主な課題点
Contact Form 7には以下のような課題があります。第一に、確認画面がデフォルトで実装されていない点です。確認画面を追加するには「Contact Form 7 add confirm」などの拡張プラグインが必要でしたが、このプラグインは2024年12月にWordPress公式リポジトリから削除され、最新バージョンでは使用できなくなりました。
第二に、コーディング知識が必要という点です。基本的なフォームは作成できますが、カスタマイズにはHTMLやショートコードの知識が求められます。ドラッグ&ドロップのような直感的な操作はできません。
第三に、スパム対策が不十分です。reCAPTCHAの設定は可能ですが、標準機能としてのスパム対策は弱く、追加の対応が必要になります。
第四に、拡張プラグインへの依存が大きいことです。条件分岐、多段階フォーム、データベース保存などを実現するには複数のプラグインが必要で、それらの更新が停止すると互換性の問題が発生します。実際、多くの拡張プラグインが開発終了しており、将来的なリスクが高まっています。
代替プラグインに求められる機能
Contact Form 7の課題を解決する代替プラグインには、以下の機能が求められます。
- 確認画面の標準搭載: 追加プラグイン不要で確認画面が実装できること
- 直感的な操作性: ドラッグ&ドロップで視覚的にフォームを作成できること
- 充実したスパム対策: reCAPTCHA、ハニーポット、IPブロックなどの対策が標準装備されていること
- 条件分岐機能: 特定の選択に応じてフィールドの表示/非表示を切り替えられること
- 多段階フォーム: 長いフォームを複数ステップに分割できること
- データベース保存: メール送信だけでなく、WordPress内にデータを保存できること
- 日本語サポート: 管理画面が日本語化されており、日本語でのサポートが受けられること
- 継続的な開発: 定期的なアップデートが行われ、長期的に使用できること
これらの機能を標準で備えているプラグインを選ぶことで、安定したフォーム運用が可能になります。
このページで紹介する選定基準
本記事では、以下の基準でContact Form 7の代替プラグインを選定しています。
評価基準:
- 使いやすさ: 初心者でも直感的に操作できるか
- 機能性: 確認画面、条件分岐、多段階フォームなどの実装が可能か
- 無料版の充実度: 無料プランでどこまで使えるか
- 日本語対応: 管理画面とサポートの日本語対応状況
- スパム対策: 標準搭載されているスパム対策機能
- 拡張性: 有料版での機能拡張の可能性
- 開発の継続性: 定期的なアップデートが行われているか
- ユーザー評価: 実際のユーザーからの評価と口コミ
これらの基準を総合的に評価し、初心者向けから上級者向けまで、幅広いニーズに対応できる7つのプラグインを厳選しました。
まずは7つの代替プラグインを一覧で比較してみましょう。あなたのニーズに合ったプラグインを素早く見つけられます。
| プラグイン名 | 無料版 | 日本語対応 | 確認画面 | 条件分岐 | マルチステップ | スパム対策 | ドラッグ&ドロップ | 初心者向け | 料金(年額) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| WPForms | ○ | △ | ○(Pro) | ○(Pro) | ○(Pro) | ◎ | ◎ | ◎ | $99〜 |
| Snow Monkey Forms | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | 無料 |
| Fluent Forms | ○ | △ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | $79〜 |
| Ninja Forms | ○ | △ | ○(有料) | ○(有料) | ○(有料) | ○ | ◎ | ○ | $99〜 |
| Formidable Forms | ○ | △ | ○(Pro) | ◎(Pro) | ○(Pro) | ◎ | ◎ | ○ | $79〜 |
| Gravity Forms | × | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | △ | $59〜 |
| Forminator | ◎ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | 無料 |
記号の意味:
- ◎: 非常に優れている
- ○: 対応している
- △: 部分的に対応/英語のみ
- ×: 非対応または有料版のみ
各プラグインの主な特徴:
- WPForms: 初心者に最も優しい。1,300以上のテンプレート
- Snow Monkey Forms: 完全日本語対応で国産。ブロックエディタ必須
- Fluent Forms: 最速を謳う高機能プラグイン。デザイン性が高い
- Ninja Forms: 柔軟なカスタマイズが可能。拡張性重視
- Formidable Forms: 複雑なフォームに強い。計算機能が充実
- Gravity Forms: プロ御用達の高機能。有料のみだが機能は最強
- Forminator: 完全無料で高機能。WPMU DEV提供
この比較表を参考に、次のセクションで各プラグインの詳細を確認していきましょう。
【初心者向け】WPForms – 直感操作で簡単フォーム作成
WPFormsは初心者に最も優しいフォームプラグインで、600万以上のサイトで使用されています。
WPFormsの主な機能と特徴
WPFormsの最大の特徴は、ドラッグ&ドロップによる直感的なフォーム作成です。コーディング知識がなくても、視覚的に操作しながら数分でプロフェッショナルなフォームを作成できます。
1,300以上の事前構築テンプレートが用意されており、問い合わせフォーム、申し込みフォーム、アンケートフォームなど、目的に応じたテンプレートを選んですぐに使い始められます。Gutenbergエディタ、クラシックエディタのどちらでも動作し、Elementor、Diviなどの人気ページビルダーとも完全互換です。
無料版でもStripe決済機能が含まれており、シンプルな支払いフォームを作成できます。また、スパム対策としてreCAPTCHA、hCaptcha、Turnstileなどの複数のオプションに対応しています。
Pro版では、確認画面、条件分岐、多段階フォーム、ファイルアップロード、署名フィールド、ユーザー登録フォームなど、ビジネスに必要な機能がすべて揃います。
メリット・デメリット
- 初心者でも5分でフォームを作成可能
- 豊富なテンプレートで時間短縮
- 直感的なUIで学習コストが低い
- 充実したスパム対策機能
- WordPress公式が推奨するプラグイン
- 定期的なアップデートと充実したサポート
- 無料版では確認画面が使えない
- 有料版の価格が比較的高め($99〜)
- 高度なカスタマイズには制限がある
- 日本語サポートが限定的
料金プランと無料版の制限
無料版(WPForms Lite):
- 無制限のフォーム作成
- 基本的なフィールドタイプ
- スパム対策(reCAPTCHA)
- メール通知
- Stripe決済
有料版:
- Basic: $99/年(1サイト) – 確認画面、条件分岐
- Plus: $199/年(3サイト) – 多段階フォーム、ファイルアップロード
- Pro: $399/年(10サイト) – 全機能利用可能
- フォーム作成が初めての方
- できるだけ早くフォームを設置したい方
- コーディング知識がない方
- テンプレートを活用して効率的に作業したい方
- 将来的に機能拡張する可能性がある方
【日本語完全対応】Snow Monkey Forms – 国産の使いやすさ
Snow Monkey Formsは日本人開発者による完全日本語対応のフォームプラグインです。
Snow Monkey Formsの主な機能と特徴
Snow Monkey Formsの最大の特徴は、完全日本語対応であることです。管理画面、ドキュメント、サポートがすべて日本語で提供されており、英語が苦手な方でも安心して使用できます。
ブロックエディタ(Gutenberg)専用に設計されており、WordPressの標準エディタと完全に統合されています。フォームの各フィールドをブロックとして配置するため、直感的な操作が可能です。
無料版でも確認画面が標準搭載されており、入力→確認→完了の3ステップフォームを追加プラグインなしで実装できます。これはContact Form 7からの移行を考えている方にとって大きなメリットです。
多段階フォーム(マルチステップ)も無料版で使用でき、長いフォームを複数のページに分割して、ユーザビリティを向上させられます。条件分岐機能もあり、特定の選択に応じてフィールドの表示を切り替えることが可能です。
スパム対策としてreCAPTCHA v3に対応しており、ユーザーに負担をかけることなく自動的にボットを検出します。
メリット・デメリット
- 完全日本語対応で安心
- 確認画面が無料で使える
- マルチステップも無料
- ブロックエディタとの親和性が高い
- 日本人によるサポート
- 完全無料で高機能
- ブロックエディタ(Gutenberg)が必須
- クラシックエディタでは使用不可
- 海外での知名度が低い
- 拡張機能は限定的
- テンプレート数が少ない
料金プランと無料版の制限
Snow Monkey Formsは完全無料で提供されています。有料プランはなく、すべての機能を無料で利用できます。
無料版で使える主な機能:
- 無制限のフォーム作成
- 確認画面
- 多段階フォーム
- 条件分岐
- ファイルアップロード
- reCAPTCHA v3
- カスタムバリデーション
- メール通知
寄付による開発支援は受け付けていますが、機能制限は一切ありません。
- 日本語サポートを重視する方
- 確認画面を無料で実装したい方
- ブロックエディタを使っている方
- 国産プラグインを使いたい方
- 完全無料で高機能なフォームを作りたい方
【高機能】Fluent Forms – 条件分岐と多彩なデザイン
Fluent Formsは「最速のフォームソリューション」を謳う高機能プラグインです。
Fluent Formsの主な機能と特徴
Fluent Formsは、高速性とデザイン性を両立したプラグインです。軽量設計で、ページ読み込み速度への影響を最小限に抑えています。
無料版でも条件分岐、計算フィールド、多段階フォームが使用できる点が大きな特徴です。また、80以上の事前構築テンプレートが用意されており、デザイン性の高いフォームを素早く作成できます。
フォームはすべて100%レスポンシブデザインで、モバイル、タブレット、デスクトップのすべてのデバイスで最適に表示されます。カスタムCSSの追加も簡単で、ブランドに合わせたデザインカスタマイズが可能です。
Pro版では、確認画面、ファイルアップロード、PDF生成、Webhook連携、Slack通知、Zapier連携など、ビジネスに必要な機能がすべて揃います。特にPDF生成機能は、フォーム送信内容を自動的にPDF化してメール添付できる便利な機能です。
メリット・デメリット
- 無料版でも条件分岐が使える
- 高速で軽量な設計
- デザイン性が高い
- 80以上のテンプレート
- 計算フィールドが充実
- 第三者サービスとの連携が豊富
- 確認画面は有料版のみ
- 日本語サポートは限定的
- 無料版では保存データ数に制限
- 高度な機能は有料版が必要
料金プランと無料版の制限
無料版(Fluent Forms Lite):
- 無制限のフォーム作成
- 条件分岐
- 計算フィールド
- 基本的なスパム対策
- メール通知
有料版:
- Basic: $79/年(1サイト) – 確認画面、ファイルアップロード
- Plus: $129/年(3サイト) – PDF生成、Webhook
- Pro: $299/年(無制限) – 全機能+優先サポート
こんな人におすすめ
- サイトの表示速度を重視する方
- デザイン性の高いフォームを作りたい方
- 無料で条件分岐を使いたい方
- 見積もりフォームなど計算機能が必要な方
- 外部サービスとの連携を重視する方
【拡張性重視】Ninja Forms – 柔軟なカスタマイズが可能
Ninja Formsは、柔軟性と拡張性に優れたフォームプラグインです。
Ninja Formsの主な機能と特徴
Ninja Formsは「完全な自由度」をコンセプトに設計されており、フォームの作成数、メール送信数、データ送信数に制限がありません。無料版でも28以上の入力フィールドが用意されており、基本的なフォームであれば十分に対応できます。
ドラッグ&ドロップによる直感的な操作が可能で、初心者でも簡単にフォームを作成できます。フィールドの追加、並び替え、削除がワンクリックで行え、リアルタイムプレビューで仕上がりを確認しながら作業できます。
アドオンシステムによる機能拡張が特徴で、必要な機能だけを追加購入できます。条件分岐、多段階フォーム、ファイルアップロード、決済機能など、個別にアドオンを購入することで、無駄なコストを抑えられます。
開発者向けのカスタマイズオプションも豊富で、独自のフィールドタイプを作成したり、アクションフックを使用してフォーム送信後の処理をカスタマイズしたりできます。
メリット・デメリット
- 完全無料で基本機能が使える
- フォーム数・送信数に制限なし
- 必要な機能だけ追加購入できる
- 柔軟なカスタマイズが可能
- 開発者フレンドリー
- 定期的なアップデート
- 確認画面は有料アドオン
- 多段階フォームも有料
- アドオンを複数購入すると高額になる
- 日本語サポートが限定的
- 無料版のテンプレートは少ない
H4: 料金プランと無料版の制限
無料版(Ninja Forms):
- 無制限のフォーム作成
- 28以上のフィールドタイプ
- 基本的なメール通知
- エクスポート機能
有料版:
- 個別アドオン: $29〜$99/年(機能ごと)
- Personal: $99/年(1サイト) – 主要アドオンセット
- Professional: $199/年(5サイト) – 全アドオン利用可
人気のアドオン:
- 多段階フォーム: $49/年
- 条件分岐: $49/年
- ファイルアップロード: $29/年
こんな人におすすめ
- 必要な機能だけを選んで追加したい方
- 開発者としてカスタマイズしたい方
- 長期的に機能を拡張していきたい方
- フォーム送信数が多いサイト運営者
- 柔軟性を最重視する方
【その他の選択肢】Formidable Forms / Gravity Forms / Forminator
Contact Form 7の代替として検討できる、その他3つの優れたプラグインをご紹介します。
各プラグインの簡易紹介
1. Formidable Forms – 複雑なフォームに最適
Formidable Formsは、データベース連携や計算機能に特に優れたプラグインです。フォーム送信データをWordPressのデータベースに保存し、フロントエンドで表示・編集できるため、会員制サイトやディレクトリサイトの構築に適しています。
無料版でも基本的なフォーム作成が可能ですが、Pro版($79/年〜)では、ビューの作成、計算フィールド、条件分岐、多段階フォーム、グラフ・チャート表示など、高度な機能が利用できます。
見積もり計算フォーム、申請管理システム、会員データベースなど、複雑な要件があるプロジェクトに最適です。
2. Gravity Forms – プロフェッショナル御用達
Gravity Formsは、有料専用($59/年〜)ですが、プロフェッショナル向けの最高峰フォームプラグインです。確認画面、条件分岐、多段階フォーム、ファイルアップロード、決済機能など、ビジネスに必要なすべての機能が標準搭載されています。
30以上の公式アドオンがあり、Salesforce、Mailchimp、PayPal、Stripeなど、主要なサービスとの連携が可能です。また、開発者向けのAPIが充実しており、カスタマイズの自由度が非常に高いのが特徴です。
企業サイトや大規模プロジェクトで、安定性と機能性を最重視する場合に選ばれています。
3. Forminator – 完全無料の高機能プラグイン
ForminatorはWPMU DEVが提供する完全無料のフォームプラグインで、無料版だけでほとんどの機能が使えます。確認画面、条件分岐、多段階フォーム、計算フィールド、ファイルアップロード、reCAPTCHA、Googleスプレッドシート連携など、有料プラグインに匹敵する機能が無料で利用できます。
フォームだけでなく、投票機能やクイズ機能も搭載されており、エンゲージメントを高めるコンテンツ作成にも活用できます。予算を抑えたい個人サイトやスタートアップに最適な選択肢です。
選ぶポイント
Formidable Formsを選ぶべき人:
- データベース機能が必要
- フロントエンドでのデータ表示・編集が必要
- 複雑な計算フォームを作りたい
- 会員制サイトを構築したい
Gravity Formsを選ぶべき人:
- 予算に余裕がある
- 最高レベルの機能と安定性を求める
- 企業サイトや大規模プロジェクト
- 外部サービスとの連携が多い
Forminatorを選ぶべき人:
- 完全無料で高機能を使いたい
- 投票機能やクイズ機能も使いたい
- 予算が限られている
- Googleスプレッドシートと連携したい
あなたのニーズに合った最適なプラグインを目的別に紹介します。
シンプルな問い合わせフォームだけ作りたい場合
シンプルな問い合わせフォーム(名前、メールアドレス、件名、メッセージ本文)だけを設置したい場合は、以下のプラグインがおすすめです。
おすすめ第1位: WPForms 初心者に最も優しく、テンプレートを選んで数分で設置できます。無料版で十分な機能があり、スパム対策も標準搭載されています。
おすすめ第2位: Forminator 完全無料で、WPFormsの無料版より多機能です。reCAPTCHA、Googleスプレッドシート連携も無料で使えます。
おすすめ第3位: Snow Monkey Forms 日本語サポートを重視するなら最適です。ブロックエディタを使っている方には特におすすめできます。
選定ポイント:
- 設置の簡単さを最優先
- スパム対策が標準装備
- 日本語サポートの有無
- 無料版の機能範囲
確認画面が必須の場合
入力内容の確認画面(入力→確認→完了の3ステップ)が必要な場合は、以下のプラグインを選びましょう。
おすすめ第1位: Snow Monkey Forms 無料版で確認画面が使える唯一の選択肢です。完全日本語対応で、確認画面のカスタマイズも簡単です。
おすすめ第2位: Gravity Forms 有料ですが、確認画面の表示内容を細かくカスタマイズできます。企業サイトなど、本格的な実装が必要な場合に最適です。
おすすめ第3位: WPForms(Pro版) Pro版($99/年〜)にアップグレードすれば確認画面が使えます。他の機能も充実しているため、将来的な拡張を考えている方におすすめです。
選定ポイント:
- 無料で確認画面が使えるか
- 確認画面のカスタマイズ性
- 確認画面のデザイン性
- 戻るボタンの実装
日本のビジネスシーンでは確認画面がほぼ必須とされるため、Contact Form 7から移行する最大の理由がこれです。Snow Monkey Formsなら無料で実装できるため、予算が限られている場合の最適解となります。
多段階フォーム(マルチステップ)が必要な場合
長いフォームを複数のページに分割して、ユーザビリティを向上させたい場合は、多段階フォーム(マルチステップフォーム)が必要です。
おすすめ第1位: Snow Monkey Forms 無料版で多段階フォームが使えます。ステップ数に制限がなく、進捗バーの表示も可能です。完全日本語対応で設定も簡単です。
おすすめ第2位: Fluent Forms 無料版でも多段階フォームが使え、デザイン性が高いのが特徴です。各ステップのデザインカスタマイズが細かくできます。
おすすめ第3位: Gravity Forms 有料ですが、条件分岐と組み合わせた高度な多段階フォームを作成できます。前のステップの回答によって次のステップを動的に変更する、といった複雑な実装が可能です。
選定ポイント:
- 無料版で使えるか
- ステップ数の制限
- 進捗バーの表示
- 各ステップの保存機能
- 戻るボタンの動作
多段階フォームは、申し込みフォーム、診断フォーム、見積もりフォームなど、入力項目が多いケースで特に有効です。ユーザーの離脱率を大幅に下げる効果があります。
条件分岐や計算機能が必要な場合
特定の選択に応じてフィールドの表示を切り替えたり、入力値に基づいて自動計算したりする機能が必要な場合は、以下のプラグインを選びましょう。
おすすめ第1位: Fluent Forms 無料版でも条件分岐と計算フィールドが使えます。見積もりフォーム、診断フォームなどを無料で作成できる点が大きなメリットです。
おすすめ第2位: Formidable Forms(Pro版) 計算機能が非常に充実しており、複雑な計算式にも対応できます。税込価格の自動計算、割引適用後の価格表示など、ビジネスユースに最適です。
おすすめ第3位: Gravity Forms 条件分岐と計算の両方で最高レベルの機能を持っています。前のフィールドの値に基づいて次のフィールドを動的に変更したり、複数の条件を組み合わせた高度な分岐ができます。
選定ポイント:
- 無料版で使えるか
- 条件分岐の柔軟性
- 計算式の複雑さに対応できるか
- 条件分岐と計算の組み合わせ
- リアルタイム計算の可否
見積もりフォーム、料金シミュレーター、診断フォームなどを作成する場合は、これらの機能が必須です。Fluent Formsなら無料で基本的な機能が使えるため、まず試してみることをおすすめします。
日本語サポートを重視する場合
英語が苦手で、日本語でのサポートやドキュメントを重視する場合は、以下のプラグインを選びましょう。
おすすめ第1位: Snow Monkey Forms 開発者が日本人で、ドキュメント、サポートフォーラム、すべてが日本語です。日本のビジネス慣習(確認画面など)にも完全対応しています。
おすすめ第2位: Contact Form 7 皮肉なことに、Contact Form 7自体は完全日本語対応です。確認画面が不要で、シンプルなフォームで十分なら、引き続き使用するのも選択肢です。
おすすめ第3位: Forminator 管理画面の日本語化率が高く、基本的な操作は日本語で行えます。ただし、公式サポートは英語のみです。
選定ポイント:
- 管理画面の日本語化率
- ドキュメントの日本語対応
- 日本語でのサポート有無
- 日本のビジネス慣習への対応
海外製プラグインの多くは英語のみのサポートですが、機械翻訳の精度が向上しているため、基本的な使用には支障がない場合が多いです。ただし、トラブル時のサポートを考えると、日本語対応プラグインの方が安心です。
無料で高機能を求める場合
予算を一切かけずに、できるだけ多くの機能を使いたい場合は、以下のプラグインを選びましょう。
おすすめ第1位: Snow Monkey Forms 確認画面、多段階フォーム、条件分岐、ファイルアップロード、reCAPTCHA、すべてが無料で使えます。完全無料でこれだけの機能が揃うプラグインは他にありません。
おすすめ第2位: Forminator Snow Monkey Formsに匹敵する機能を無料で提供しています。投票機能、クイズ機能、Googleスプレッドシート連携など、独自の機能も魅力です。
おすすめ第3位: Fluent Forms(無料版) 確認画面は有料版のみですが、条件分岐、計算フィールド、多段階フォームが無料で使えます。デザイン性も高く、無料版でも十分実用的です。
比較表:
| 機能 | Snow Monkey Forms | Forminator | Fluent Forms |
|---|---|---|---|
| 確認画面 | ○ | ○ | ×(Pro版) |
| 多段階フォーム | ○ | ○ | ○ |
| 条件分岐 | ○ | ○ | ○ |
| 計算フィールド | × | ○ | ○ |
| ファイルアップロード | ○ | ○ | ×(Pro版) |
| 投票/クイズ | × | ○ | × |
| 日本語対応 | ◎ | △ | △ |
選定ポイント:
- 無料版の機能範囲
- 将来的な有料化の必要性
- 広告表示の有無
- データ保存数の制限
無料で高機能を求めるなら、Snow Monkey FormsまたはForminatorが最適です。確認画面が必要ならSnow Monkey Forms、投票/クイズ機能が必要ならForminatorを選びましょう。
Contact Form 7から新しいプラグインへの移行は、正しい手順で行えば安全に完了できます。
移行前の準備とバックアップ
移行作業を始める前に、必ず以下の準備を行いましょう。
1. フルバックアップの取得 WordPressサイト全体のバックアップを取得します。UpdraftPlus、BackWPup、All-in-One WP Migrationなどのバックアッププラグインを使用するか、レンタルサーバーの自動バックアップ機能を利用します。
最低限、以下のデータをバックアップしてください:
- WordPressのファイル全体
- データベース
- Contact Form 7の設定内容
- 過去のフォーム送信データ(Flamingoなどを使用している場合)
2. 現在のフォーム設定の記録 Contact Form 7で作成している各フォームの設定内容を記録します:
- フォームのフィールド構成
- メール送信先
- メールテンプレート
- 自動返信メールの内容
- 使用しているショートコード
- 設置しているページ
スクリーンショットを撮っておくと、後で確認しやすくなります。
3. テスト環境の準備 可能であれば、本番環境とは別のテスト環境(ステージング環境)で移行作業を試してみましょう。多くのレンタルサーバーでは、ワンクリックでステージング環境を作成できる機能があります。
4. メンテナンスモードの設定 移行作業中は、サイトをメンテナンスモードにして、ユーザーからのフォーム送信を一時的に停止することをおすすめします。WP Maintenance Modeなどのプラグインを使用できます。
5. 移行スケジュールの決定 フォーム送信が少ない時間帯(深夜や早朝)に作業を行うと、ユーザーへの影響を最小限に抑えられます。
既存フォームのエクスポート方法
Contact Form 7のフォーム設定を記録し、新しいプラグインで再現できるよう準備します。
1. フォームフィールドのリスト作成 各フォームに含まれるフィールドをリスト化します:
- テキストフィールド(名前、会社名など)
- メールアドレスフィールド
- テキストエリア(メッセージ本文など)
- セレクトボックス(ドロップダウン)
- ラジオボタン
- チェックボックス
- ファイルアップロード
- その他の特殊フィールド
2. バリデーションルールの確認 各フィールドに設定されているバリデーションルール(必須項目、文字数制限、正規表現など)を確認し、記録します。
3. メール設定の記録 メールタブの設定内容を記録します:
- 送信先メールアドレス
- 送信元メールアドレス
- 件名
- メール本文のテンプレート
- 自動返信メールの設定
4. Contact Form 7のショートコードを確認 WordPress管理画面の「お問い合わせ」→各フォームで、ショートコードをコピーしておきます。後で、どのページにどのフォームが設置されているかを確認する際に役立ちます。
5. 設置場所の一覧作成 各フォームが設置されているページ/投稿を一覧化します。WordPress管理画面の検索機能で、Contact Form 7のショートコードを検索すると効率的です。
残念ながら、Contact Form 7から他のプラグインへの自動移行ツールはほとんど存在しないため、手動での再作成が必要です。ただし、設定を記録しておけば、新しいプラグインでの再作成は比較的スムーズに行えます。
新プラグインでのフォーム再作成手順
記録した設定内容をもとに、新しいプラグインでフォームを再作成します。ここではWPFormsを例に説明します。
ステップ1: プラグインのインストールと有効化
- WordPress管理画面で「プラグイン」→「新規追加」
- 検索ボックスに「WPForms」と入力
- 「今すぐインストール」をクリック
- インストール完了後、「有効化」をクリック
ステップ2: 新しいフォームの作成
- 管理画面に「WPForms」メニューが追加されるのでクリック
- 「新規追加」をクリック
- テンプレートを選択(問い合わせフォームなら「Simple Contact Form」)
- フォーム名を入力(例:「お問い合わせフォーム」)
ステップ3: フィールドの追加と設定
- 左側のフィールド一覧から必要なフィールドをドラッグ&ドロップ
- 各フィールドをクリックして詳細設定を行う:
- ラベル名(例:「お名前」)
- 必須/任意の設定
- プレースホルダーテキスト
- バリデーションルール
- Contact Form 7で使用していたすべてのフィールドを再現
ステップ4: 通知メールの設定
- 「設定」→「通知」タブをクリック
- 送信先メールアドレスを入力
- 件名とメッセージ本文をカスタマイズ
- 「スマートタグ」を使用してフォーム入力内容を挿入
ステップ5: 確認メール(自動返信)の設定
- 「設定」→「確認」タブをクリック
- 確認メールを有効化
- 件名と本文をカスタマイズ
ステップ6: スパム対策の設定
- 「設定」→「スパム対策とセキュリティ」
- reCAPTCHAを設定(Google reCAPTCHAのサイトキーが必要)
- ハニーポットを有効化
ステップ7: 保存と埋め込み
- 「保存」ボタンをクリック
- 「埋め込み」ボタンをクリックして、フォームを設置したいページを選択
- または、ショートコードをコピーして手動で貼り付け
複数フォームがある場合 上記の手順を、Contact Form 7で作成していたフォームの数だけ繰り返します。
移行時の注意点とトラブルシューティング
移行作業中によくある問題と解決方法を紹介します。
問題1: メールが届かない
原因:
- SMTPの設定が不適切
- サーバーのメール送信制限
- スパムフィルターによるブロック
解決方法:
- WP Mail SMTPプラグインをインストールし、SMTP設定を行う
- テストメールを送信して動作確認
- 受信側のスパムフォルダを確認
- サーバーのメールログを確認(レンタルサーバーの管理画面)
問題2: フォームのデザインが崩れる
原因:
- テーマとの互換性問題
- CSSの競合
解決方法:
- プラグインの設定で「CSS無効化」オプションを確認
- カスタムCSSを追加して調整
- ブラウザの開発者ツールで問題箇所を特定
- 必要に応じてテーマ開発者に問い合わせ
問題3: 日本語が文字化けする
原因:
- 文字コードの設定問題
- メールサーバーの設定
解決方法:
- WordPressの文字コード設定を確認(UTF-8であることを確認)
- メール本文のエンコーディング設定を確認
- WP Mail SMTPでメールヘッダーを適切に設定
問題4: 旧フォームからの送信が続いている
原因:
- Contact Form 7のショートコードが残っている
- キャッシュの問題
解決方法:
- 全ページを確認し、古いショートコードを削除
- キャッシュプラグインのキャッシュをクリア
- ブラウザのキャッシュもクリア
- 必要に応じて、Contact Form 7を無効化(ただしデータ確認後)
問題5: 過去のフォーム送信データが見られない
原因:
- データ移行が行われていない
- Contact Form 7はデフォルトでデータを保存しない
解決方法:
- Flamingoプラグインで保存されていたデータをエクスポート
- CSV形式でダウンロード
- 新しいプラグインのインポート機能を使用(対応している場合)
- または、エクセルなどで別途管理
移行完了後のチェックリスト:
- [ ] すべてのフォームが正しく表示される
- [ ] テスト送信が成功する
- [ ] 通知メールが届く
- [ ] 自動返信メールが届く
- [ ] スパム対策が機能している
- [ ] モバイルでの表示が正常
- [ ] 過去のデータがアクセス可能
- [ ] Contact Form 7を無効化(問題がなければ削除)
移行作業は慎重に行い、問題が発生した場合はすぐにバックアップから復元できるようにしておきましょう。
WordPressプラグイン以外にも、フォーム実装の選択肢があります。
外部フォームサービス(formrun、Googleフォーム)との比較
外部フォームサービスを使用する選択肢も検討する価値があります。
formrun(フォームラン) formrunは日本の企業が提供するフォーム作成・管理サービスです。完全日本語対応で、フォームの作成からメール管理、顧客管理まで一元的に行えます。
主な特徴:
- ドラッグ&ドロップで簡単にフォーム作成
- 受信メールをカンバン方式で管理
- Slack、Chatwork、メールツールとの連携
- 無料プランあり(月10件まで)
- 有料プラン: 3,880円/月〜
Googleフォーム Googleフォームは完全無料で使えるフォーム作成ツールです。Googleアカウントがあれば誰でも利用できます。
主な特徴:
- 完全無料で制限なし
- Googleスプレッドシートに自動保存
- 条件分岐、ファイルアップロード対応
- Google Workspaceとの連携
- デザインカスタマイズは限定的
HubSpot Forms HubSpotは無料で使えるCRM統合型のフォームツールです。マーケティングオートメーションと連携できます。
主な特徴:
- 無料で無制限に使用可能
- CRM機能と完全統合
- リード管理が自動化
- A/Bテスト機能
- メールマーケティングとの連携
それぞれのメリット・デメリット
WordPressプラグインのメリット:
- WordPressサイトに完全統合
- デザインの自由度が高い
- データを自社で管理できる
- 外部サービスへの依存がない
- オフライン時でもデータにアクセス可能
WordPressプラグインのデメリット:
- プラグインの管理が必要
- サーバーリソースを消費
- セキュリティリスクの管理が必要
- バックアップを自分で行う必要
外部フォームサービスのメリット:
- サーバーリソースを使わない
- セキュリティは提供側が管理
- 自動バックアップ
- 高度な分析機能
- 複数サイトで使い回し可能
外部フォームサービスのデメリット:
- 月額料金が発生する場合が多い
- デザインの制約がある
- サービス終了のリスク
- データが外部に保存される
- ページ遷移が発生する場合がある
WordPressプラグインを選ぶべきケース
以下のような場合は、外部サービスではなくWordPressプラグインを選ぶべきです。
1. デザインの一貫性を重視する場合 サイト全体のデザインと完全に統合されたフォームを作りたい場合、WordPressプラグインが最適です。外部フォームはiframe埋め込みになることが多く、デザインの調整に制限があります。
2. データを自社で管理したい場合 個人情報保護の観点から、フォームデータを自社サーバーで管理したい場合は、WordPressプラグイン一択です。特に、GDPR(EU一般データ保護規則)やプライバシーポリシーに厳格に対応する必要がある企業では重要です。
3. ページ遷移なしでフォーム送信したい場合 Ajax通信でページをリロードせずにフォーム送信を完結させたい場合、WordPressプラグインが適しています。外部フォームは別ページへの遷移が発生することがあり、ユーザー体験が低下します。
4. 複雑なカスタマイズが必要な場合 条件分岐、計算フィールド、データベース連携など、高度なカスタマイズが必要な場合は、WordPressプラグインの方が柔軟に対応できます。
5. 月額コストを抑えたい場合 外部フォームサービスは月額料金が発生することが多いため、長期的にはWordPressプラグインの方がコストを抑えられます。特に、無料の高機能プラグイン(Snow Monkey Forms、Forminatorなど)を使えば、ランニングコストはゼロです。
6. 他のWordPressプラグインと連携したい場合 WooCommerce、会員管理プラグイン、CRMプラグインなど、他のWordPressプラグインと密に連携したい場合は、同じWordPress環境内で動作するフォームプラグインが最適です。
逆に、以下のような場合は外部フォームサービスも検討する価値があります:
- WordPressの管理負担を減らしたい
- 複数のサイトで同じフォームを使い回したい
- 高度な分析機能が必要
- CRM機能と統合したい
自社のニーズと優先事項を整理し、最適な選択肢を選びましょう。
Contact Form 7の代替プラグインに関してよく寄せられる質問にお答えします。
- Contact Form 7は本当に使い続けられない?
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Contact Form 7は現在も開発が継続されており、使用自体は可能です。しかし、以下の理由から代替プラグインへの移行を検討する価値があります。
まず、確認画面の実装についてです。日本のビジネスシーンでは確認画面がほぼ必須とされていますが、Contact Form 7では追加プラグインが必要でした。しかし、その代表的なプラグインである「Contact Form 7 add confirm」は2024年12月にWordPress公式リポジトリから削除され、最新バージョンでは使用できなくなっています。代替として「Contact Form 7 Multi-Step Forms」がありますが、これも将来的に開発が停止するリスクがあります。
次に、使いやすさの問題です。Contact Form 7はショートコードベースでフォームを作成するため、HTMLやCSSの知識がないと高度なカスタマイズが難しい面があります。一方、最近のフォームプラグインはドラッグ&ドロップで直感的に操作できるものが多く、初心者でも簡単にプロフェッショナルなフォームを作成できます。
また、機能面での制約もあります。条件分岐、多段階フォーム、計算フィールド、データベース保存など、ビジネスで求められる機能を実装するには、複数の拡張プラグインが必要です。拡張プラグインが多いとWordPressの動作が重くなったり、互換性の問題が発生したりするリスクがあります。
ただし、以下のような場合はContact Form 7を引き続き使用しても問題ありません:
- 確認画面が不要なシンプルなフォームのみ使用
- HTMLとCSSの知識があり、カスタマイズを自分で行える
- すでに安定して動作しており、変更のリスクを取りたくない
- 既存の拡張プラグインが正常に動作している
結論として、Contact Form 7は使い続けることは可能ですが、より使いやすく、機能が充実した代替プラグインに移行することで、管理の手間を減らし、ユーザー体験を向上させることができます。新しくフォームを作成する場合は、最初から代替プラグインを選択することをおすすめします。
- 無料プラグインで十分な機能は揃う?
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無料プラグインでも多くのケースで十分な機能が揃います。実際、無料版だけでビジネスレベルのフォームを運用しているサイトは数多く存在します。
無料版で実現できる主な機能:
- 基本的な問い合わせフォームの作成
- メール通知と自動返信
- 基本的なスパム対策(reCAPTCHA)
- フォームのカスタマイズ
- モバイル対応(レスポンシブデザイン)
特に、Snow Monkey FormsとForminatorは無料版でも以下の高度な機能が使えます:
- 確認画面の実装
- 多段階フォーム(マルチステップ)
- 条件分岐
- ファイルアップロード
- 計算フィールド(Forminatorのみ)
これらの機能があれば、以下のようなフォームを無料で作成できます:
- 企業の問い合わせフォーム
- セミナー申し込みフォーム
- 資料請求フォーム
- アンケートフォーム
- 診断フォーム
- 簡易見積もりフォーム
有料版が必要になるケース:
- 決済機能(クレジットカード決済、PayPal連携)
- 高度なCRM連携(Salesforce、HubSpot)
- フォーム送信後のカスタムアクション
- 高度な計算フィールド(複雑な税計算など)
- ユーザー登録フォーム
- フロントエンドでのデータ編集
- 優先サポート
判断基準: まずは無料版を使用してみて、機能が不足していると感じたら有料版にアップグレードするという方針が賢明です。多くのプラグインは、無料版から有料版へのスムーズなアップグレードパスを提供しているため、後からでも問題ありません。
おすすめの無料プラグイン:
- 確認画面が必要: Snow Monkey Forms
- 計算機能が必要: Fluent Forms、Forminator
- 投票/クイズ機能も必要: Forminator
- デザイン性重視: Fluent Forms
多くの中小企業や個人サイトでは、無料プラグインで十分に要件を満たせます。まずは無料版を試してみることをおすすめします。
- プラグインを複数入れても大丈夫?
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結論から言うと、フォームプラグインを複数インストールすること自体は可能ですが、いくつかの注意点があります。
複数プラグインをインストールする理由:
- 異なる目的のフォームに異なるプラグインを使用したい
- 移行期間中、旧プラグインと新プラグインを併用したい
- プラグインの比較テストを行いたい
複数インストール時のリスク:
- パフォーマンスへの影響: 各プラグインがCSSやJavaScriptファイルを読み込むため、ページの読み込み速度が低下する可能性があります。
- 互換性の問題: 複数のフォームプラグインが同じフック(hook)やフィルターを使用している場合、競合が発生する可能性があります。
- 管理の複雑化: どのフォームがどのプラグインで作成されたか分からなくなり、管理が煩雑になります。
- セキュリティリスク: プラグインの数が増えるほど、脆弱性が存在する可能性が高まります。
安全に複数プラグインを使用する方法:
- 必要なページでのみ読み込む: Asset CleanUpなどのプラグインを使用して、フォームがないページではフォームプラグインのスクリプトを読み込まないように設定
- 不要なプラグインは無効化: 移行完了後は、古いプラグインを無効化し、最終的に削除
- パフォーマンス監視: GTmetrix、PageSpeed Insightsなどでページ速度を定期的にチェック
- テスト環境での検証: 本番環境に導入する前に、テスト環境で互換性を確認
推奨される運用方法: 基本的には、1つのサイトで使用するフォームプラグインは1つに統一することをおすすめします。どうしても複数必要な場合は、以下のような使い分けが考えられます:
- WPForms: 一般的な問い合わせフォーム用
- WooCommerce: ECサイトのチェックアウトフォーム用
- Gravity Forms: 高度なビジネスフォーム用
ただし、単純な問い合わせフォームであれば、1つのプラグインで複数のフォームを作成する方が効率的です。
移行期間中に一時的に複数のプラグインを有効化することは問題ありませんが、移行完了後は速やかに旧プラグインを削除しましょう。
Contact Form 7の代替プラグイン選びは、あなたのニーズと優先事項によって最適な選択肢が異なります。最後に、各プラグインの特徴を簡潔にまとめ、選定のフローチャートを提示します。
各プラグインの簡潔なまとめ:
WPForms – 初心者に最優しい定番
- 最大の特徴: 1,300以上のテンプレート、ドラッグ&ドロップの使いやすさ
- 無料版の範囲: 基本的なフォーム、スパム対策、Stripe決済
- 有料版の価格: $99/年〜
- おすすめな人: 初心者、テンプレートを活用したい方
Snow Monkey Forms – 完全日本語対応の国産
- 最大の特徴: 確認画面・多段階フォームが無料、完全日本語対応
- 無料版の範囲: ほぼすべての機能(完全無料)
- 有料版の価格: なし(寄付による支援)
- おすすめな人: 日本語サポート重視、確認画面が必要、無料で高機能
Fluent Forms – 高速・高機能・高デザイン
- 最大の特徴: 無料版で条件分岐・計算フィールドが使える
- 無料版の範囲: 条件分岐、計算、多段階フォーム
- 有料版の価格: $79/年〜
- おすすめな人: サイト速度重視、デザイン性重視、見積もりフォーム
Ninja Forms – 柔軟なカスタマイズ
- 最大の特徴: アドオン方式で必要な機能だけ追加可能
- 無料版の範囲: 基本的なフォーム作成(送信数無制限)
- 有料版の価格: $99/年〜(または個別アドオン)
- おすすめな人: 柔軟性重視、開発者、段階的に機能拡張したい方
Formidable Forms – 複雑なフォームに強い
- 最大の特徴: データベース連携、フロントエンド表示・編集
- 無料版の範囲: 基本的なフォーム
- 有料版の価格: $79/年〜
- おすすめな人: 会員制サイト、ディレクトリサイト、データベース活用
Gravity Forms – プロフェッショナル向け最高峰
- 最大の特徴: 全機能標準搭載、30以上の公式アドオン
- 無料版の範囲: なし(有料のみ)
- 有料版の価格: $59/年〜
- おすすめな人: 企業サイト、安定性・機能性最重視、予算がある方
Forminator – 完全無料の多機能
- 最大の特徴: 投票・クイズ機能、Googleスプレッドシート連携
- 無料版の範囲: ほぼすべての機能(確認画面、条件分岐含む)
- 有料版の価格: なし(WPMU DEV会員は優先サポート)
- おすすめな人: 完全無料で高機能、投票/クイズも使いたい方
選定フローチャート:
スタート
↓
予算は?
├─ 無料のみ → 確認画面が必要?
│ ├─ 必要 → Snow Monkey Forms
│ └─ 不要 → Forminator or Fluent Forms
│
└─ 有料OK → 日本語サポート必須?
├─ 必須 → Snow Monkey Forms(無料)
└─ 不要 → 用途は?
├─ シンプルな問い合わせ → WPForms
├─ 高度な計算・DB連携 → Formidable Forms
├─ 最高レベルの機能 → Gravity Forms
└─ 柔軟なカスタマイズ → Ninja Forms
次のアクションへの導線:
Contact Form 7から代替プラグインへの移行は、以下のステップで進めましょう:
- 無料版を試してみる: 本記事で紹介した無料プラグインをテスト環境でインストールし、実際に触ってみる
- ニーズの整理: 確認画面、条件分岐、多段階フォームなど、必要な機能をリストアップ
- 候補を2〜3個に絞る: 無料版を試した結果とニーズを照らし合わせて候補を絞る
- テスト環境で移行: 本番環境の前に、テスト環境で移行手順を実施
- 本番環境へ移行: 問題がなければ本番環境で移行作業を実施
- Contact Form 7の無効化: 移行完了後、旧プラグインを無効化・削除
おすすめの最初の一歩: 迷ったら、まずはSnow Monkey Forms(確認画面が必要)またはWPForms(確認画面不要)をインストールして試してみましょう。どちらも無料版で十分な機能があり、後から有料版にアップグレードすることも可能です。
あなたのサイトに最適なフォームプラグインを見つけて、ユーザーにとって使いやすいフォームを実装しましょう。

