確認・完了画面の設定方法
FormNestでは、フォーム送信プロセスを複数のステップに分ける「フォームフロー」機能が利用できます。この記事では、確認画面と完了画面の設定方法を詳しく解説します。
フォームフローとは
フォームフローは、フォーム送信プロセスを複数のステップに分ける機能です。ユーザーは入力内容を確認してから送信できるため、誤送信を防ぎ、ユーザー体験を向上させます。
標準フロー(3ステップ)
- 入力画面 – ユーザーがフォームに入力
- 確認画面 – 入力内容を確認(オプション)
- 完了画面 – 送信完了メッセージを表示
💡 ヒント: 確認画面はオプションです。確認画面を無効にすると、入力画面から直接完了画面に進みます。
基本的な設定手順
ステップ1: フォーム表示ページの作成(必須)
まず、フォームを表示するページを作成します。
- WordPress管理画面で「固定ページ」→「新規追加」(または「投稿」→「新規追加」)
- ページタイトルを入力(例:「お問い合わせ」)
- 本文エリアにショートコードを入力:
[wp_formnest id="フォームID"] - 「公開」ボタンをクリックしてページを公開
- ページのURLを確認(例:
/contact/)
⚠️ 重要: 同じページで入力画面・確認画面・完了画面が自動的に切り替わります。別々のページを作成する必要はありません。
ステップ2: フォームフロー設定を開く
- フォーム管理画面で、設定したいフォームの「編集」をクリック
- フォーム編集画面で「フォームフロー設定」セクションを開く
- 設定項目が表示されます
確認画面の設定
確認画面を有効にすると、送信前に入力内容を確認できる画面が表示されます。
確認画面を有効にする
- フォームフロー設定の「確認画面を有効にする」にチェックを入れる
- チェックを入れると、確認画面関連の設定項目が表示されます
- 「保存」ボタンをクリック
確認画面の動作:
- 入力画面で「送信」ボタンをクリック
- バリデーションが成功すると、同じページで確認画面が自動表示
- 確認画面で入力内容を確認
- 「送信する」ボタンで送信完了
- 「戻る」ボタンで入力画面に戻って修正可能
確認画面URLの設定(オプション)
確認画面を別のページに表示したい場合に設定します。
設定方法:
- 確認画面用のページを作成(任意)
- ページタイトル:例「お問い合わせ確認」
- 本文に同じショートコードを追加:
[wp_formnest id="フォームID"] - 公開してURLをコピー(例:
/contact-confirm/) - フォームフロー設定の「確認画面URL」にURLを貼り付け
⚠️ 注意:
- 確認画面URLと完了画面URLは、同じショートコードを表示するページである必要があります
- URLが空欄の場合は、同じページで確認画面が表示されます
- 相対URLのみ使用(
/contact-confirm/のように/で始まるパス)
確認画面のカスタマイズ
確認画面のタイトルや説明文をカスタマイズできます。
設定項目:
- 確認画面のタイトル:確認画面に表示されるタイトル(デフォルト:「入力内容の確認」)
- 確認画面の説明文:確認画面に表示される説明文(デフォルト:「以下の内容で送信します。よろしければ「送信する」ボタンを押してください。」)
設定方法:
- フォームフロー設定の「画面テキスト設定」セクションを開く
- 「確認画面のタイトル」にタイトルを入力
- 「確認画面の説明文」に説明文を入力
- 「保存」ボタンをクリック
完了画面の設定
完了画面は、フォーム送信完了後に表示される画面です。
完了画面URLの設定(オプション)
送信完了後に別のページにリダイレクトしたい場合に設定します。
設定方法:
- 完了ページを作成(任意)
- WordPress管理画面で「固定ページ」→「新規追加」
- ページタイトル:例「お問い合わせ完了」
- 本文に完了メッセージを記入(例:「お問い合わせありがとうございました」)
- 同じショートコードを追加:
[wp_formnest id="フォームID"] - 公開してURLをコピー(例:
/contact-thanks/)
- フォームフロー設定の「完了画面URL」にURLを貼り付け
- 「保存」ボタンをクリック
⚠️ 注意:
- 完了画面URLが空欄の場合は、同じページで完了画面が表示されます
- 相対URLのみ使用(
/contact-thanks/のように/で始まるパス) http://やhttps://は不要- ドメイン名も不要
- 確認画面URLと完了画面URLは、同じショートコードを表示するページである必要があります
完了メッセージのカスタマイズ
完了画面で表示されるメッセージをカスタマイズできます。
設定方法:
- フォームフロー設定の「完了メッセージ」フィールドを開く
- 表示したいメッセージを入力
- HTMLタグも使用可能(
<br>などで改行) - 「保存」ボタンをクリック
デフォルトメッセージ:
お問い合わせありがとうございます。
送信が完了しました。
担当者より折り返しご連絡いたします。
カスタマイズ例:
- シンプルなメッセージ:「送信が完了しました。ありがとうございました。」
- HTMLタグを使用:「お問い合わせありがとうございます。
送信が完了しました。
担当者より折り返しご連絡いたします。」 - 詳細なメッセージ:「お問い合わせありがとうございます。
送信が完了しました。
通常、1営業日以内にご返信いたします。
お急ぎの場合は、お電話でお問い合わせください。」
ボタンの設定
フォームフローで使用されるボタンのテキストや表示をカスタマイズできます。
送信ボタンのテキスト
入力画面で表示される送信ボタンのテキストを変更できます。
設定方法:
- フォームフロー設定の「ボタン設定」セクションを開く
- 「送信ボタンのテキスト」にテキストを入力(デフォルト:「送信する」)
- 「保存」ボタンをクリック
使用例:
- 「送信する」
- 「確認する」
- 「内容を確認する」
- 「次へ進む」
戻るボタンの設定(確認画面が有効な場合のみ)
確認画面で表示される戻るボタンの設定ができます。
設定項目:
- 戻るボタンのテキスト:戻るボタンに表示されるテキスト(デフォルト:「修正する」)
- 戻るボタンを表示する:戻るボタンを表示するかどうか
設定方法:
- 確認画面を有効にする
- 「戻るボタンのテキスト」にテキストを入力
- 「戻るボタンを表示する」にチェック(表示する場合)
- 「保存」ボタンをクリック
使用例:
- 「修正する」
- 「戻る」
- 「入力画面に戻る」
- 「内容を修正する」
ボタンのCSSクラス設定(詳細設定)
ボタンにCSSクラスを追加して、デザインをカスタマイズできます。
設定方法:
- フォームフロー設定の「詳細設定(CSSクラス名)」セクションを開く
- 各ボタンのクラス名を入力:
- 送信ボタンのクラス名:入力画面の送信ボタン
- 確認ボタンのクラス名:確認画面の送信ボタン
- 戻るボタンのクラス名:確認画面の戻るボタン
- 複数のクラスを指定する場合は、スペースで区切る(例:
btn btn-primary) - 「保存」ボタンをクリック
使用例:
- Bootstrapを使用する場合:
btn btn-primary - カスタムクラスを追加:
custom-submit-button - 複数のクラス:
btn btn-lg btn-primary
フォームフローの動作パターン
パターン1: 確認画面あり + 完了画面URLなし
確認画面を有効にし、完了画面URLを設定しない場合です。
フロー:
入力画面 → [送信] → 確認画面 → [送信する] → 完了画面(同じページ)
↑ ↓
└── [戻る] ──────────┘
設定:
- 確認画面を有効にする:✓
- 完了画面URL:空欄
動作:
- ユーザーが入力画面でフォームに入力
- 「送信」ボタンをクリック
- 同じページで確認画面が表示
- 「送信する」ボタンで送信完了
- 同じページで完了画面が表示
- 「戻る」ボタンで確認画面に戻れる
パターン2: 確認画面あり + 完了画面URLあり
確認画面を有効にし、完了画面URLを設定する場合です。
フロー:
入力画面 → [送信] → 確認画面 → [送信する] → 完了ページ(リダイレクト)
↑ ↓
└── [戻る] ──────────┘
設定:
- 確認画面を有効にする:✓
- 完了画面URL:
/contact-thanks/
動作:
- ユーザーが入力画面でフォームに入力
- 「送信」ボタンをクリック
- 同じページで確認画面が表示
- 「送信する」ボタンで送信完了
- 完了ページ(
/contact-thanks/)にリダイレクト - 完了ページで完了画面が表示
パターン3: 確認画面なし + 完了画面URLなし
確認画面を無効にし、完了画面URLを設定しない場合です。
フロー:
入力画面 → [送信] → 完了画面(同じページ)
設定:
- 確認画面を有効にする:チェックなし
- 完了画面URL:空欄
動作:
- ユーザーが入力画面でフォームに入力
- 「送信」ボタンをクリック
- バリデーションが成功すると直接送信
- 同じページで完了画面が表示
パターン4: 確認画面なし + 完了画面URLあり
確認画面を無効にし、完了画面URLを設定する場合です。
フロー:
入力画面 → [送信] → 完了ページ(リダイレクト)
設定:
- 確認画面を有効にする:チェックなし
- 完了画面URL:
/contact-thanks/
動作:
- ユーザーが入力画面でフォームに入力
- 「送信」ボタンをクリック
- バリデーションが成功すると直接送信
- 完了ページ(
/contact-thanks/)にリダイレクト - 完了ページで完了画面が表示
設定の詳細説明
確認画面の表示内容
確認画面には、以下の内容が表示されます:
- フォームタイトル:フォーム名
- 確認メッセージ:設定した確認画面の説明文
- 入力内容一覧:すべてのフィールドの入力内容(読み取り専用)
- 送信ボタン:送信を確定するボタン
- 戻るボタン:入力画面に戻るボタン(設定で表示/非表示を切り替え可能)
完了画面の表示内容
完了画面には、以下の内容が表示されます:
- フォームタイトル:フォーム名
- 成功アイコン:送信成功を示すアイコン
- 完了メッセージ:設定した完了メッセージ
- 送信データの表示:送信した内容の確認(オプション)
- トップページへのリンク:サイトのトップページに戻るリンク
セキュリティ機能
フォームフローでは、以下のセキュリティ機能が自動で有効になります:
- トークン検証:確認画面と完了画面では、セキュリティトークンで不正アクセスを防止
- セッション管理:フォームデータはセッションで安全に管理
- URL検証:設定されたURL以外からのアクセスをブロック
- POST-Redirect-GET:ブラウザのリロード時にPOSTが再送信されることを防止
💡 ヒント: これらのセキュリティ機能により、重複送信や不正アクセスを防ぐことができます。
よくある設定例
例1: シンプルなお問い合わせフォーム
確認画面なし、完了画面も同じページに表示するシンプルな設定です。
設定:
- 確認画面を有効にする:チェックなし
- 完了画面URL:空欄
- 送信ボタンのテキスト:「送信する」
- 完了メッセージ:「お問い合わせありがとうございます。送信が完了しました。」
メリット:
- シンプルで分かりやすい
- ユーザーの操作が少ない
- 設定が簡単
例2: 確認画面付きのお問い合わせフォーム
確認画面を有効にして、誤送信を防ぐ設定です。
設定:
- 確認画面を有効にする:✓
- 完了画面URL:空欄
- 送信ボタンのテキスト:「確認する」
- 戻るボタンのテキスト:「修正する」
- 戻るボタンを表示する:✓
- 完了メッセージ:「お問い合わせありがとうございます。送信が完了しました。」
メリット:
- 誤送信を防げる
- ユーザーが内容を確認できる
- 修正が簡単
例3: 完了ページにリダイレクトするフォーム
送信完了後に専用の完了ページにリダイレクトする設定です。
設定:
- 確認画面を有効にする:✓
- 完了画面URL:
/contact-thanks/ - 送信ボタンのテキスト:「確認する」
- 完了メッセージ:「お問い合わせありがとうございました。担当者より折り返しご連絡いたします。」
メリット:
- 完了ページで追加情報を表示できる
- ユーザーが完了を明確に認識できる
- SEO対策にもなる
トラブルシューティング
問題1: 確認画面が表示されない
原因と解決方法:
- 設定が保存されていない
- フォームフロー設定で「確認画面を有効にする」にチェックが入っているか確認
- フォーム全体を「保存」する必要がある
- バリデーションエラーがある
- 入力内容にエラーがあると、確認画面に進めません
- エラーメッセージを確認して修正
- JavaScriptが無効になっている
- ブラウザのJavaScriptが有効になっているか確認
- 他のJavaScriptエラーがないか確認
問題2: 完了画面が表示されない
原因と解決方法:
- 完了画面URLが間違っている
- 完了画面URLが正しいか確認
- 相対URL形式(
/contact-thanks/)になっているか確認 - 完了ページに同じショートコードが配置されているか確認
- ページが公開されていない
- 完了ページが公開状態になっているか確認
- 非公開ページでは動作しません
- セッションの問題
- ブラウザのセッションが切れている可能性
- 再度フォームから送信してみる
問題3: 戻るボタンが表示されない
原因と解決方法:
- 確認画面が無効になっている
- 確認画面を有効にする必要があります
- 確認画面が有効でない場合、戻るボタンは表示されません
- 戻るボタンの表示設定
- 「戻るボタンを表示する」にチェックが入っているか確認
問題4: 完了画面URLにリダイレクトされない
原因と解決方法:
- URLの形式が間違っている
- 相対URL形式(
/contact-thanks/)になっているか確認 http://やhttps://は不要- ドメイン名も不要
- 相対URL形式(
- ページが存在しない
- 完了ページが作成されているか確認
- ページのURLが正しいか確認
- ショートコードが配置されていない
- 完了ページに同じショートコード(
[wp_formnest id="フォームID"])が配置されているか確認
- 完了ページに同じショートコード(
問題5: 確認画面で入力内容が表示されない
原因と解決方法:
- セッションの問題
- ブラウザのセッションが切れている可能性
- 再度フォームから送信してみる
- フィールドが設定されていない
- フォームにフィールドが追加されているか確認
- フィールドが正しく保存されているか確認
ベストプラクティス
1. 確認画面の使用
- 重要なフォームには確認画面を有効にする:誤送信を防ぐため
- シンプルなフォームは確認画面なしでもOK:ユーザーの操作を減らすため
- 戻るボタンは表示する:ユーザーが修正しやすくするため
2. 完了画面の設定
- 完了メッセージは明確に:ユーザーが送信完了を理解できるように
- 次のアクションを案内:例:「担当者より折り返しご連絡いたします」
- 完了ページを使用する場合:追加情報を表示できる
3. ボタンのテキスト
- 分かりやすいテキストを使用:ユーザーが次に何をすべきか明確に
- 確認画面がある場合:送信ボタンは「確認する」など、確認を促すテキストに
- 確認画面がない場合:送信ボタンは「送信する」など、送信を明確にするテキストに
4. URLの設定
- 相対URLを使用:ドメイン変更時にも対応しやすい
- わかりやすいURL:
/contact-thanks/など、意味が分かるURLに - 同じショートコードを配置:確認画面URLと完了画面URLのページには、同じショートコードを配置
よくある質問
Q: 確認画面と完了画面を別々のページに設定できますか?
A: はい、可能です。ただし、両方のページに同じショートコード([wp_formnest id="フォームID"])を配置する必要があります。
Q: 確認画面なしで、完了画面だけを別ページに設定できますか?
A: はい、可能です。確認画面を無効にし、完了画面URLのみを設定してください。
Q: 完了メッセージにHTMLタグは使えますか?
A: はい、使用できます。改行には<br>タグ、強調には<strong>タグなどが使用できます。
Q: 確認画面で一部のフィールドだけを非表示にできますか?
A: 現在のバージョンでは、確認画面にはすべてのフィールドが表示されます。特定のフィールドを非表示にする機能は、今後のバージョンで追加予定です。
Q: 完了画面で送信データを表示しないようにできますか?
A: はい、完了画面のテンプレートをカスタマイズすることで可能です。ただし、テーマや子テーマのカスタマイズが必要です。
まとめ
確認画面と完了画面の設定により、ユーザーが安心してフォームを送信できる環境を整えることができます。
設定のポイント:
- 確認画面は、重要なフォームで有効にすることを推奨
- 完了画面URLは、追加情報を表示したい場合に設定
- ボタンのテキストは、ユーザーが理解しやすい内容に
- 完了メッセージは、次のアクションを明確に
- セキュリティ機能が自動で有効になるため、安心して使用できる
詳細な設定方法については、「基本的なフォームの作成方法」の記事を参照してください。問題が解決しない場合は、ヘルプページの「よくある問題と解決方法」セクションを確認するか、サポートにお問い合わせください。

