自動返信メールの設定方法
FormNestでは、フォーム送信者に対して自動返信メールを送信できます。この記事では、自動返信メールの設定方法を詳しく解説します。
自動返信メールとは
自動返信メールは、フォーム送信者に対して自動的に送信される確認メールです。フォーム送信が正常に完了したことをユーザーに通知し、安心感を与えます。
主な特徴:
- フォーム送信時に自動的に送信される
- 送信先は、フォームに入力されたメールアドレス(自動検出)
- 件名、本文、送信者情報をカスタマイズ可能
- フォームフィールドの値を本文に挿入可能
- HTML形式でのメール送信に対応
💡 ヒント: 自動返信メールを有効にすると、ユーザーがフォーム送信を完了したことを確認でき、信頼性が向上します。
基本的な設定手順
ステップ1: メール設定画面を開く
- フォーム管理画面で、設定したいフォームの「編集」をクリック
- フォーム編集画面で「メール設定」タブをクリック
- 「自動返信メール設定」セクションが表示されます
ステップ2: 自動返信メールを有効にする
- 「自動返信メールを有効にする」にチェックを入れる
- チェックを入れると、自動返信メールの設定項目が表示されます
⚠️ 重要: 自動返信メールを送信するには、フォームにメールアドレスフィールド(email型)が必要です。メールアドレスフィールドがない場合、自動返信メールは送信されません。
ステップ3: 各設定項目を入力
以下の設定項目を入力します:
- 件名:メールの件名
- 送信者名:送信者として表示される名前
- 送信元(E-mailアドレス):送信元のメールアドレス
- Reply-to(メールアドレス):返信先のメールアドレス(オプション)
- 本文:メールの本文
ステップ4: フォームを保存
- すべての設定を入力したら、「フォームを保存」ボタンをクリック
- 設定が保存されます
各設定項目の詳細
件名
自動返信メールの件名を設定します。
設定方法:
- 「件名」フィールドにメールの件名を入力
- メールタグを使用して、動的な内容を挿入可能
使用例:
- シンプルな件名:「お問い合わせありがとうございます」
- サイト名を含む:「{サイト名}へのお問い合わせありがとうございます」
- 送信日時を含む:「お問い合わせありがとうございます({送信日時})」
💡 ヒント: 件名は、受信者が最初に目にする部分です。分かりやすく、簡潔な件名を設定しましょう。
送信者名
自動返信メールの送信者として表示される名前を設定します。
設定方法:
- 「送信者名」フィールドに名前を入力
- 空欄の場合は、WordPressのサイト名が使用されます
使用例:
- 会社名:「株式会社○○」
- 部署名:「○○株式会社 お問い合わせ窓口」
- サイト名を含む:「{サイト名} お問い合わせ窓口」
送信元(E-mailアドレス)
自動返信メールの送信元メールアドレスを設定します。
設定方法:
- 「送信元(E-mailアドレス)」フィールドにメールアドレスを入力
- 空欄の場合は、WordPressの管理者メールアドレスが使用されます
⚠️ 重要:
- 送信元メールアドレスは、実際に存在するメールアドレスを設定してください
- 存在しないメールアドレスを設定すると、メールが正常に送信されない場合があります
- 送信元メールアドレスは、サーバーの設定によって制限される場合があります
使用例:
- 一般的なメールアドレス:
info@example.com - お問い合わせ専用:
contact@example.com - noreplyアドレス:
noreply@example.com(返信不要の場合)
Reply-to(メールアドレス)
自動返信メールの返信先メールアドレスを設定します。
設定方法:
- 「Reply-to(メールアドレス)」フィールドにメールアドレスを入力
- 空欄の場合は、送信元メールアドレスが使用されます
💡 ヒント: 返信を受け取りたい場合は、Reply-toに返信先のメールアドレスを設定してください。返信不要の場合は、空欄のままにしておくか、noreplyアドレスを設定します。
使用例:
- 返信先を設定:
support@example.com - 送信元と同じ:空欄(送信元メールアドレスが使用される)
- 返信不要:
noreply@example.com
本文
自動返信メールの本文を設定します。メールタグを使用して、フォームフィールドの値や動的な情報を挿入できます。
設定方法:
- 「本文」フィールドにメール本文を入力
- メールタグを使用して、フォームフィールドの値を挿入
- 改行は、そのまま改行として反映されます
- HTMLタグも使用可能(
<br>、<strong>など)
便利な機能:
- フィールド名を本文に反映ボタン:現在のフォーム項目を本文に自動反映します(既存の内容は上書きされます)
- このボタンをクリックすると、フォームに追加されているすべてのフィールドが本文に自動的に追加されます
メールタグの使用方法
メール本文や件名では、メールタグを使用して動的な情報を挿入できます。
フィールド名タグ
フォームフィールドの値を挿入するには、{フィールド名}の形式でタグを記述します。
使用方法:
- フィールド名が
nameの場合:{name} - フィールド名が
emailの場合:{email} - フィールド名が
messageの場合:{message}
例:
{name}様
お問い合わせありがとうございます。
以下の内容でお問い合わせを受け付けました。
お名前:{name}
メールアドレス:{email}
お問い合わせ内容:{message}
担当者より折り返しご連絡いたします。
システムタグ
システムが提供するタグを使用できます。
| タグ(英語) | タグ(日本語) | 説明 |
|---|---|---|
{submission_id} | {送信ID} | フォーム送信ID |
{submission_date} | {送信日時} | フォーム送信日時(YYYY-MM-DD HH:MM:SS形式) |
{site_name} | {サイト名} | WordPressサイト名 |
{site_url} | {サイトURL} | サイトのURL |
{admin_email} | {管理者メール} | WordPress管理者メールアドレス |
{current_date} | {現在の日付} | 現在の日付(YYYY-MM-DD形式) |
{current_time} | {現在の時刻} | 現在の時刻(HH:MM:SS形式) |
{user_ip} | {送信者IP} | 送信者のIPアドレス |
💡 ヒント: タグは英語版と日本語版の両方が使用できます。どちらを使用しても同じ結果が得られます。
すべてのフィールドを表示するタグ
{all_fields}タグを使用すると、フォームのすべてのフィールドが表形式で表示されます。
使用方法:
お問い合わせありがとうございます。
以下の内容でお問い合わせを受け付けました。
{all_fields}
担当者より折り返しご連絡いたします。
表示例:
{all_fields}タグは、以下のような表形式で表示されます:
| フィールド名 | 値 |
|---|---|
| お名前 | 山田太郎 |
| メールアドレス | yamada@example.com |
| お問い合わせ内容 | 商品についてお問い合わせがあります。 |
💡 ヒント: {all_fields}タグを使用すると、フォームにフィールドを追加しても、自動的にメールに含まれるため便利です。
メール本文の作成例
例1: シンプルな自動返信メール
件名:お問い合わせありがとうございます
本文:
{name}様
お問い合わせありがとうございます。
以下の内容でお問い合わせを受け付けました。
お名前:{name}
メールアドレス:{email}
お問い合わせ内容:{message}
担当者より折り返しご連絡いたします。
{サイト名}
{サイトURL}
例2: 詳細な自動返信メール
件名:{サイト名}へのお問い合わせありがとうございます
本文:
{name}様
この度は、{サイト名}にお問い合わせいただき、誠にありがとうございます。
以下の内容でお問い合わせを受け付けました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【お問い合わせ内容】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
{all_fields}
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
送信日時:{送信日時}
送信ID:{送信ID}
担当者より、通常1営業日以内に折り返しご連絡いたします。
お急ぎの場合は、お電話でお問い合わせください。
今後とも{サイト名}をよろしくお願いいたします。
{サイト名}
{サイトURL}
例3: HTML形式の自動返信メール
件名:お問い合わせありがとうございます
本文:
<p><strong>{name}様</strong></p>
<p>お問い合わせありがとうございます。<br>
以下の内容でお問い合わせを受け付けました。</p>
<table border="1" cellpadding="10">
<tr><th>お名前</th><td>{name}</td></tr>
<tr><th>メールアドレス</th><td>{email}</td></tr>
<tr><th>お問い合わせ内容</th><td>{message}</td></tr>
</table>
<p>担当者より折り返しご連絡いたします。</p>
<p>{サイト名}<br>
{サイトURL}</p>
自動返信メールの送信条件
自動返信メールが送信される条件は以下の通りです:
- 自動返信メールが有効になっている:フォーム設定で「自動返信メールを有効にする」にチェックが入っている
- フォームにメールアドレスフィールドがある:フォームにemail型のフィールドが含まれている
- メールアドレスが正しい形式:フォームに入力されたメールアドレスが正しい形式である
- フォーム送信が成功している:フォーム送信が正常に完了している
⚠️ 注意:
- メールアドレスフィールドがない場合、自動返信メールは送信されません
- メールアドレスが正しい形式でない場合、自動返信メールは送信されません
- フォーム送信に失敗した場合、自動返信メールは送信されません
メールアドレスフィールドの検出方法
自動返信メールの送信先は、フォームに入力されたメールアドレスから自動的に検出されます。
検出の優先順位:
- フィールド名が
emailのフィールド:最も優先的に検出されます - フィールド名に
emailまたはmailが含まれるフィールド:次に優先的に検出されます
💡 ヒント: 確実にメールアドレスを検出するには、フィールド名をemailに設定することを推奨します。
メールテスト機能
設定した自動返信メールが正常に送信されるかテストできます。
テスト送信の手順
- メール設定画面の「メールテスト」セクションを開く
- 「テスト送信先」フィールドにテスト用のメールアドレスを入力
- 「自動返信テスト」ボタンをクリック
- テストメールが送信されます
- メールが届いたら、内容を確認
💡 ヒント: テスト送信では、実際のフォーム送信データではなく、サンプルデータが使用されます。メールタグが正しく置換されているか確認してください。
よくある設定例
例1: 基本的なお問い合わせフォーム
設定:
- 件名:「お問い合わせありがとうございます」
- 送信者名:「{サイト名} お問い合わせ窓口」
- 送信元メールアドレス:
info@example.com - Reply-to:空欄(送信元と同じ)
- 本文:シンプルなメッセージ
本文例:
{name}様
お問い合わせありがとうございます。
以下の内容でお問い合わせを受け付けました。
お名前:{name}
メールアドレス:{email}
お問い合わせ内容:{message}
担当者より折り返しご連絡いたします。
{サイト名}
例2: 返信不要の自動返信メール
設定:
- 件名:「お問い合わせありがとうございます」
- 送信者名:「{サイト名}」
- 送信元メールアドレス:
noreply@example.com - Reply-to:
noreply@example.com(返信不要を明確に) - 本文:返信不要であることを明記
本文例:
{name}様
お問い合わせありがとうございます。
以下の内容でお問い合わせを受け付けました。
{all_fields}
担当者より折り返しご連絡いたします。
※このメールは自動送信されています。
このメールに返信されても、お問い合わせには対応できません。
お問い合わせは、お電話またはお問い合わせフォームからお願いいたします。
{サイト名}
例3: カスタマーサポート向けの自動返信メール
設定:
- 件名:「お問い合わせを受け付けました(送信ID:{送信ID})」
- 送信者名:「{サイト名} カスタマーサポート」
- 送信元メールアドレス:
support@example.com - Reply-to:
support@example.com(返信を受け取る) - 本文:詳細な情報とサポート連絡先
本文例:
{name}様
この度は、{サイト名}にお問い合わせいただき、誠にありがとうございます。
以下の内容でお問い合わせを受け付けました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【お問い合わせ内容】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
{all_fields}
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
送信日時:{送信日時}
お問い合わせID:{送信ID}
担当者より、通常1営業日以内に折り返しご連絡いたします。
お急ぎの場合は、以下の連絡先までお電話でお問い合わせください。
【カスタマーサポート】
電話:03-1234-5678(平日10:00-18:00)
メール:support@example.com
今後とも{サイト名}をよろしくお願いいたします。
{サイト名} カスタマーサポート
{サイトURL}
トラブルシューティング
問題1: 自動返信メールが送信されない
原因と解決方法:
- 自動返信メールが有効になっていない
- フォーム設定で「自動返信メールを有効にする」にチェックが入っているか確認
- フォーム全体を「保存」する必要がある
- メールアドレスフィールドがない
- フォームにemail型のフィールドが追加されているか確認
- フィールド名が
emailまたはmailを含んでいるか確認
- メールアドレスが正しい形式でない
- フォームに入力されたメールアドレスが正しい形式か確認
- バリデーションエラーがないか確認
- サーバーのメール送信設定
- WordPressのメール送信機能が正常に動作しているか確認
- メールプラグイン(SMTPプラグインなど)の設定を確認
問題2: メールが迷惑メールフォルダに入る
原因と解決方法:
- 送信元メールアドレスが正しく設定されていない
- 送信元メールアドレスが、実際に存在するメールアドレスか確認
- ドメインが正しく設定されているか確認
- SPFレコードやDKIMの設定
- サーバーのSPFレコードやDKIMの設定を確認
- メールサーバーの設定を確認
- メール内容の問題
- スパムと判断されやすい単語が含まれていないか確認
- メール本文が適切か確認
問題3: メールタグが置換されない
原因と解決方法:
- フィールド名が間違っている
- メールタグのフィールド名が、実際のフィールド名と一致しているか確認
- フィールド名は大文字小文字を区別します
- フィールドが削除されている
- メールタグで使用しているフィールドが、フォームに存在するか確認
- フィールドが削除されている場合、タグは置換されません
- タグの記述が間違っている
- タグは
{フィールド名}の形式で記述する必要があります - スペースや特殊文字が含まれていないか確認
- タグは
問題4: メールが届くのに時間がかかる
原因と解決方法:
- サーバーのメール送信設定
- サーバーのメール送信キューが詰まっている可能性
- サーバーのメール送信設定を確認
- メールサーバーの負荷
- メールサーバーの負荷が高い可能性
- 時間をおいて再度確認
- メールプラグインの設定
- SMTPプラグインなどの設定を確認
- メール送信の遅延設定を確認
ベストプラクティス
1. メールアドレスフィールドの設定
- フィールド名を
emailに設定:確実にメールアドレスを検出するため - 必須フィールドにする:メールアドレスが入力されない場合を防ぐため
- バリデーションを設定:正しいメールアドレス形式か確認するため
2. 送信元メールアドレスの設定
- 実際に存在するメールアドレスを使用:メールが正常に送信されるため
- ドメインが正しく設定されている:迷惑メールフォルダに入るのを防ぐため
- SPFレコードやDKIMの設定:メールの信頼性を向上させるため
3. メール本文の作成
- 分かりやすい件名:受信者が内容を理解しやすいように
- 簡潔で明確な本文:重要な情報を最初に記載
- メールタグを活用:動的な情報を挿入して、パーソナライズ
- HTML形式の使用:見やすいメールを作成(必要に応じて)
4. テスト送信の実施
- 設定後に必ずテスト送信:メールが正常に送信されるか確認
- 複数のメールアドレスでテスト:異なるメールプロバイダーで確認
- メールタグの確認:タグが正しく置換されているか確認
よくある質問
Q: 自動返信メールを無効にできますか?
A: はい、可能です。フォーム設定で「自動返信メールを有効にする」のチェックを外すと、自動返信メールは送信されません。
Q: 複数のメールアドレスフィールドがある場合、どれが送信先になりますか?
A: フィールド名がemailのフィールドが最優先で検出されます。そのようなフィールドがない場合、フィールド名にemailまたはmailが含まれるフィールドが検出されます。
Q: メール本文にHTMLタグは使えますか?
A: はい、使用できます。HTMLタグを使用すると、見やすいメールを作成できます。ただし、すべてのメールクライアントで正しく表示されるとは限りません。
Q: メールタグは件名でも使えますか?
A: はい、使用できます。件名にもメールタグを使用して、動的な情報を挿入できます。
Q: 自動返信メールと管理者宛メールは別々に設定できますか?
A: はい、可能です。自動返信メールと管理者宛メールは、それぞれ独立して設定できます。
Q: メールが送信されない場合、どうすればよいですか?
A: まず、メールテスト機能を使用して、メールが正常に送信されるか確認してください。問題が解決しない場合は、サーバーのメール送信設定やメールプラグインの設定を確認してください。
まとめ
自動返信メールの設定により、フォーム送信者に対して適切な確認メールを送信できます。
設定のポイント:
- 自動返信メールを有効にする
- フォームにメールアドレスフィールドを追加する(フィールド名は
email推奨) - 件名、送信者名、送信元メールアドレスを適切に設定
- メール本文にメールタグを使用して、動的な情報を挿入
- 設定後にテスト送信を実施して、正常に動作するか確認
詳細な設定方法については、「基本的なフォームの作成方法」の記事を参照してください。問題が解決しない場合は、ヘルプページの「よくある問題と解決方法」セクションを確認するか、サポートにお問い合わせください。

